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レクサスがいい・イメージ
レクサスNXとハリアーはどちらも人気のSUVとして注目されており、どっちを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではレクサスNXとハリアーの違いとは何かをわかりやすく解説し、燃費はどちらがいいですかという疑問から乗り心地を比較した情報まで幅広くご紹介します。
NXとハリアーは同じプラットフォーム?という点や値段の違い、維持費を比較したい方にも役立つ内容をまとめています。
レクサスNXとハリアーはどっちが買いか、装備の違いやサイズ感、中古相場は?という観点も含めて、購入前に知っておきたいポイントを整理しました。
安全性能を比較したい方やレクサスNXが買えないときの選択肢に悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。
レクサスNXとハリアーで迷ったら読んでおきたい内容です。
記事のポイント
①:レクサスNXとハリアーの装備や性能の違いがわかる
②:燃費や維持費など日常的なコストの比較ができる
③:中古価格や購入時の選び方のポイントが理解できる
④:どちらの車が自分に合っているか判断しやすくなる
レクサスNXとハリアーの違いとは
- 燃費はどちらがいいですか
- 乗り心地を比較
- NXとハリアーは同じプラットフォーム?
- 値段の違い
- 維持費を比較
NXとハリアーの燃費はどちらがいいですか
燃費性能を比較すると、ハリアーの方がやや優れている傾向があります。両車ともハイブリッドモデルが存在し、エンジンの排気量も近いため大きな差はないように思えますが、数値で見ると違いが見えてきます。
ハリアーのハイブリッド車(E-Four)はWLTCモードで22.3km/Lを記録しており、同条件下でのNX350h(AWD)の燃費は21.6km/L程度です。また、市街地や郊外、高速道路での燃費でもハリアーがわずかに上回るデータが目立ちます。これは、ハリアーが比較的軽量であり、トヨタブランドの燃費最適化が徹底されている点が影響しています。
一方でNXにもプラグインハイブリッド(PHEV)が用意されており、こちらは短距離通勤や買い物などに電動モードで対応することができるため、実質的なガソリン消費を抑えることができます。とはいえ、バッテリー残量が減れば通常のハイブリッド走行となり、そこでの燃費はハリアーと同等、あるいはやや劣る場合もあるため注意が必要です。
また、ガソリン車同士を比較すると、NXはターボ搭載モデルがあるため出力が高く、その分燃費は控えめになっています。ハリアーのガソリンモデルはNA(自然吸気)エンジンを採用しており、出力よりも燃費重視の設定です。
したがって、日常的なランニングコストを重視するのであれば、ハリアーのハイブリッド車が有利と言えるでしょう。もちろん走りの楽しさや装備の違いもあるため、燃費だけでなく総合的な視点で検討することが重要です。
乗り心地を比較
NXとハリアーはどちらも快適性に重点を置いたSUVですが、乗り心地には明確な個性があります。どちらも優れた静粛性を持ちつつ、それぞれ異なる方向性で設計されています。
ハリアーは全体的に柔らかく落ち着いた乗り味が特徴です。段差や路面の凹凸を滑らかに吸収し、後席に座っても突き上げ感が少なく、ゆったりとしたドライブが楽しめます。これは主にサスペンション設定やシートの柔らかさ、車体構造が影響しており、家族向けや長距離移動が多い人に好まれる理由となっています。
一方のNXは、やや引き締まった足回りで、スポーティな印象を受けます。特にF SPORTグレードでは、路面状況をしっかりと伝えるフィーリングがあり、コーナリング時にも車体の安定感を感じられます。ただし、悪路や粗い舗装路では、振動がやや伝わりやすいという意見も見られます。
静粛性については、NXが一歩リードしていると言えるでしょう。高級車ブランドとしてのレクサスは、防音材や遮音ガラスの使用にこだわっており、風切り音やエンジン音が抑えられています。ハリアーも静かですが、細部までのこだわりという点ではNXの方が上回ります。
快適性重視で選ぶならハリアー、走りの質感と高級感を求めるならNXが合っているかもしれません。どちらも優れた乗り心地を提供しますが、求める体験によって好みが分かれやすいポイントです。
同じプラットフォーム?
NXとハリアーは、一部の構造的な基盤を共有している兄弟車ですが、完全に同一のプラットフォームではありません。特に現行モデルにおいては、設計思想やチューニングの違いが際立っており、それぞれが独自の進化を遂げています。
初代ハリアーとNXは、共にトヨタの「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を基に開発されており、サスペンションの形式や基本構造に共通点がありました。これによって、共通するサイズ感や足回りの安定感が生まれていたのです。しかし、近年ではそれぞれのモデルが独自の進化を進めており、特に2代目NXでは専用開発された設計が導入されています。
NXはレクサスのブランド戦略に基づき、走行性能と高級感を両立する方向性を強く押し出しています。そのため、プラットフォーム自体はハリアーとルーツを同じくしながらも、防音性や剛性、ドライビングフィールの面で専用の設計や改良が施されています。
一方のハリアーは、快適な街乗りやファミリーユースに最適化されており、同じTNGAでもより柔軟で扱いやすいセッティングが特徴です。このため、同じ土台を持ちながらも実際の乗り味や車内空間の作りには明確な差が生じています。
つまり、NXとハリアーは「兄弟車」と呼ばれるものの、プラットフォームの使い方や進化の方向は別物と捉えるのが適切です。これにより、購入時の選択にも違いが出てきます。
値段の違い
NXとハリアーの価格帯を比較すると、明確にNXの方が高めに設定されています。どちらも高級SUVというカテゴリーに属していますが、レクサスブランドの位置づけが価格差に大きく影響しています。
ハリアーのガソリン車は300万円台前半から購入可能で、上位グレードでも500万円台前半で収まる価格設計となっています。一方でNXは、エントリーモデルでも450万円を超えることが多く、最上位のプラグインハイブリッドモデルでは700万円台になるケースもあります。
この価格差は、単にブランド料というわけではありません。NXは装備や内装の質感、防音対策、安全支援システムの充実度など、あらゆる面でプレミアムな仕上がりを追求しています。例えば、全車にLexus Safety System+を標準搭載し、PHEVモデルでは大容量バッテリーや高出力モーターが加わることで価格が跳ね上がります。
一方で、ハリアーも質感の高さや先進装備を備えていますが、価格を抑えるためにオプション扱いの装備も多く、グレードによる差も大きいのが特徴です。
購入を検討する際には、価格だけでなく、自分が求める価値に対してその金額が妥当かどうかを考えることが重要です。車両本体価格に加えて、維持費や税金、リセールバリューも含めたトータルコストでの判断が求められます。
維持費を比較
レクサスNXとハリアーを比較する際、車両価格以外にも注目すべきポイントが維持費です。日々の使用でかかる費用には、燃料代、自動車税、保険料、車検代、整備費用などが含まれますが、実は車種によって大きな差が出る場合もあります。
まず、燃費が良いモデルであればガソリン代の負担が軽減されます。ハリアーのハイブリッド車は平均的に22km/L前後と高燃費を実現しているため、月々のガソリン代を抑えられます。NXも同等の燃費を持つグレードはありますが、ターボモデルや重量があるPHEVモデルでは燃費がやや悪化する傾向があります。
次に、自動車税について見てみましょう。排気量に基づいて課税されるため、ハリアー(2.0L〜2.5L)とNX(2.5L〜2.4Lターボ)では大きな差はないように見えますが、ターボ車は税額が高くなりがちです。また、PHEVモデルには減税措置があるものの、初期費用が高いため回収には時間がかかります。
保険料に関しては、車両価格の高いNXの方が高額になる傾向があります。加えて、修理費用も高くなるケースがあるため、万一の事故の際に差が出るポイントです。
また、メンテナンス費用では、NXはレクサスケアメンテナンスプログラムが用意されており、3年間の無料整備が付帯します。これにより短期的な出費は抑えられますが、その後の費用はハリアーの方が安く済む可能性があります。
トータルで見ると、維持費はハリアーの方がやや有利です。ただし、NXには付加価値としての高級感やブランド性があるため、何を重視するかによって評価は分かれるでしょう。
レクサスNXとハリアーはどっちが買いか
- 装備の違い
- NXとハリアーのサイズ比較
- 中古相場は?
- 安全性能を比較
- 買えないときの選択肢
- レクサスNXとハリアーで迷ったら
装備の違い
レクサスNXとハリアーはどちらも上級SUVとしての位置づけですが、装備の内容には明確な違いがあります。まず前提として、レクサスはプレミアムブランドという立ち位置のため、標準装備の内容が充実しているのが特徴です。
NXは、グレードにもよりますが多くのモデルで本革シート、シートヒーター、大型ナビゲーションモニター(最大14インチ)などを標準装備しています。また、e-ラッチシステムというタッチ式の電子ドアハンドルや、高度なドライバーアシスト機能も備わっています。こうした装備は利便性だけでなく、所有満足度にも大きく影響します。
一方、ハリアーは装備面でも高水準ではあるものの、NXと比べると標準装備の範囲はやや限定的です。例えば、シートヒーターや本革シートは上位グレードかオプション扱いになっており、ディスプレイのサイズも12.3インチや7インチといった差があります。また、後方ブレーキ支援やブラインドスポットモニターなど、一部の安全機能もグレードによって搭載の有無が分かれるのが現状です。
装備の内容を見比べると、NXは「最初からすべて揃っている車」、ハリアーは「必要に応じて装備を選ぶ車」と言えるでしょう。オプションを付けることでハリアーも高い満足度を得られますが、結果的に価格差が縮まることもあるため注意が必要です。
快適装備やインフォテインメント機能を重視する方にとっては、NXの充実度が魅力になるでしょう。
NXとハリアーのサイズ比較
NXとハリアーは同じミドルサイズSUVに分類されますが、外観や室内のサイズには細かな違いがあります。車体の大きさは、日常の取り回しや駐車のしやすさ、室内の快適性に直結するため、購入前にしっかり確認しておきたいポイントです。
ハリアーのサイズは、全長4,740mm、全幅1,855mm、全高1,660~1,675mmです。一方、NXは全長4,660mm、全幅1,865mm、全高1,660mmとやや短めの全長に対して横幅が広くなっています。この違いにより、ハリアーの方が落ち着いたシルエットで、NXはよりワイドで力強い印象を与えます。
室内空間にも差があります。室内長はハリアーが1,880mm、NXは1,805mmと、ハリアーの方が後席の足元空間にゆとりがあります。また、室内高についてもハリアーが1,215mm、NXが1,195mmと、わずかに差があります。ファミリーでの使用やチャイルドシートの取り付けを想定する場合、ハリアーの広さは安心材料になるでしょう。
一方でNXは車高がやや抑えられており、機械式駐車場にも対応しやすい設計になっている点が利点です。また、取り回しのしやすさもNXの強みで、都市部での運転が多い方には扱いやすいサイズ感といえます。
どちらも大型SUVほどの迫力はなく、日本の道路事情にマッチしたサイズではありますが、使い方や駐車スペースの状況に応じて適したモデルが異なります。
中古相場は?
中古車の相場を比較すると、ハリアーの方がやや手頃な価格で購入できる傾向があります。両車とも人気SUVのため中古市場でも需要は高く、リセールバリューも安定していますが、レクサスNXは高級ブランドということもあり、同年式・同程度の走行距離でも価格に差が出やすい点に注意が必要です。
例えば、3~5年落ちのハリアーであれば、200万円台から300万円前後での取引が多く見られます。年式が新しいモデルや低走行車であっても、400万円を超えることは比較的少なく、手の届きやすい価格帯と言えるでしょう。
一方、NXは300万円台後半から500万円台のモデルが中心となります。特にF SPORTやPHEVといった上級グレードは価格が高止まりしており、走行距離が伸びていてもあまり値崩れしにくい傾向があります。また、2021年以降の2代目NXはモデルチェンジ直後の人気から価格も高めで推移しています。
注意点として、NXは2014年~2016年式にかけてリコール対象車があるため、該当するモデルを検討する際には対策済みかどうかを確認することが重要です。ハリアーでも一部古いモデルにはナビがDVD式のものもあり、最新の利便性を求めるなら避けた方が良いかもしれません。
コストパフォーマンスを重視するならハリアー、中古でも質の高い装備とブランド力を求めるならNXという選択になります。
安全性能を比較
安全性能の面では、NXとハリアーのどちらも非常に高いレベルでの装備を備えています。ただし、細かく比較していくと、それぞれのメーカーが力を入れているポイントに違いが見えてきます。
ハリアーにはトヨタの「Toyota Safety Sense」が標準搭載されており、前方の車や歩行者を検知して自動ブレーキをかけるプリクラッシュセーフティや、車線の中央を保つようにサポートするレーントレーシングアシストなどが備わっています。全車速追従機能付きクルーズコントロールもあり、高速道路での長距離移動を快適にしてくれます。
一方、NXにはレクサスの「Lexus Safety System+」が搭載されており、トヨタの安全機能をさらにブラッシュアップした形となっています。特徴的なのは、NX独自のe-ラッチ(電動ドアハンドル)による自動ドア制御機能です。後方からの自転車接近などを検知すると、ドアが開かないよう制御して事故を未然に防ぎます。
また、NXはグレードによってはブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラートなど、後方確認の支援機能が標準装備されているケースが多いです。ハリアーではこれらの機能は一部グレードにオプションで搭載される場合もあり、装備の差が価格差としても現れています。
どちらも高い安全基準を満たしており安心して乗れる車ですが、より先進的で細かな配慮が行き届いた機能を求めるならNXが適しています。
買えないときの選択肢
レクサスNXやハリアーは魅力的なモデルですが、価格がネックになる方も少なくありません。そんなときに検討できる代替モデルとして、同じプラットフォームやコンセプトを持つ車種を視野に入れると、選択肢が広がります。
まず、ハリアーが高くて手が届かない場合には、トヨタの「RAV4」や「カローラクロス」がおすすめです。RAV4は走行性能に優れ、SUVとしての本格的な魅力を持ちながら価格帯は比較的抑えめです。カローラクロスは都市型SUVとして設計されており、扱いやすいサイズと低燃費性能を両立しています。
NXが予算オーバーの場合、トヨタの「ハリアー」自体が有力な選択肢となりますが、それでも難しいと感じるなら「C-HR」やレクサスの「UX」なども検討対象に入ります。UXはNXよりもコンパクトで価格も抑えられており、それでいてレクサスらしい質感を維持しています。
また、車両価格だけでなく、中古市場にも目を向けることで現実的な選択肢が広がります。前モデルや年式の古いNX・ハリアーであれば、比較的手頃な価格帯で購入できるケースもあります。
車種を選ぶ際は、見た目やブランドだけでなく、走行性能や燃費、装備のバランスを見極めることが大切です。
レクサスNXとハリアーで迷ったら
NXとハリアーで悩んでいる人にとって大切なのは、自分の使い方と求める価値を明確にすることです。両車は見た目もサイズも似ていますが、設計思想やドライバーに与える体験には違いがあります。
ハリアーは快適性と経済性のバランスが良く、家族での使用や通勤、街乗りに適しています。特に燃費性能の良さや室内空間の広さは、実用性を重視する人にとって大きなメリットです。維持費も比較的抑えやすく、ランニングコストの面でも安心感があります。
一方、NXは装備の質や静粛性、ブランド価値の面で一歩先を行く存在です。レクサスならではの高級感や安心感を求める人には魅力的であり、細部まで配慮されたインテリアや先進装備が所有する喜びを高めてくれます。ただし、価格面ではやや高めの設定となっているため、予算との兼ね合いが重要です。
このように、どちらのモデルも完成度は高く、あとは「どんなカーライフを送りたいか」によって選択が分かれます。静かで上質なドライブを求めるならNX、実用性とコストバランスを重視するならハリアーが適しているでしょう。選択に迷った場合は、実際に試乗して感覚の違いを確認するのもおすすめです。
総括:レクサスNXとハリアーの違いをまとめ
- ハリアーの方が燃費性能に優れる傾向がある
- NXは静粛性においてハリアーを上回る
- ハリアーは柔らかく穏やかな乗り心地が特徴
- NXはスポーティで引き締まった走りを提供する
- 両車は同じTNGAプラットフォームをベースにしている
- NXは専用設計で高剛性や静粛性を強化している
- ハリアーは快適性重視で街乗りに最適化されている
- NXは装備が充実しており標準仕様でも高機能
- ハリアーはグレードにより装備に差がある
- NXはハリアーよりも車両価格が高めに設定されている
- 維持費は総じてハリアーの方が安く抑えやすい
- NXは高級感やブランド価値を重視する人に向く
- ハリアーの中古価格はNXよりも手頃な傾向がある
- NXはリセールバリューが高く価格が落ちにくい
- 迷ったら実際に試乗してフィーリングで判断すべき
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