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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。
「レクサスCTの前期と後期は何が違うのか」「中期はいつからいつまでなのか」「結局どの年式を買えばいいのか」と迷いますよね。
レクサスCTは2011年1月から2022年11月まで、一度もフルモデルチェンジをせずに売られ続けた車です。
そのぶん改良の回数が多く、外から見て分かる大きな節目が2回、装備だけが変わった節目が何度もありました。
つまり前期・中期・後期という呼び方は、2つのマイナーチェンジの日付を境にした区切りなんですよ。
そこでこの記事では、公式発表とカタログの数字をたどりながら、3つの時期で何がどう変わったのか、中古で選ぶならどこを見ればいいのかを整理しますね。
記事のポイント
①:前期と中期と後期を分ける2つの日付
②:外装と内装で変わった具体的な中身
③:安全装備と燃費表記の切り替え時期
④:中古で狙う型の決め方と確認方法
レクサスCTの前期・中期・後期の違いの結論
最初に、この記事の答えをまとめて置いておきますね。
細かい改良まで数えるとキリがないので、判断に効く境目だけを先に押さえてしまうのが早いです。
| 比較項目 | 前期 | 中期 | 後期 |
|---|---|---|---|
| 期間 | 2011年1月〜2014年1月 | 2014年1月〜2017年8月 | 2017年8月〜2022年11月 |
| フロントの顔 | スピンドル形の初期意匠 | スピンドルグリル導入 | メッシュ意匠へ変更 |
| 全長 | 4,320mm | 4,350mm | 4,355mm |
| ナビ画面 | 従来サイズ | 従来サイズ | 10.3インチ |
| 予防安全 | 標準装備なし | 標準装備なし | Lexus Safety System +を全車標準 |
| 燃費表記 | JC08モード | JC08モード | 2020年8月からWLTCモード |
見分ける境目は2つの日付
結論から言うと、レクサスCTの世代を分けているのは2014年1月16日と2017年8月24日の2つです。
この2回がマイナーチェンジで、それ以外の変更は一部改良という扱いになっています。
前期は2011年1月の発売から2014年1月まで、中期は2014年1月から2017年8月まで、後期は2017年8月から販売終了までです。
販売店の中古車情報で年式だけを見ていると、この境目をまたいだ個体を取り違えることがあります。
たとえば2014年式でも、1月16日より前に登録された車なら中身は前期なんですよ。
年式ではなく初度登録の月まで見るのが、いちばん確実な確認方法になります。
迷ったときの基準は中期
どれか一つを基準に据えるなら、私は中期を真ん中に置いて考えます。
理由は、外観がいまのレクサスに近づいた最初の型でありながら、価格がいちばん落ち着いているからです。
前期は同じ車に見えて顔つきが古く、後期は装備が良いぶん相場が高めに推移しています。
中期を基準にして、顔つきに不満があるなら後期へ、予算を優先したいなら前期へと動く。
この順番で考えると、比較する対象がぶれにくくなりますよ。
ここ、迷いやすいところなので、あとの章で価格と装備の実額も並べていきますね。
すでに生産を終えたモデル
もう一つ、前提として押さえておきたい事実があります。
レクサスCTは2022年10月をもって生産を終了し、日本での販売も2022年11月30日で終わりました。
つまり、どの型を選ぶにしても新車という選択肢はもう存在しません。
2011年の発売から数えて約11年、約65の国と地域で累計約38万台が売られたモデルでした。
後継となる新型は用意されなかったため、CTという名前はここで一度途切れています。
この記事の内容も、すべて中古車を前提にした比較として読んでもらえればと思います。
レクくん境目は2014年1月と2017年8月の2回だけなので、そこさえ覚えれば迷いませんよ。
サスちゃん同じ2014年式でも中身が違うことがあるって、知らないと危ないですね。
レクサスCTの前期・中期・後期の違いの年表
ここでは、11年間の改良を時系列で並べていきます。
下記の表は、公式発表とカタログで確認できる主な節目をまとめたものです。
| 時期 | 区分 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2011年1月12日 | 発売 | ハイブリッド専用モデルとしてデビュー |
| 2012年8月23日 | 一部改良 | 装備の見直しと価格改定 |
| 2014年1月16日 | マイナーチェンジ | スピンドルグリル導入・全長4,350mmへ |
| 2015年1月8日 | 一部改良 | 特別仕様車の設定と価格改定 |
| 2015年8月6日 | 一部改良 | 装備の見直し |
| 2017年8月24日 | マイナーチェンジ | メッシュ意匠へ変更・予防安全を全車標準 |
| 2020年8月20日 | 一部改良 | 駐車支援ブレーキ標準化・WLTC表記へ |
| 2022年3月3日 | 特別仕様車 | 最終記念モデルを設定 |
| 2022年10月 | 生産終了 | 11年の歴史に幕 |
2011年1月のデビュー
レクサスCTが日本で発売されたのは2011年1月12日です。
レクサスとしては初めてのハイブリッド専用コンパクトで、1.8リッターエンジンとモーターを組み合わせた構成でした。
ボディは全長4,320mm、全幅1,765mm、ホイールベース2,600mmの5ドアハッチバックです。
グレードは標準のCT200hに加えて、version C、F SPORT、version Lの4本立てで始まりました。
この4グレード構成は、最後まで大きく変わらずに続いていきます。
発売時点の価格は355万円から430万円で、レクサスの中ではいちばん手が届きやすい位置づけでしたよ。
2012年8月の一部改良
最初の手直しは2012年8月23日に入りました。
ここはマイナーチェンジではなく一部改良なので、見た目の大きな変更はありません。
装備の内容が見直され、価格が数万円ほど動いた程度の変化です。
同じ年の10月には、内装に特化した特別仕様車も追加されています。
中古で探すときも、2012年式と2013年式を分けて考える必要はほとんどないかなと思います。
前期の中で細かく年式を選ぶより、走行距離と整備の記録を見たほうが差は出やすいです。
2014年1月のマイナーチェンジ
ひとつめの大きな節目が、2014年1月16日のマイナーチェンジでした。
ここでレクサスの象徴であるスピンドルグリルがフロントに導入され、顔つきが大きく変わっています。
リアバンパーも低重心で踏ん張り感のある意匠へ変更されました。
この変更で全長は4,320mmから4,350mmへ30mm伸びています。
ボディカラーには新規開発色のマダーレッドが加わり、全11色の設定になりました。
洗車などの細かいすり傷を自己修復するセルフリストアリングコートも、このときの採用です。
価格は356万円から448万円で、発売当初から大きくは動いていません。
2015年の2度の一部改良
中期のあいだにも、2015年1月8日と2015年8月6日の2回、一部改良が入っています。
1月の改良では特別仕様車のF SPORT Xラインが設定されました。
8月の改良では装備の見直しが行われ、価格は366万1,000円から460万8,000円になっています。
翌2016年にも価格改定と特別仕様車の追加があり、中期は細かい変更が続いた時期でした。
とはいえ、外から見て分かるほどの違いは出ていません。
中期の中でどの年式を選ぶかは、装備よりも状態で判断していいと思いますよ。
2017年8月のマイナーチェンジ
ふたつめの節目が、2017年8月24日のマイナーチェンジです。
スピンドルグリルには新意匠のメッシュが採用され、ヘッドランプはアローヘッド形状へ変わりました。
リアコンビネーションランプも拡大され、後ろから見たときの印象が変わっています。
全長はさらに5mm伸びて4,355mmになりました。
室内ではナビディスプレイが10.3インチへ拡大され、オーナメントパネルの選択肢も8種類に増えています。
そして予防安全パッケージのLexus Safety System +が全車標準装備になりました。
価格は377万円から477万円で、装備の充実に見合った水準へ動いています。
2020年8月の最後の改良
最後のまとまった変更は2020年8月20日の一部改良でした。
静止物と後方接近車両に対応した駐車支援ブレーキが全車標準になっています。
燃費の表示もこのタイミングでJC08モードからWLTCモードへ切り替わりました。
ボディカラーにはブレイジングカーネリアンコントラストレイヤリングなど3色が追加されています。
価格は386万9,000円から488万1,000円で、これが実質的な最終仕様の価格帯です。
後期の中でも2020年8月以降の個体は、装備がひとつ上と考えていいですよ。
2022年の生産終了と最終モデル
2022年3月3日、生産終了に合わせて特別仕様車のCherished Touringが発表されました。
ベースはversion Cで、価格は422万3,000円です。
専用の2トーンを含む全6色の外板色に、グリルやフォグランプベゼルの専用シルバー塗装が組み合わされました。
内装はクリムゾンとブラックのステッチが入り、ステアリングヒーターとシートヒーターが標準になっています。
そして2022年10月に生産を終え、11月30日で販売も終了しました。
台数はごく限られるので、見つけたら早めに動く価値のある一台かもしれません。
補足
初度登録の年月は車検証で確認できるため、境目の年式が気になるときは販売店に確認をお願いすると確実です。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|外装
ここからは、見た目の違いを部位ごとに見ていきます。
写真で並べると一目で分かる部分と、実車でないと気づきにくい部分があるんですよ。
前期の顔つきの特徴
前期のフロントは、いまのレクサスに比べると控えめな造形です。
上下に分かれたグリルは中央のエンブレム部分で区切られ、下側が台形に広がる形をしています。
スピンドルグリルという言葉が定着する前のデザインなので、輪郭がはっきりつながっていません。
そのぶん主張が弱く、街に溶け込みやすい顔と言えます。
派手さを避けたい人にとっては、前期のほうが好みに合う場合もありますね。
逆に、レクサスらしい存在感を求めるなら物足りなく感じるかもしれません。
中期で入ったスピンドルグリル
中期でいちばん変わったのは、まさにこのフロントです。
2014年1月のマイナーチェンジで、上下がひと続きになったスピンドルグリルが導入されました。
グリルの縁が砂時計のような形で結ばれ、車体の低さと幅の広さが強調されています。
リアバンパーも同時に手が入り、低重心で踏ん張った印象へ変わりました。
この一手で、前期とはまったく別の車に見えるようになったと思います。
中古で並んでいるCTの顔を見比べたとき、最初に目に入るのがこの差ですよ。
後期のメッシュグリル
後期の変更は、中期ほど劇的ではありません。
スピンドルグリルの輪郭は残したまま、内側のメッシュが新しい意匠に置き換わりました。
F SPORTには専用のFメッシュパターンが組み合わされ、ダークトーンでまとめられています。
細かい網目の密度が変わっただけに見えますが、実車では表情がかなり引き締まります。
中期と後期を写真で見分けるなら、グリル内側の網目の細かさが手がかりになります。
ここを押さえておくと、販売店の写真だけでもだいたい判別できますよ。
ランプ類の形の違い
ランプまわりも、後期で手が入った部分です。
ヘッドランプはアローヘッド形状へ変更され、矢じりのような鋭さが加わりました。
リアコンビネーションランプは拡大され、後方からの視認性が上がっています。
前期と中期のヘッドランプは基本の輪郭が共通なので、ここだけでは見分けにくいです。
つまりランプで判別できるのは、後期かそれ以前かという区切りになります。
前期と中期の判別は、やはりグリルの形で見るのが早いですね。
全長の差で見分ける
数字でも世代の差は残っています。
全長は前期が4,320mm、中期が4,350mm、後期が4,355mmです。
全幅1,765mm、ホイールベース2,600mmは3期を通して変わっていません。
つまり伸びた35mmは、すべてバンパーまわりの造形の変化によるものです。
車庫の寸法がぎりぎりの場合は、この差が効いてくることもあります。
数字はカタログで確認できるので、契約前に一度あててみると安心ですよ。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|内装
次は室内側の変化です。
毎日触れる部分なので、外装以上に満足度へ効いてくるところだと思います。
前期の内装の雰囲気
前期の室内は、水平基調で落ち着いたつくりです。
ダッシュボード上部にディスプレイを置き、その手前をリモートタッチで操作する形になっています。
画面のサイズは今の基準では小さく、地図の情報量も限られます。
ただ、素材の質感やスイッチの操作感は当時から丁寧に仕上げられていました。
スマートフォンをホルダーで併用する前提なら、実用上そこまで困らないかなと思います。
navi機能を重視するかどうかで、評価が分かれる部分ですね。
中期で広がった内装の選択肢
中期の内装で強調されたのは、質そのものより組み合わせの幅でした。
シート表皮と内装色、オーナメントパネルの選択パターンが約80通りに拡大されています。
新色としてファブリックのサンドゴールドと、本革のトパーズブラウンが加わりました。
同じ中期でも、車両ごとに室内の印象がかなり違うということです。
中古で探すときは、グレード名だけでなく内装色まで指定して絞り込むほうが失敗しません。
好みの組み合わせに出会えるかどうかは、正直タイミング次第かもしれませんね。
後期の10.3インチナビ
後期の室内で最大の変更は、ナビディスプレイの大型化です。
画面サイズは10.3インチへ拡大され、地図の見やすさが一段変わりました。
ワイド画面になったことで、地図と情報表示を同時に出したときの窮屈さも和らいでいます。
操作は引き続きリモートタッチで行う方式です。
タッチ操作に慣れた人には独特に感じるので、契約前に一度触っておくのがおすすめですよ。
画面まわりを重視するなら、後期を選ぶ意味は十分にあります。
オーナメントパネルの違い
内装の表情を決めるオーナメントパネルも、世代で選べる種類が違います。
後期ではバンブーやサンフレアブラウン、本アルミの名栗調が加わり、全8種類になりました。
木目調と金属調では、同じ室内でも印象がずいぶん変わります。
中期までの車両は選択肢が少ないぶん、個体差も限られます。
逆に言えば、後期は当たりの組み合わせを探す楽しさがある世代です。
写真では質感が伝わりにくいので、できれば実車で見比べてみてくださいね。
シート素材の3タイプ
シートの素材は、世代よりグレードで決まります。
大きく分けるとファブリック、合成皮革のL tex、本革の3タイプです。
version Cはファブリックまたは L tex、version Lは本革パワーシートが標準になります。
L texは本革に近い見た目で手入れがしやすく、日常使いとの相性が良い素材です。
前期の車両にもL texの設定はあるため、中期で初めて登場したわけではありません。
座り心地は経年で変わるので、素材の名前より現車の状態を見たほうが確実ですよ。
補足
内装色と表皮の組み合わせは中古車情報に載らないことも多いため、気になる場合は販売店へ写真の追加を依頼すると比較しやすくなります。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|安全装備
ここは、世代の差がいちばんはっきり出る章です。
読み終えたときに、どこで線を引くべきかが分かる形で並べていきますね。
前期の安全装備の実情
前期には、いま当たり前になっている運転支援がほとんど付いていません。
衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱の警報は、標準装備ではありませんでした。
エアバッグやVSCといった基本的な装備は当時の水準で備わっています。
つまり守りの装備はあるものの、事故を未然に防ぐ支援は薄いということです。
高速道路を長く走る使い方なら、この差はかなり大きく感じると思います。
逆に街乗り中心で距離を伸ばさないなら、割り切れる範囲かもしれません。
中期の安全装備の位置づけ
中期でも、予防安全の考え方は前期から大きく変わっていません。
Lexus Safety System +は、この時点ではまだ全車標準にはなっていませんでした。
中期の改良で重点が置かれたのは、外装と内装、そしてボディまわりです。
安全装備を最優先に考えるなら、中期は後期の候補と並べにくくなります。
価格と見た目のバランスで中期を選ぶ、という整理のほうが納得しやすいですね。
装備の有無は年式だけで決めつけず、現車の装備一覧で確認してください。
後期で標準化された支援機能
後期でいちばん価値があるのが、この標準化です。
2017年8月のマイナーチェンジで、Lexus Safety System +が全車標準装備になりました。
内容は歩行者検知機能付きのプリクラッシュセーフティ、ステアリング制御機能付きのレーンディパーチャーアラートです。
さらにオートマチックハイビームと、ブレーキ制御付きのレーダークルーズコントロールが加わります。
この4つがそろうかどうかが、前期・中期と後期を分ける実質的な境目になります。
予算が許すなら、私はここを優先して後期から探しますよ。
2020年に加わったPKSB
後期の中にも、もうひとつ段差があります。
2020年8月20日の一部改良で、駐車支援ブレーキが全車標準になりました。
静止物と後方接近車両に対応するタイプで、駐車場での踏み間違いや接触に備える装備です。
同じ後期でも、2020年8月より前の車両にはこの機能がありません。
狭い駐車場を毎日使うなら、この差は意外と効いてきます。
後期を検討するときは、初度登録が2020年8月以降かどうかも見ておくといいですよ。
レクくん安全装備で線を引くなら、2017年8月より前か後かで考えるのがいちばん分かりやすいです。
サスちゃん後期の中でも2020年8月で差があるなんて、細かいところまで見ないとですね。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|燃費
燃費は、世代で良くなったと思われがちな部分です。
実際のカタログ値がどうだったのか、数字を並べて確認しておきましょう。
| グレード | JC08モード | WLTCモード |
|---|---|---|
| CT200h(標準) | 30.4km/L | 23.9km/L |
| CT200h version C | 26.6km/L | 21.3km/L |
| CT200h F SPORT | 26.6km/L | 21.3km/L |
| CT200h version L | 26.6km/L | 21.3km/L |
カタログ値は3期で同じ
先に結論を書くと、前期から後期までカタログ燃費はほぼ変わっていません。
JC08モードの数値は、発売時から2019年10月の仕様まで同じ値が続いています。
パワートレインが1.8リッターのハイブリッドのまま据え置かれたためです。
世代が新しいほど燃費が良い、という思い込みはここでは当てはまりません。
燃費だけを理由に後期を選ぶ必要はない、と考えていいと思います。
選ぶ理由になるのは、やはり装備と顔つきのほうですね。
30.4km/Lは標準だけ
もうひとつ注意したいのが、グレードによる差です。
JC08モードの30.4km/Lという数値は、標準グレードのCT200hだけの値になります。
version C、F SPORT、version Lはいずれも26.6km/Lでした。
タイヤサイズや装備の違いが、この差につながっています。
カタログの最良値だけを見て比較すると、実力を読み違えてしまうんですよ。
比較するときは、同じグレード同士で並べるのが基本になります。
2020年8月からのWLTC表記
2020年8月20日の一部改良で、燃費の表示方法が変わりました。
JC08モードからWLTCモードへ切り替わり、標準グレードが23.9km/L、それ以外が21.3km/Lになっています。
数値は下がって見えますが、車の性能が落ちたわけではありません。
測定の条件がより実走行に近いものへ変わったための差です。
中古車情報でこの2つの数字が混在していても、驚かなくて大丈夫ですよ。
年式で表記が違うだけ、と理解しておけば比較しやすくなります。
実燃費を見るときの注意
カタログ値と実際の燃費は、当然ながら一致しません。
短距離の繰り返しや冬場の暖機では、ハイブリッドでも数値が落ち込みます。
逆に、流れの良い郊外路を淡々と走る使い方なら数字は伸びやすいです。
実燃費の目安はレクサスCT200hの燃費の実燃費は17〜22km/L?実力を検証で詳しくまとめています。
年式より、走り方とタイヤの状態のほうが効いてくる部分ですね。
試乗できるなら、平均燃費計をリセットして走らせてもらうと参考になりますよ。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|価格
ここでは、新車のときの価格を世代ごとに並べます。
中古の相場を読むときの土台になる数字なので、先に押さえておくと比較が楽になりますよ。
| グレード | 前期(2011年1月) | 中期(2014年1月) | 後期(2017年8月) |
|---|---|---|---|
| CT200h | 355万円 | 356万円 | 377万円 |
| CT200h version C | 375万円 | 380万円 | 399万円 |
| CT200h F SPORT | 405万円 | 421万円 | 440万円 |
| CT200h version L | 430万円 | 448万円 | 477万円 |
前期の新車価格
前期の価格は355万円から430万円でした。
当時のレクサスのラインアップでは、いちばん下に位置する価格帯です。
ハイブリッド専用という性格もあって、燃費を重視する層に向けた設定になっていました。
2012年8月の一部改良でも、価格の動きは数万円の範囲にとどまっています。
つまり前期のあいだ、値段の面ではほとんど変化がなかったということですね。
この安定ぶりが、いまの中古相場の下限をつくっている面もあります。
中期の新車価格
中期の入り口となる2014年1月時点では356万円から448万円でした。
スピンドルグリルの導入と内装の選択肢拡大が入っても、値上げ幅は控えめです。
その後は2015年と2016年の改良で少しずつ上がり、上限は460万8,000円まで動きました。
装備の追加に対して価格の上がり方が緩やかだったのが、中期の特徴と言えます。
新車のときのお得感が、そのまま中古での探しやすさにつながっている印象です。
コストと内容のバランスを重く見る人には、中期が候補に残りやすいと思います。
後期の新車価格
後期は377万円から477万円でスタートしました。
予防安全の全車標準化と10.3インチナビを考えると、値上げ分は納得しやすい範囲です。
2019年10月の価格改定を経て、2020年8月には386万9,000円から488万1,000円になりました。
約11年のあいだに、下限が約30万円、上限が約58万円上がった計算です。
装備の進化に合わせて値段も動いた、という素直な流れですね。
後期の相場が高めなのは、この新車価格の差も理由のひとつになっています。
特別仕様車の価格
CTには、節目ごとに特別仕様車が用意されてきました。
2016年8月のクールツーリングスタイルは400万円、2018年8月のブラックシークエンスは409万円です。
そして最終モデルのCherished Touringは422万3,000円でした。
いずれもversion Cを基準に、内外装の装飾や快適装備を足した構成になっています。
標準グレードとの価格差は20万円から40万円ほどでした。
装備の内容を考えると、中古で見つけたときに検討する価値はありますよ。
中古価格の見方
中古の相場は、年式よりも走行距離と状態で大きく振れます。
同じ後期でも、記録簿の有無や内外装の傷で数十万円の差が付くことは珍しくありません。
相場は在庫の数によっても動くため、断定できる金額を書くのは難しいところです。
年式が古い個体の費用感はレクサスCTの10年落ちは買いか?維持費と買取価格と故障リスクにまとめています。
実際の支払総額は、諸費用まで含めて見積もりで確認してくださいね。
注意
中古車の価格や在庫は日々動くため、この記事の新車価格はあくまで比較の目安として使ってください。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|グレード
世代の話と並んで迷いやすいのが、グレードの選び方です。
4つの性格を整理しておくと、候補がぐっと絞りやすくなりますよ。
| グレード | シート素材 | 性格 |
|---|---|---|
| CT200h | ファブリック | 装備を絞った標準仕様 |
| version C | ファブリックまたはL tex | 快適装備を足した中心グレード |
| F SPORT | 専用本革 | 専用の内外装で走りを演出 |
| version L | 本革 | 質感を優先した上級仕様 |
標準グレードの中身
いちばん下のCT200hは、装備を絞ったベースグレードです。
カタログ燃費が唯一30.4km/Lと高いのも、このグレードだけの特徴になります。
タイヤやホイールのサイズが控えめなことが、その数字につながっているんですよ。
逆に言えば、見た目の押し出しはいちばん弱いグレードです。
燃費と価格を優先するなら、これで十分という考え方も成り立ちます。
ただ流通台数は多くないので、探すのに時間はかかるかもしれません。
version Cの位置づけ
中古で見かける機会がいちばん多いのがversion Cです。
快適装備を加えつつ、価格の上がり方を抑えた中心グレードとして設定されていました。
シートはファブリックのほか、合成皮革のL texも選べます。
最終の特別仕様車Cherished Touringも、このversion Cをベースにしていました。
迷ったときに選びやすい、バランス型のグレードだと思います。
玉数が多いぶん、状態の良い個体を選び直せるのも利点ですね。
F SPORTの専用装備
F SPORTは、内外装を専用品で固めたスポーティ仕様です。
後期では専用のFメッシュパターンのグリルが与えられ、他グレードと顔つきが変わります。
ボディカラーにも専用色が設定され、後期ではラヴァオレンジクリスタルシャインなどが選べました。
足まわりは専用の設定ですが、部品メーカーまで公表されているわけではありません。
乗り心地は装着タイヤの銘柄やサイズでも変わるので、試乗して確かめるのが確実です。
足まわりの調整はレクサスCTの乗り心地改善に効くタイヤと足回りの整備ポイントで詳しく扱っています。
version Lの本革シート
上級のversion Lは、質感を優先した仕上げになっています。
運転席ポジションメモリー付きの本革パワーシートが標準です。
内装色の選択肢も広く、シャトーやトパーズブラウンなど落ち着いた組み合わせが用意されていました。
新車価格はいちばん高い設定でしたが、年数が経つと価格差は縮まっていきます。
同じ予算なら、下のグレードの新しい年式か、上のグレードの古い年式かという選択になります。
ここは好みが分かれるところなので、実車を見てから決めてもいいと思いますよ。
特別仕様車の系譜
CTには、時期ごとに性格の違う特別仕様車がありました。
2012年10月のクリエイティブテキスタイルインテリアは、室内の素材に特化した仕様です。
2015年1月のF SPORT Xラインは、F SPORTを起点にした限定的な設定でした。
2018年8月のブラックシークエンスは、黒でまとめた内外装が特徴になっています。
いずれも生産台数が限られるため、中古市場での出会いは運によるところが大きいです。
装備の内容は個体ごとに異なるので、現車の装備一覧を必ず確認してください。
レクサスCTの前期・中期・後期の違い|中古選び
最後に、実際に選ぶときの順番を整理します。
どこから決めていくと迷いが減るのか、という視点で読んでもらえればうれしいです。
どの型を選ぶかの考え方
私が組み立てるなら、まず予防安全の要否から決めます。
運転支援を重視するなら後期、価格を重視するなら前期か中期、という順で絞るのが早いです。
次に顔つきの好みで、前期か中期かを分けます。
そのうえでグレードと内装色を決め、最後に走行距離と整備記録で個体を選ぶ流れです。
逆に個体探しから始めると、条件が揺れて決めきれなくなりがちなんですよ。
順番を先に決めておくのが、遠回りしないコツかなと思います。
前期を選ぶ判断
前期が向いているのは、費用をできるだけ抑えたい人です。
新車から10年以上が経っているぶん、車両価格はいちばん下がっています。
ただし、消耗品の交換時期がまとめて来る年数でもあります。
バッテリーやサスペンションまわりの整備歴があるかどうかで、購入後の出費が変わります。
安く買えた分を整備に回す前提なら、選択肢として十分に成立しますよ。
購入前の確認点はレクサスCTの中古車の注意点まとめ!寿命やバッテリー劣化や失敗しない選び方で細かくまとめています。
中期を選ぶ判断
中期は、顔つきと価格の折り合いを付けたい人に向きます。
スピンドルグリルが入っているので、写真で見たときの古さは感じにくいです。
一方で予防安全は標準ではないため、そこを許容できるかが分かれ目になります。
販売期間は3年7か月と3つの世代でいちばん短く、流通台数もその分限られます。
条件を絞りすぎると候補が出てこないので、内装色は幅を持たせるといいですね。
探す期間を少し長めに見ておくと、良い個体に当たりやすくなります。
後期を選ぶ判断
後期を選ぶ理由は、はっきりしています。
Lexus Safety System +が全車標準で、ナビ画面も10.3インチへ拡大されているからです。
販売期間は2017年8月から2022年11月までの5年3か月で、3世代の中でいちばん長くなります。
そのぶん年式の幅も広く、2020年8月以降なら駐車支援ブレーキも付いてきます。
価格は上がりますが、装備で見れば納得できる差だと思いますよ。
長く乗るつもりなら、私は後期を第一候補に置きます。
年式より状態を見る
ここまで年式の話を続けてきましたが、最後に効くのは個体の状態です。
同じ後期でも、屋外保管で塗装が傷んだ車と、屋内保管の車ではまったく違います。
点検記録簿がそろっているか、消耗品がいつ交換されたかを見てください。
試乗できるなら、段差での音とブレーキの効き方を確認しておくと安心です。
年式は入り口の絞り込みに使い、最後は現車で決める。
この順番を守るだけで、買ってからの後悔はかなり減らせますよ。
故障の不安への向き合い方
ハイブリッドの中古と聞くと、故障が心配になりますよね。
CTはプリウスと共通の考え方で作られたシステムを積んでおり、構造としては枯れた部類に入ります。
それでも年数が経てば、補機バッテリーや足まわりのブッシュなどは交換対象になります。
年式別の傾向はレクサスCTの故障率は高い?年式別の注意点と壊れやすい部品とはで整理しました。
保証の内容は販売店や車両によって異なるため、契約前に条件を確認してください。
不安をゼロにはできませんが、備え方は事前に決められます。
注意
認定中古車の対象となる年式や走行距離の条件は変更されることがあるため、最新の条件はレクサス販売店へ直接確認してください。
レクくん世代で候補を絞ってから、最後は現車の状態で決めるのがいちばん失敗しにくいです。
サスちゃん年式で全部決まるわけじゃないんですね、記録簿もちゃんと見てみます。
レクサスCTの前期・中期・後期の違いのよくある質問
ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。
細かい部分ですが、判断のときに効いてくる内容だと思います。
Q1. 前期の顔を後期に変えられますか?
バンパーやランプ類を交換すれば、見た目を近づけること自体は可能です。
ただし部品代と工賃がかさみ、配線や取り付け形状が合わない場合もあります。
費用を考えると、はじめから後期を買うほうが結果的に安く済むことが多いです。
作業の可否と見積もりは、レクサス販売店か整備工場へ相談してみてくださいね。
Q2. 中期と後期でリセールに差はありますか?
一般には年式が新しいほうが有利になりやすいです。
ただし買取価格は走行距離や色、装備の内容でも変わります。
相場そのものも在庫の量で動くため、断定できる数字はありません。
売却を考えるときは、複数の店で査定を取って比べるのが確実だと思いますよ。
Q3. 走行距離はどのくらいまでが目安ですか?
距離だけで線を引くより、使われ方と整備の履歴を見るほうが実態に合います。
短距離の繰り返しばかりの車は、距離が少なくても負担が大きい場合があります。
逆に高速中心で伸びた車なら、距離のわりに状態が良いこともあるんですよ。
判断に迷ったら、点検記録簿を見せてもらって相談してみてください。
Q4. ハイブリッドのバッテリーは交換が必要ですか?
駆動用バッテリーは使い方と環境によって劣化の進み方が変わります。
年数だけで交換が決まるものではなく、点検で状態を確認するのが基本です。
費用や保証の適用条件は車両ごとに違うため、事前に確認しておくと安心できます。
購入前にバッテリーの点検結果を出してもらえるかも聞いてみるといいですね。
Q5. 認定中古車と一般の中古車はどちらが安心ですか?
認定中古車は保証や点検の内容が決められている点が強みです。
そのぶん価格は高くなりやすく、対象となる年式にも条件があります。
一般の中古車でも、記録簿がそろっていれば十分に選択肢になりますよ。
保証の範囲と期間を並べて比べたうえで、納得できるほうを選んでください。
レクサスCTの前期・中期・後期の違いのまとめ
最後に、ここまでの内容を振り返っておきますね。
読み終えたあとに迷わないよう、判断の順番で並べています。
総括:レクサスCTの前期・中期・後期の違い
レクサスCTの世代を分けているのは、2014年1月16日と2017年8月24日の2つの日付でした。
外装は中期で、安全装備と画面は後期で大きく変わっています。
一方でカタログ燃費は3期を通じてほぼ変わらず、選ぶ理由にはなりにくい部分でした。
- 境目は2014年1月16日と2017年8月24日のマイナーチェンジ
- 中期でスピンドルグリルが入り全長は4,350mmへ
- 後期はメッシュ意匠と10.3インチナビが特徴
- 後期からLexus Safety System +が全車標準装備
- 燃費はJC08で30.4と26.6km/Lが3期共通の値
- 2020年8月に駐車支援ブレーキが加わり表記もWLTCへ
- 2022年10月に生産終了し累計は約38万台
あなたは、価格を優先して前期や中期から探しますか。
それとも、運転支援がそろった後期にしぼって待ちますか。
装備の内容や中古車の条件は変更される場合があります。
正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してくださいね。

