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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。
「レクサスのディーラーは実際いくらもらえるのか」「営業と整備でどれくらい差が出るのか」「店長まで行けば1000万円に届くのか」と気になりますよね。
ただ、この質問をひとつの数字で答えるのは無理があるんですよ。
レクサス店を運営しているのはトヨタ自動車ではなく、各地域の販売会社です。
給与規程が会社ごとに違うので、同じセールスコンサルタントでも求人票の月給上限が10万円近く離れることがあります。
そこでこの記事では、厚生労働省の統計と実在する求人票の数字を土台に、職種別の目安と年収が動く仕組みを順に解説します。
記事のポイント
①:年収は運営する販売会社で変わる
②:自動車営業の平均は585.7万円
③:求人票の実例では上限が32万円台
④:認定制度と資格手当が上乗せになる
レクサスディーラーの年収の結論
先に、この記事全体の答えを置いておきますね。
根拠となる統計と求人票はあとの章で順に出していくので、ここでは輪郭だけつかんでください。
職種より先に会社で決まる
結論から言うと、レクサスディーラーの年収を最初に左右するのは職種ではありません。
どの販売会社に入るかが、職種の違いより大きく効いてきます。
レクサス店を運営しているのは、その地域でトヨタ車も扱ってきた販売会社です。
2005年の国内導入のときにトヨタ自動車が各販売会社へ参入を問い、賛同した会社に販売権が渡りました。
つまり給与規程も賞与の月数も、レクサスで統一されているわけではないんですね。
ここを押さえないまま平均値だけ見ると、実際の求人票と数字が合わなくて混乱すると思います。
レクサスディーラーの年収は「職種の相場」より先に「運営会社の給与規程」で決まります。
公的統計が示す土台の水準
まず土台になる数字を見ておきましょう。
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、自動車営業の平均年収は585.7万円です。
自動車整備士のほうは503.8万円で、この差が約82万円あります。
どちらも令和7年賃金構造基本統計調査にもとづく数値で、全ブランドの販売会社をまとめた平均です。
レクサス店だけを切り出した平均年収は、公的にも各社の資料でも公表されていません。
ですから「レクサスは平均○○万円」と言い切っている情報は、根拠をたどれないものが多いんですよ。
求人票で見える実際の幅
では実在する求人票ではどうなっているのか、という話になりますよね。
セールスコンサルタントの月給は、確認できた例で19万円から32万2,560円まで開いていました。
技術職はモデル年収として550万円と700万円が示されている例があります。
想定年収の下限だけ見れば300万円台からのスタートで、一律の相場観には収まりません。
会社名と数字は次の章で表にして並べるので、そこで見比べてみてください。
この記事の読み進め方
この記事は、職種別の目安を見てから仕組みを理解する順番で作ってあります。
先に自分が気になる職種の数字を確認して、そのあと年収が動く要因へ進むと迷いにくいです。
最後の章では、入社前に求人票のどこを見ればいいかまで落とし込みました。
数字はすべて出どころを添えてあるので、気になったら自分でも確かめられるようにしています。
ここ、いちばん大事なところなので先に共有しておきたかったんです。
レクサスディーラーの年収を職種別に比較
ここからは職種ごとに、確認できる数字を並べていきます。
あわせて、それぞれの職種が店舗でどんな役割を持っているかも触れておきますね。
レクサス店にある主な職種
まず、レクサス店の職種名は一般的なディーラーと少し違います。
販売担当はセールスコンサルタント、整備部門はテクニカルサービスと呼ばれています。
加えてレクサスアシスタントという職種があり、来店した客をセールスコンサルタントやテクニカルサービスへつなぐ役割です。
呈茶やコレクションの販売といった接客に、店舗運営や備品の発注まで含まれます。
職種名が違うだけでなく、担当する範囲の切り方そのものが違うんですね。
| 職種名 | 主な役割 | 年収の材料 |
|---|---|---|
| セールスコンサルタント | 新車と認定中古車の販売・顧客対応 | 月給+賞与+インセンティブ |
| テクニカルサービス | 点検・車検・整備・故障診断 | 月給+賞与+資格手当 |
| レクサスアシスタント | 受付・呈茶・コレクション販売・店舗運営 | 月給+賞与 |
| マネージャー・店長 | 店舗の売上管理と人材育成 | 月給+賞与+役職手当 |
セールスコンサルタントの給与
営業職の数字から見ていきますね。
神奈川トヨタ自動車がレクサス4店舗で募集していたセールスコンサルタントは、月給19万円から26万2,400円でした。
想定年収は300万円から500万円、賞与は年2回で計約4.0ヶ月分に期末賞与が加わる形です。
年間休日は118日で、勤務地はレクサス都筑見花山と港北大倉山、藤沢、相模原の4店舗でした。
この求人は2025年1月30日で掲載が終了しているため、いまも同じ条件とは限りません。
それでも、レクサス店の営業職がどのあたりから始まるかの目安にはなると思います。
営業の想定年収は会社差が大きい
もう1社、地方のレクサス専業会社の例も見てみましょう。
愛媛県松山市のレクサス松山城北のセールスコンサルタントは、月給232,320円から322,560円に諸手当とインセンティブが付く条件でした。
想定年収は初年度で350万円から560万円、賞与は年3回で前年度実績5.29ヶ月分です。
神奈川の例と比べると、月給の上限で6万円、賞与の月数で1.29ヶ月分の差があります。
同じ職種でここまで開くのは、給与を決めているのが会社ごとの規程だからです。
だから相場を1本の線で語ると、どちらの会社を見ても数字が合わなくなるんですよ。
求人票3社の条件を並べる
ここまで出てきた数字を、まとめて見比べられる形にしておきますね。
下記の表は、実在した募集要項から月給と想定年収、賞与と年間休日を抜き出したものです。
会社の規模や所在地ではなく、条件そのものの並び方に注目してみてください。
| 運営会社 | 職種 | 月給 | 想定年収 | 賞与と年間休日 |
|---|---|---|---|---|
| 神奈川トヨタ自動車 | セールスコンサルタント | 19万〜26万2,400円 | 300万〜500万円 | 年2回 計約4.0ヶ月分+期末/118日 |
| レクサス松山城北 | セールスコンサルタント | 23万2,320〜32万2,560円 | 350万〜560万円 | 年3回 前年度実績5.29ヶ月分/111日 |
| ジャミール商事 | サービスエンジニア | 23万〜35万円 | 550万・700万円のモデル例 | 年2回 前年度実績4ヶ月分/120日 |
注意
求人票の条件は募集のたびに書き換えられます。
応募するときは必ず最新の募集要項で月給と賞与の月数を確認してください。
営業で年収を伸ばす条件
営業職で数字を伸ばすには、月給の上限に近づくだけでは足りません。
レクサス松山城北の例のように、諸手当とインセンティブが月給の外側に積まれる作りが一般的です。
つまり販売の成果は、月給表の中ではなく手当の側に出てくるわけですね。
ここに年3回の賞与が乗ると、想定年収の上限560万円という数字に届いてきます。
逆に言えば、基本給だけを見て会社を比べても実際の手取りは読めません。
求人票では月給の下に何が並んでいるかを、必ずセットで見てほしいところです。
レクサスアシスタントの仕事
次に、店内でいちばん最初に客と接する職種です。
レクサスアシスタントは、来店した客の要望を聞き取って担当者へつなぐまでの時間を受け持ちます。
呈茶やコレクションの販売といった接客に加えて、店舗の運営と備品の発注も業務に入っています。
経験を積むとアシスタントリーダーへ進む道が用意されている会社もあります。
販売の数字を直接持たない職種なので、インセンティブの比重は営業より小さくなります。
そのぶん、年収の伸びは基本給と賞与、それに役割の広がりで決まってきますよ。
受付やレセプションの位置づけ
受付職については、採用の見られ方が営業とかなり違います。
店舗の第一印象を作る役割なので、所作や言葉遣いの評価が重く扱われる職種です。
レクサス店のスタッフは、富士スピードウェイにあるレクサスカレッジで研修を受けてから配属されます。
そこでは小笠原流礼法をもとにした所作の訓練まで組み込まれているそうです。
受付の選考基準そのものはレクサスのディーラーに美人が多い理由と接客の裏側とはで掘り下げているので、気になる人はそちらもどうぞ。
サービスエンジニアの給与
技術職の数字に移りますね。
レクサス練馬を運営するジャミール商事のサービスエンジニア職は、月給23万円から35万円でした。
賞与は年2回で前年度実績4ヶ月分、年間休日は120日です。
応募要件は自動車整備士2級以上と普通自動車運転免許、それに整備経験2〜3年以上でした。
営業職の求人と比べると、月給の下限が高く上限も上に伸びているのが特徴です。
資格が前提になる職種なので、入口の条件と給与の高さがつながっている形ですね。
技術職のモデル年収の実例
同じ求人には、社員のモデル年収が2つ示されていました。
24歳で経験年数4年のケースが550万円、32歳で経験年数8年の主任クラスが700万円です。
整備の職種は上限600万円あたりで語られることが多いのですが、この実例はそれを超えています。
役職が付けば700万円台が見えてくる職種だと考えたほうが実態に近いです。
公的統計の自動車整備士の平均503.8万円と並べると、レクサス店の技術職が上振れしやすい理由も見えてきます。
補足
モデル年収は実在する社員の例として求人票に載る数字です。
全員がその金額に届くという意味ではないので、幅の上側として読むのが安全ですよ。
整備士の年収をもっと詳しく
整備の職種だけを深く知りたい場合は、専用の記事があります。
資格の等級ごとの違いやトヨタ側との比較はレクサスの整備士の年収は平均より高いのか?トヨタとどう違うのかその実態にまとめてあります。
この記事では、あくまで他職種と並べたときの位置づけまでに留めておきますね。
職種をまたいで比べたい人はこのまま、整備一本で考えたい人はそちらへ進むのが早いと思います。
マネージャーの年収の目安
ここからは役職者の話です。
最初にはっきりさせておくと、レクサス店のマネージャーの年収を公表した資料は確認できませんでした。
ですから600万円から800万円といった具体的なレンジを断定するのは避けたいところです。
手がかりになるのは、技術職で主任クラスのモデル年収が700万円になっていた点です。
役職が付くと基本給に役職手当が乗る仕組みは、どの販売会社でも共通しています。
営業出身の管理職も、同じ考え方で基本給と手当が積み上がっていくと見るのが自然ですね。
マネージャーの仕事の中身
年収の話をするなら、何に対して払われているかも見ておきたいです。
マネージャーは自分の販売実績だけでなく、部下の育成と店舗目標の達成まで背負います。
レクサス店は顧客満足度の評価が制度に組み込まれているため、接客品質の維持も仕事に入ってきます。
売った台数さえ足りていればいい、という評価にはなりにくい構造です。
ここが一般的なディーラーの管理職と違うところかなと思います。
年収が上がるほど、数字以外の責任が増えていく職種だと考えておくといいですよ。
店長とゼネラルマネージャー
役職名は会社によって呼び方が変わります。
店長と呼ぶ会社もあれば、ゼネラルマネージャーという名称を使う会社もあります。
店舗を統括する立場という点は同じでも、権限の範囲や担当店舗数は会社ごとに違います。
役職名で年収を推し量ろうとすると、この違いのぶんだけずれてしまうんですよ。
求人票や社内の資料で、役職名と担当範囲をセットで確認するのが確実です。
複数店舗を見るポジションになると、担う範囲はさらに広がっていきます。
店長の年収が動く条件
店長クラスの年収についても、公表された数字は見つかりませんでした。
1000万円に届くかどうかを断定できる材料は、公開情報の範囲にはないんです。
ただ、動く要因ははっきりしています。
運営会社の給与規程、賞与の月数、担当店舗の規模、そして業績連動の手当があるかどうかです。
賞与だけでも年2回4ヶ月分と年3回5.29ヶ月分の例があり、1.29ヶ月分の差が付いていました。
この差は役職が上がるほど基本給に掛かる形で効いてくるので、無視できない大きさになりますよ。
レクサスディーラーの年収が決まる仕組み
職種の目安を見たところで、次は金額が動く仕組みに入ります。
ここを理解しておくと、求人票の数字を自分に当てはめて読めるようになりますよ。
基本給と賞与の組み合わせ
販売会社の給与は、基本給と賞与の2階建てが基本です。
そこに諸手当とインセンティブが乗って、年収の形になります。
参考になるのが、厚生労働省が出しているハローワークの求人賃金です。
自動車営業は月額25.6万円、自動車整備士は月額25.1万円で、その差は5,000円ほどでした。
ところが平均年収では585.7万円と503.8万円で82万円近く離れています。
月給の入口はほぼ同じでも、賞与と手当の積み方で年収の差が生まれているということですね。
| 比較項目 | 自動車営業 | 自動車整備士 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 585.7万円 | 503.8万円 |
| 平均年齢 | 39.9歳 | 40.6歳 |
| 月当たり労働時間 | 164時間 | 166時間 |
| ハローワーク求人賃金 | 月額25.6万円 | 月額25.1万円 |
| 有効求人倍率 | 14.47 | 5.45 |
| 就業者数 | 581,280人 | 376,070人 |
賞与の月数は会社ごとに違う
年収の差を作る最大の要因が、この賞与の月数です。
確認できた例では、年2回で計約4.0ヶ月分の会社と、年3回で前年度実績5.29ヶ月分の会社がありました。
月給30万円で計算すると、この1.29ヶ月分の違いは年間で約39万円になります。
月給表の数万円の差より、こちらのほうが効きやすいわけですね。
しかも賞与は前年度実績として書かれることが多く、業績で上下する性質があります。
だから求人票では、月数と「前年度実績」という表記の有無まで見ておきたいところです。
インセンティブの対象範囲
営業職のインセンティブは、車両の販売だけが対象ではありません。
保険や点検整備のサービス、それにオプション品の提案も加点の材料になります。
販売台数が多くない月でも、周辺の提案でカバーできる余地があるという意味です。
逆に、車両だけ売って周辺提案をしない働き方では上振れしにくくなります。
この設計は、高額な車を少数の客に売るレクサス店の商売と噛み合っています。
1台あたりの単価が高いぶん、1件を丁寧に広げる方が効率がいいんですよね。
個人ノルマなしという話の扱い
レクサスには個人ノルマがない、という説明をよく見かけますよね。
ただ、これをレクサスの公式な制度として示した資料は確認できませんでした。
求人記事や体験談として広まった説明で、裏付けの取れる一次情報が見つからないんです。
実際のところ、評価の仕組みは運営会社ごとに定められています。
ですから「レクサスだからノルマがない」とまとめるのは、会社差を消してしまう乱暴な言い方になります。
応募先が決まっているなら、その会社の評価制度を面接で直接聞くのが確実ですよ。
注意
ノルマや評価の仕組みは会社ごとに違い、外から確認できない部分が多くあります。
気になる場合は面接や職場見学の場で必ず確認してください。
顧客満足度が評価に効く理由
裏付けが取れる範囲で言えるのは、顧客満足度の位置づけです。
レクサスには販売スタッフを認定する制度があり、その要件に顧客満足度の評価が入っています。
新車を売った時点だけでなく、1年後、3年後、4年半後の評価まで見られる仕組みです。
5段階の最高評価を年間を通して8割程度取り続ける必要があるとされています。
売った瞬間で終わらせない設計になっているので、長く付き合う客を増やす働き方が有利になります。
ここが年収の伸び方にも影響してくるところかなと思います。
レクサス・スペシャリスト
認定制度を個別に見ていきますね。
レクサス・スペシャリストは、セールスコンサルタントを対象にした認定です。
販売店で1年間の成績のボーダーラインを突破し、そのうえで1年間のメーカー研修を受けて試験に合格する必要があります。
顧客満足度の要件も重く、全国のレクサス店を通じても数えるほどしかいないとされています。
ここまで来ると、店舗の中での位置づけも待遇も変わってくる立場です。
年収を大きく動かしたい営業職にとっては、いちばん分かりやすい目標になりますよ。
テクニカルエキスパート認定
技術側にも同じような認定があります。
レクサス・テクニカルエキスパートは、テクニカルスタッフを対象にした認定です。
技術診断と整備実技、学科試験に加えて、接客対応の実技試験まで課されます。
合格した人は整備のツナギに青いワッペンを付けるので、外から見ても分かる仕組みです。
整備の腕だけでなく接客まで問われるのが、レクサス店らしいところですね。
求人票でも資格取得支援の対象として名前が挙がっていました。
レクサス・ジュエルの認定
接客応対の部門にも認定があります。
レクサス・ジュエルは、レセプションスタッフやアシスタントを対象にした制度です。
所属している店舗の顧客満足度が高いことが前提で、1年間の専門研修を経て認定試験を受けます。
合格すると制服の胸元に特別なバッジが付きます。
販売の数字を直接持たない職種にも、評価される道筋が用意されているわけですね。
| 認定の名称 | 対象の職種 | 主な要件 | 見た目の目印 |
|---|---|---|---|
| レクサス・スペシャリスト | セールスコンサルタント | 成績のボーダー突破+1年間のメーカー研修+試験合格 | 公表されていない |
| レクサス・テクニカルエキスパート | テクニカルスタッフ | 技術診断・整備実技・学科・接客対応実技の試験 | ツナギの青いワッペン |
| レクサス・ジュエル | レセプション・アシスタント | 店舗の顧客満足度+1年間の専門研修+認定試験 | 制服胸元の特別バッジ |
資格手当という上乗せ
認定とは別に、資格そのものへ手当が付く仕組みもあります。
レクサス練馬の求人では、自動車検査員の資格に10,000円、トヨタ技術検定1級に10,000円の手当が示されていました。
両方持っていれば、月2万円が固定で乗る計算になります。
年間で24万円ですから、賞与の月数に近い影響力があるわけです。
研修は富士スピードウェイでのレクサス導入研修から店舗での実務、新型車の技術研修まで用意されていました。
技術職で年収を上げたいなら、この手当の一覧を求人票で必ず確認したいところですね。
レクくん年収を比べるときは、月給より賞与の月数と手当の一覧を先に見たほうが早いですよ。
サスちゃんじゃあ月給が高い会社を選んでも、損をすることがあるってことですか。
レクサスディーラーの年収と雇用形態や地域差
同じ会社の同じ職種でも、条件が変わる要素がまだ残っています。
この章では雇用形態と勤務地、それに勤続年数の3つを見ていきます。
正社員と契約社員の差
雇用形態の違いは、年収そのものより仕組みの差として出てきます。
正社員は基本給に賞与と各種手当が乗り、昇給の対象にもなります。
契約社員や嘱託社員は月給制でも、賞与や昇給の扱いが限定される場合が多いです。
ここまでは自動車販売の業界で広く見られる構造ですね。
ただし具体的な金額差は会社ごとの規程によるので、一律の数字では言えません。
募集要項に雇用形態と賞与の有無が並んで書かれているかを、まず確認したいところです。
| 比較項目 | 正社員 | 契約社員・嘱託 |
|---|---|---|
| 賞与 | 年2〜3回の支給が一般的 | 支給の有無が会社ごとに違う |
| 昇給 | 年次評価で対象になる | 限定される場合がある |
| 契約期間 | 期間の定めなし | 更新のたびに見直される |
| 役職への道 | 管理職まで開かれている | 正社員登用が前提になる |
契約社員から正社員になる道
契約社員として入ってから正社員を目指す形も現実的です。
接客の質と成果が評価されれば、登用の対象になる会社があります。
レクサス店は顧客満足度が制度に組み込まれているので、そこで評価を積める職種なら道は見えやすいです。
大事なのは、登用の実績があるかを応募前に確かめておくことですね。
制度として書いてあっても、実際に通っている人がいるかは別の話なんですよ。
福利厚生で見る実質の差
年収の数字に出ない待遇も見ておきたいところです。
社会保険や退職金の制度、育児や介護の休暇は長く働くほど効いてきます。
販売会社ならではの制度としては、社員向けの車両購入の扱いもあります。
この部分はレクサスの社員割引の真実とトヨタ社員の割引制度まとめで詳しくまとめてあるので、気になる人はそちらを見てください。
年収だけで比べると、こういう部分がまるごと抜け落ちてしまいます。
都市部が有利とは限らない
地域差については、思い込みが入りやすいので慎重に見たいところです。
都市部は富裕層が多いから年収も高い、という説明をよく見かけますよね。
ところが実在する求人票では、地方のほうが月給の上限も賞与の月数も高い例がありました。
神奈川の会社が月給上限26万2,400円で賞与約4.0ヶ月分、松山の会社が上限32万2,560円で年3回5.29ヶ月分です。
都市部だから高い、地方だから低いという整理は成り立たないんですね。
効いているのは地域そのものではなく、その地域で運営している会社の規程のほうです。
求人票で地域差を確かめる
では地域差をどう確かめるか、という話になりますよね。
まず勤務地ではなく、募集している会社の名前を見てください。
レクサス店の運営は地域の販売会社ごとに分かれているので、会社名で条件が決まります。
実は東京の小石川には、國際グループとトヨタ自動車のジョイントベンチャーで設立された全国唯一の会社もあります。
レクサス小石川販売という名前で、2005年に開業してレクサス小石川と認定中古車のショールームを運営しています。
これほど成り立ちが違う会社が混ざっているので、地域名でひとくくりにはできないわけです。
補足
同じ看板の店でも、運営している会社が違えば給与規程は別ものです。
気になる店舗の運営会社名は、店舗ページの会社概要で確認できますよ。
勤続年数と昇給の関係
勤続年数についても押さえておきましょう。
販売会社は長期の人材育成を前提にしているため、年次評価で基本給が上がる仕組みが整っています。
ただ、在籍が長いだけで自動的に上がるわけではありません。
成果と接客の評価が積み重なって、はじめて昇給に結び付く形です。
公的統計で自動車営業の平均年齢が39.9歳、平均年収が585.7万円という組み合わせも参考になります。
40歳前後で600万円手前という水準が、業界の真ん中あたりだと見ておくといいですよ。
昇給幅の現実的な見方
昇給の幅そのものは、劇的なものではありません。
基本給の伸びで年収が跳ねるというより、賞与の月数が基本給に掛かって効いてくる形です。
月給が2万円上がれば、賞与5.29ヶ月分の会社では年間で10万円以上の差になります。
逆に賞与が薄い会社では、同じ2万円でも年間の増え方が小さくなります。
だから昇給の話は、必ず賞与の月数とセットで考えたいところですね。
年収を大きく動かすのは、やはり役職と認定のほうです。
レクサスディーラーの年収を上げる道筋
最後の章では、入る側の視点で道筋を整理します。
就職の難易度から、入ったあとの伸ばし方まで順に見ていきますね。
就職難易度は本当に高いのか
レクサス店は入りにくい、という前提で語られがちですよね。
ところが公的なデータを見ると、この見方は少し修正が必要です。
自動車営業の有効求人倍率は14.47で、1人の求職者に14件以上の求人がある状態でした。
自動車整備士も5.45と高く、どちらも人手が足りていない職種です。
業界全体としては、応募者が選ばれにくいというより採用側が集めにくい構図なんですね。
もちろんレクサス店だけの倍率は公表されていないので、そこは分けて考える必要があります。
学歴や資格の必要性
入口の条件も、思われているほど厳しくありません。
厚生労働省の職業情報では、自動車営業の入職に学歴や資格は必須とされていません。
必要になるのは試乗や納車のときの運転免許です。
実務経験についても、調査対象者の59.1%が特に必要ないと答えていました。
整備士のほうは専門学校卒が60.4%と多い一方で、資格なしで就職して働きながら取る道も残されています。
入職前の実務経験は特に必要ないという回答が39.6%で最多でした。
未経験で入れる職種はどれか
未経験で入る場合、職種によって入口の作りが違います。
営業職は未経験可の募集が多く、実際に確認した2社ともその条件が付いていました。
一方で技術職は自動車整備士2級以上と経験2〜3年以上が要件になっていました。
つまり未経験から入るなら、営業か受付側の職種が現実的な入口になります。
入ってからレクサスカレッジの研修で接客を身に付けていく流れですね。
ここ、進路を決めるうえで意外と見落とされやすいところだと思います。
営業から管理職へ進む道
入ったあとの伸ばし方を見ていきましょう。
営業職の王道は、成績と顧客満足度を積んで役職へ進む道です。
チームをまとめる立場になると、基本給に役職手当が乗ります。
そのうえで賞与の月数が掛かるので、年収の伸び方が一段変わってきます。
ここに認定制度が重なると、社内での位置づけもはっきりしてきますよ。
短期の販売台数だけを追う働き方では、この道に乗りにくいのが特徴です。
技術職で伸ばす道
技術職は、資格を積み上げる形が分かりやすいです。
自動車整備士2級から上位の等級へ進み、自動車検査員の資格まで取る流れになります。
検査員資格と技術検定1級で月2万円という手当の例があり、固定で上乗せされます。
そこにレクサス・テクニカルエキスパートの認定が重なると、店舗での立場も変わってきます。
主任クラスで700万円というモデル年収は、この積み上げの先にある数字ですね。
資格取得の支援制度があるかどうかも、会社選びの判断材料になりますよ。
本部や別職種へ広げる道
店舗以外へ広げる選択もあります。
販売会社には本部機能があり、商品企画や教育の担当といったポジションが置かれています。
複数店舗を統括する立場へ進む道もあり、担当範囲は店長より広がります。
ただし、これらのポジションの年収を公表した資料は確認できませんでした。
役職名だけが独り歩きしている情報も多いので、金額の断定は避けたほうが安全です。
社内での実際の処遇は、面接や社員との面談で確かめるのが確実だと思います。
年収の落とし穴になる点
逆に、見落とすと後悔しやすい部分も挙げておきます。
年間休日は確認できた3社で111日、118日、120日と9日の差がありました。
労働時間のほうも、公的統計では自動車営業が月164時間、整備士が月166時間です。
土日が稼ぎどきの商売なので、休みの取り方は生活に直結します。
年収が同じでも、年間休日が9日違えば1日あたりの重みは変わりますよね。
金額だけを並べて比べると、この部分がすっぽり抜けてしまいます。
入る前に確認したい項目
まとめとして、確認したい項目を並べておきますね。
店舗の看板ではなく、運営している会社の名前から入るのが出発点です。
そのうえで月給の幅、賞与の回数と月数、諸手当と資格手当の一覧、年間休日を並べて比べます。
評価制度と正社員登用の実績は、面接の場で聞くのが確実です。
接客への向き合い方が気になる人は、客側から見た評価も参考になります。
店舗対応の実情はレクサスのディーラーがひどい噂は本当か?接客トラブルの実態で扱っているので、働く側の視点と突き合わせてみてください。
確認項目のチェックリスト
確認したい項目を、そのまま持ち歩ける形に落としておきます。
この順番で見ていけば、数字の見落としはかなり減らせると思います。
- 募集元の運営会社名を確認する
- 月給の下限と上限、そして諸手当の内訳
- 賞与の回数と月数、前年度実績かどうか
- 資格手当の対象と金額
- 年間休日と有給の扱い
- 評価制度と正社員登用の実績
レクくん会社名から調べ始めれば、同じ看板でも条件が違う理由がすぐ分かります。
サスちゃん店舗ページの会社概要を先に見ればいい、ということですね。
レクサスディーラーの年収のよくある質問
ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。
細かい部分ですが、応募先を決めるときに効いてくる内容だと思います。
Q1. トヨタ自動車の社員として働けますか?
レクサス店を運営しているのは各地域の販売会社で、トヨタ自動車ではありません。
応募先も雇用契約の相手も、その販売会社になります。
会社名は店舗ページの会社概要で確認できますよ。
Q2. 女性でも年収は変わりませんか?
給与規程は職種と等級で決まる作りが一般的で、性別で分けた規程は確認できません。
ただし各社の実際の分布を示した資料も公表されていません。
気になる場合は、応募先で等級ごとの基準を確認してみてください。
Q3. 転勤はありますか?
運営会社の営業エリア内での異動が基本になります。
会社ごとに範囲が違い、転勤なしを条件に掲げている募集もありました。
募集要項の勤務地欄と異動の記載を必ず見てください。
Q4. 中途と新卒でスタートは違いますか?
確認できた募集はどちらも未経験可で、想定年収は300万円台からの設定でした。
前職の経験が評価されて上乗せされるかは、会社の規程によります。
選考の段階で提示条件を書面で確かめるのが確実です。
Q5. 車が好きなだけでも通用しますか?
営業職は入職に学歴や資格が必須とされておらず、間口は広いほうです。
一方で顧客満足度の評価が制度に組み込まれているため、接客への向き合い方は問われます。
車の知識は入ってから研修で積める部分が大きいと思いますよ。
レクサスディーラーの年収のまとめ
ここまで、公的統計と実在する求人票をもとに整理してきました。
最後に、判断に使える要点だけ並べておきますね。
総括:レクサスディーラーの年収の要点
レクサスディーラーの年収は、職種の相場より運営会社の給与規程で決まっていました。
公的統計の土台は自動車営業585.7万円と自動車整備士503.8万円で、その差は約82万円です。
そして求人票を見ると、同じセールスコンサルタントでも月給の上限に6万円、賞与に1.29ヶ月分の開きがありました。
- レクサス店は各地域の販売会社が運営している
- 自動車営業の平均年収は585.7万円・整備士は503.8万円
- 営業の求人例は月給19万〜32万2,560円と幅が大きい
- 技術職は主任クラスで700万円のモデル年収の例がある
- 賞与は年2回4ヶ月分から年3回5.29ヶ月分まで差がある
- 都市部が高いとは限らず地方のほうが高い例もあった
- 有効求人倍率は営業14.47で入口は狭くない
あなたは、月給の高さを軸に会社を選びますか。
それとも、賞与の月数と休日まで含めて総額で比べますか。
給与条件や募集要項は変更される場合があります。
正確な情報は各運営会社の最新の募集要項で確認し、最終的な判断は採用担当へ相談してください。
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