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レクサスがいい・イメージ
レクサスUXとNXの違いを知りたい方に向けて、この記事では両モデルの特徴を詳しく解説していきます。
グレードと価格やサイズ比較でチェックすべきポイントから、燃費性能にも影響を与える要素、さらにはボディデザインの特徴や室内空間の広さ比較など、購入前に押さえておきたい情報を網羅しています。
またレクサスUXとNXの違いを性能面で比較し、走行性能の違いやタイヤサイズ比較、安全装備の比較、ラゲッジ容量の違いにも触れています。
それぞれのおすすめ用途の違いや取り回しやすさ比較も含め、自分に合った1台を見つけるための判断材料としてご活用ください。
記事のポイント
①:UXとNXのサイズや価格帯の違いがわかる
②:それぞれの燃費性能と走行特性を比較できる
③:安全装備やラゲッジ容量の違いを把握できる
④:用途に応じたおすすめモデルが見えてくる
レクサスUXとNXの違いを基本から解説
- グレードと価格
- サイズ比較でチェック
- 燃費性能にも影響
- ボディデザインの特徴
- 室内空間の広さ比較
グレードと価格
レクサスUXとNXの違いを把握するうえで、グレードと価格の比較は欠かせません。UXはコンパクトSUVとしての立ち位置が明確であり、比較的購入しやすい価格帯からラインナップされています。一方のNXは上位モデルとして、より広いグレード展開と高価格帯の設定が特徴です。
UXの価格帯は、ハイブリッド車(UX300h)と電気自動車(UX300e)の2系統に分かれています。ハイブリッドモデルであるUX300hは、約455万円から約565万円の範囲で販売されており、コンパクトSUVとしては平均的な価格帯です。EVモデルのUX300eは、600万円台前半からスタートし、装備内容やモデルによっては700万円を超える仕様も存在します。
一方、NXのグレード構成はさらに多様で、ガソリン車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車(PHEV)の3種類があります。ガソリン車であっても価格は485万円からスタートし、ハイブリッド車のNX350hやPHEVモデルのNX450h+では600万円台後半から700万円台に達します。装備が充実した“F SPORT”や“version L”といった上級グレードになると、価格も比例して上がります。
価格とグレードの選択肢を比較すると、UXはエントリーモデルとして購入しやすく、コストパフォーマンスに優れています。装備も充実しており、都市部での日常使いには適した仕様といえるでしょう。対してNXは、より幅広いパワートレインと装備の選択肢を提供しており、ライフスタイルに応じた細かなグレード選びが可能です。特にPHEVモデルの存在が、環境意識の高いユーザーにとっては魅力的です。
ただし、NXの上位グレードは車両本体価格が700万円を超える場合もあるため、維持費や初期費用には十分な検討が必要です。UXは全体的に価格を抑えながらも、レクサスブランドの質感をしっかりと体感できる点が魅力です。
つまり、予算を重視するならUX、選択肢の幅と先進的な装備を求めるならNXという構図になります。
サイズ比較でチェック
UXとNXはどちらもレクサスのSUVラインナップに属しますが、サイズには明確な違いがあります。UXは「コンパクトクロスオーバーSUV」として設計されているのに対し、NXは「ミドルサイズSUV」として位置づけられており、車体寸法にも反映されています。
具体的には、UXの全長は約4,495mm、全幅は1,840mm、全高は1,540mmです。これに対してNXは、全長が4,660mm、全幅が1,865mm、全高が1,660〜1,675mmと、全体的に一回り大きなボディになっています。つまり、NXの方が長く、幅広く、高い設計であることがわかります。
この差は、車内の広さや積載能力、そして走行時の安定感に影響します。NXはその大きさを活かして、長距離ドライブやアウトドアなど荷物が多くなるシーンに対応しやすく、後席に座る乗員にも余裕のある空間を提供します。一方UXは、狭い路地や市街地での取り回しやすさを重視したサイズ感です。最小回転半径もUXが5.2mに対してNXは5.8mと、UXの方が小回りが利きます。
ただし、ボディサイズが大きい分、NXは立体駐車場の高さ制限に注意が必要な場面もあります。また、取り回しの面ではUXに軍配が上がるため、都市部で頻繁に運転する方にはUXのほうが扱いやすいでしょう。
このように、サイズの違いは単なる寸法の比較にとどまらず、実際の使用シーンに大きな影響を及ぼします。街乗りを中心としたコンパクトな一台を求めるならUX、積載性や車内空間を重視するならNXが選択肢になります。
燃費性能にも影響
UXとNXの間には、燃費性能にも明確な違いがあります。特にハイブリッドモデルを比較すると、その差は日常の維持費に直結する重要なポイントです。
UXのハイブリッド車(UX300h)は、WLTCモードで最大26.3km/Lという高い燃費性能を誇ります。これは2WDモデルにおける数値であり、AWDモデルでも25.2km/Lと優秀です。一方、NXのハイブリッド車(NX350h)は、2WDで22.2km/L、AWDでは21.6km/Lと、UXよりもやや低い数値です。
この差の背景には、ボディサイズと車両重量の違いがあります。NXはUXよりも大型で重量があり、その分エンジンにかかる負荷が大きいため、燃費面では不利になります。また、NXにはプラグインハイブリッド(PHEV)モデルもあり、EV走行が可能な点は燃料消費を抑える利点がありますが、車両価格が高額になる傾向があります。
日々の燃料費を抑えたいユーザーにとって、UXの燃費性能は非常に魅力的です。特に長距離通勤や日常の買い物、子どもの送迎など、こまめな移動が多い家庭には向いています。逆にNXは、高速道路走行やアウトドアなどのアクティブなシーンを想定して設計されているため、燃費よりも走行性能や積載力を重視したい人に適しています。
ただし、燃費だけを比較して選ぶと、用途とのミスマッチが起こる可能性もあります。UXは確かに低燃費ですが、ラゲッジスペースやパワーには限界があります。総合的な使い勝手を考えたうえで、自分の生活スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。
ボディデザインの特徴
UXとNXはどちらもレクサスらしい洗練されたデザインが特徴ですが、外観にはいくつかの違いが見られます。特に意図された利用シーンやブランド内での位置づけが、デザインにも反映されています。
UXは「都会派コンパクトSUV」としての位置づけが強く、シャープでスポーティなラインが目を引きます。フェンダーの張り出しや低めのルーフラインは、スタイリッシュで洗練された印象を与え、都市部の街並みにもよく馴染むデザインです。空気抵抗を意識した流線型のシルエットも特徴の一つで、実用性と美しさの両立を目指しています。
一方のNXは、「力強さ」と「先進性」を重視したデザインです。全体的に重厚感があり、大きく開いたスピンドルグリルや立体的なLEDランプが存在感を演出します。ボディも高めに設計されており、ドライバーの視点が高くなるため、見晴らしの良さや運転時の安心感にもつながっています。
このような違いにより、UXは街乗りや日常利用でのスマートな印象を大切にしたい人向けであり、NXはよりダイナミックでアクティブなシーンに似合う存在感のある車種です。デザインの違いは、単なる見た目の好みだけでなく、日々の利用シーンや駐車スペースの制限にも影響を与える要素となります。
どちらのモデルもレクサスらしい高級感は共通していますが、デザインが持つ意味や印象の違いを理解することで、より自分に合った1台を選びやすくなるでしょう。
室内空間の広さ比較
レクサスUXとNXの大きな違いの一つに、室内空間の広さがあります。ボディサイズが異なることから、乗員が感じるゆとりにも差が出るため、ファミリー利用や長距離移動を考える際には重要なポイントです。
実際の室内寸法を比較すると、UXの室内長は1,830mm、室内幅は1,520mm、室内高は1,170mmです。これに対してNXは、室内長が1,805mm、室内幅は1,520mm、室内高は1,195mmとなっており、幅は同じですが高さや長さにわずかな差があります。特にNXは高さがあるため、頭上空間の余裕がやや感じられやすくなっています。
ただし、意外にもUXのほうが室内長はわずかに長いため、前席と後席の間隔に関しては大きな差がありません。したがって、足元のスペースで極端に違いを感じることは少ないかもしれません。
一方で、荷物を積んだり、子どもと一緒に乗るといった使用場面では、室内高の違いが利便性に関係します。NXでは、荷物の出し入れがしやすく、後部座席でのゆったり感も得やすい設計になっています。
室内の素材や質感もそれぞれに工夫されており、UXは和紙調のインパネやかごめ模様のシートなど、日本の伝統を意識した細部が魅力です。一方、NXはよりラグジュアリーな空間づくりがなされており、本革仕様や大型モニターなど、上質な装備が選択できます。
快適性の観点から見ると、どちらも高水準であることは間違いありませんが、乗車人数や利用目的によって感じる快適度には差が出ることがあります。特にリアシートの使用頻度が高い家庭では、広めのNXを選ぶ方が満足度は高くなるでしょう。
レクサスUXとNXの違いを性能面で比較
- 走行性能の違い
- タイヤサイズ比較
- 安全装備の比較
- ラゲッジ容量の違い
- おすすめ用途の違い
- 取り回しやすさ比較
走行性能の違い
UXとNXは同じレクサスブランドのSUVですが、走行性能には明確な違いがあります。それぞれが想定するドライビングシーンやユーザー層に合わせて、設計やエンジン構成に工夫が凝らされています。
まず、NXは排気量2.5Lのハイブリッドやプラグインハイブリッド、さらに2.4Lターボエンジン搭載のガソリン車など、力強いパワートレインが揃っています。中でも「NX350 F SPORT」は最高出力279PSを誇る高出力エンジンを採用し、発進時や高速道路での加速力に優れたモデルです。パワフルな加速感を重視する方や、オフロードや山道を含む多様な道を走る人には非常に適しています。
一方のUXは、主に2.0Lハイブリッドエンジン(UX300h)とEV(UX300e)を搭載しており、出力は控えめながらも効率の良い走行が特徴です。アクセルレスポンスが穏やかで、静粛性にも優れているため、街中での運転に向いています。また、AWDモデルにはリアモーターが追加されており、悪天候時や滑りやすい路面でも安定した走行を可能にしています。
走行中の乗り心地についても差があります。NXは車重が重い分、しっかりとした安定感があり、高速走行時のフラつきが少ない傾向があります。UXは車体が軽いため軽快なハンドリングが魅力ですが、速度が上がると安定性にはやや不安を感じることもあるでしょう。
このように、力強い走行性能を求めるならNXが適しており、日常の街乗りを中心に考えているならUXが快適です。どちらを選ぶかは、どのような道をどんな頻度で走るかによって変わってきます。
タイヤサイズ比較
UXとNXのタイヤサイズは、車両の性格や走行性能に直結しています。タイヤの大きさや種類によって、運転時の安定感や小回り性能に違いが出るため、選ぶ際にはこの点にも注目する必要があります。
NXは基本的に18〜20インチの大口径タイヤを装着しており、特に上位グレードでは20インチが標準となります。タイヤサイズの一例としては、235/50R20や235/60R18が挙げられ、路面との接地面積が広く、高速道路などでの安定感に優れています。その反面、タイヤ価格が高くなる傾向にあり、スタッドレスの選択肢も限られることがあります。
一方のUXは、17〜18インチのタイヤを採用しており、例えば215/60R17や225/50R18が一般的です。口径が小さい分、ステアリングの切れ角が大きく、小回り性能が高いのが特長です。狭い路地や駐車場での取り回しがしやすいため、都市部での走行に向いています。さらに、タイヤ自体が比較的安価で、選択肢も多いため維持費を抑えたい方にはメリットとなります。
また、NXはタイヤサイズの影響で車高がやや高くなるため、見晴らしが良くなり、視認性も向上します。UXは低重心な構造と相まって、より軽快なドライビングが楽しめます。
このように、走りの安定性と堂々とした外観を求めるならNXの大径タイヤが適しており、街中での機動力や経済性を重視するならUXのタイヤがバランスに優れています。
安全装備の比較
安全装備に関しては、UXとNXの両モデルともレクサスの先進技術を搭載していますが、装備の範囲やオプションの内容に差があります。運転時の安心感やサポート機能を求める方には注目すべきポイントです。
UXは、全グレードに「Lexus Safety System+」を標準搭載しており、以下のような機能が装備されています。プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなど、日常の運転を支援する機能が充実しています。また、ドライバー異常時対応システムやプロアクティブドライビングアシストといった先進装備も備え、安全性をさらに高めています。
一方、NXも同様に「Lexus Safety System+」が標準ですが、グレードによって装備内容に違いがあります。例えば、車両周囲を俯瞰で確認できる「パノラミックビューモニター」は、NXでは一部グレードに標準装備されていますが、UXでは全グレードでオプション扱いとなっています。この点では、NXの方が上級装備が手厚いといえるでしょう。
また、NXの一部モデルでは、駐車支援や予防安全に関する機能がより進化しており、大型車としての取り回しを補う工夫がされています。駐車時のセンサーやアシスト機能も充実しているため、不慣れな道や狭い場所でも安心して運転できます。
このように、UXは標準装備の範囲が広く、購入時の追加コストが少ない一方で、NXはグレードによって安全装備の差があるため、どの装備が必要かを事前に確認することが重要です。
ラゲッジ容量の違い
UXとNXのラゲッジスペース(荷室容量)は、実用性に直結するポイントです。特に旅行やアウトドア、買い物が多い方にとって、荷物がどれだけ積めるかは車選びの決め手になり得ます。
NXの荷室容量は最大520Lで、ゴルフバッグなら後部座席を倒さずに3個積載可能な設計です。スーツケースに換算すると、大型と中型を1つずつ積める広さがあります。荷室の奥行きも約982mmと十分に確保されており、長尺物を積む際にも対応しやすい構造です。さらに、リアシートを倒すことでより広い積載スペースを確保できます。
一方、UXの荷室容量はグレードにより異なりますが、最大で310L(EV・ガソリン車)、ハイブリッド車では268Lとなっています。荷室の奥行きは約790mmとNXよりも短く、大型の荷物を積む際はリアシートのアレンジが必要になるケースもあります。例えば、ゴルフバッグは後席を倒さないと積めないため、積載性ではやや制限があります。
また、高さに関してはUXの方が上方向に余裕があり、デッキボード下にもわずかですが収納スペースが設けられています。これにより、小物類や緊急用具などを整理するには便利です。ただし、大きな荷物や複数のスーツケースを積む場合はNXに軍配が上がります。
普段の生活でちょっとした買い物や通勤がメインであればUXでも十分ですが、頻繁に荷物を積む使い方をする方や家族旅行などを想定しているなら、NXの荷室の広さは魅力的です。日常使いと遠出のバランスを見ながら選ぶのが賢明でしょう。
おすすめ用途の違い
UXとNXは、見た目こそ似たレクサスSUVですが、適した使用シーンには明確な違いがあります。選ぶ際には、自分のライフスタイルにどちらが合うかを見極めることが重要です。
UXはコンパクトなボディサイズと高い燃費性能から、都市部での利用に適しています。狭い道路や駐車場でも取り回しがしやすく、日常の買い物や通勤、保育園の送り迎えなどに便利です。また、燃費が良いため、長距離を毎日走る通勤スタイルの方にも向いています。ガソリン代や維持費を抑えたい方には魅力的な選択肢になります。
一方で、NXはボディが大きく、室内やラゲッジのスペースが広いため、アウトドアやレジャーを楽しむ人に適しています。特に家族でキャンプや旅行に出かける際には、積載力のあるNXが重宝されます。また、NXの上位グレードでは走行性能も高く、山道や高速道路での安定感にも優れています。
用途に応じた選び方をするなら、街乗り中心で経済性を重視する人はUX、家族利用やアウトドアを楽しみたい人はNXが向いています。ただし、NXは車両価格が高めであるため、予算とのバランスも検討ポイントです。逆にUXは価格を抑えつつもレクサスらしさを十分に味わえる点で、初めての高級車選びにもおすすめです。
このように、用途に応じてそれぞれに強みがあるため、車の使い方を明確にしてから選ぶと、後悔の少ない選択ができます。
取り回しやすさ比較
UXとNXはサイズの違いから、取り回しのしやすさにも大きな差が出ます。日常の運転で「狭い道を曲がれるか」「駐車がしやすいか」といった点を重視するなら、この比較は欠かせません。
UXは最小回転半径が5.2mと非常にコンパクトです。これは軽自動車と同レベルに近く、狭い交差点やスーパーの駐車場でもスムーズに方向転換が可能です。全長や全幅もNXより小さいため、都市部での細かい移動や狭い道での取り回しがしやすくなっています。
一方のNXは最小回転半径が5.8mとやや広く、切り返しが必要になる場面もあります。特に20インチタイヤを装備しているグレードでは、タイヤの大きさやホイールベースの長さが影響し、小回りにはやや不利です。ただし、NXにはパノラミックビューモニターやソナーセンサーなどの運転支援機能が豊富にあり、それらを活用すれば駐車時の不安を軽減できます。
さらに、運転時の視点にも差があります。NXは車高が高いため、前方や周囲の見通しが良く、特に高速道路や郊外では運転のしやすさを感じやすいです。UXはセダンに近い目線で、地面との距離が近いため、車両感覚がつかみやすいと感じる人もいるでしょう。
取り回しやすさを重視する場合はUXが有利ですが、サポート機能を活用することでNXも十分に扱いやすい車種です。運転の得意不得意や、どんな環境で使うのかを考慮して選びたいところです。
総括:レクサスUXとNXの違いをまとめて確認するポイント
- UXはコンパクトSUV、NXはミドルサイズSUV
- UXはハイブリッドとEV、NXはガソリン・ハイブリッド・PHEVを用意
- NXのほうがグレード数と選択肢が多い
- UXは価格が比較的抑えられており、エントリーモデルに適している
- NXは上級グレードでは700万円を超える設定もある
- ボディサイズはNXのほうが全長・全幅・全高ともに大きい
- UXは街中での取り回しやすさが高い
- 燃費性能はUXのほうが高く、維持費を抑えやすい
- NXはPHEVによりEV走行が可能な選択肢もある
- UXはスタイリッシュで都会的なデザインが特徴
- NXは重厚感があり、存在感のあるデザインが魅力
- 室内空間はNXが広く、頭上や荷室の余裕がある
- UXはインテリアに和の要素が取り入れられている
- 安全装備は両車に標準搭載されているが、NXのほうが機能が豊富なグレードがある
- NXは長距離ドライブやアウトドア用途に向いており、UXは日常使いに適している
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