レクサスのアドバンストパークが使えない理由|対応車種と作動条件

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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。

「アドバンストパークのスイッチを押しても駐車枠が出ない」「いつもの駐車場だけ作動しない」「自分の車には最初から付いていないのでは」と気になりますよね。

アドバンストパークが動かないとき、原因は故障よりも装備の有無と駐車環境の条件に寄っていることがほとんどです。

レクサスの現行モデルを見ると、この機能はそもそも設定のない車種が四つあり、同じ車種でもグレードによって扱いが変わります。

そのうえで、作動には駐車枠の幅や通路幅、路面の模様や明るさといった具体的な条件が決まっています。

そこでこの記事では、レクサス公式サイトと車両の取扱説明書で確認できる情報だけを使い、車種・環境・駐車場・操作の順に使えない理由をほどいていきますね。


記事のポイント

①:設定がない車種とグレードの線引き
②:公式が挙げる使えない駐車場の型
③:作動に必要な駐車枠と通路の寸法
④:区画線がない場所での代わりの手

目次

レクサスのアドバンストパークが使えない結論

最初に、この記事の答えをまとめて置いておきます。

ここを押さえておけば、販売店に相談する前に自分で切り分けられますよ。

使えないには二種類ある

アドバンストパークが使えないという状態は、原因の性質がまったく違う二つに分かれます。

ひとつは、その車にそもそも機能が積まれていない場合です。

もうひとつは、機能は積まれているのに駐車環境が作動条件を外れている場合ですね。

前者は何をしても動かず、後者は場所を変えれば動きます。

まずは自分がどちらに当たるのかを決めてしまうのが、遠回りしないコツかなと思います。

車に付いていない場合が多い

意外に見落とされがちなのが、車種そのものに設定がないという入口の話です。

現行のIS・UX・LC・GXには、アドバンストパークの設定そのものがありません。

これは公式サイトの安全装備一覧で、Lexus Teammate Advanced Parkの欄が設定なしとして示されている車種です。

さらにNXやLBX、LXのように、同じ車種でもグレードによって標準装備とオプションと設定なしが混ざるモデルもあります。

スイッチを探して見つからないときは、故障を疑う前に装備一覧を開いてみてください。

環境が条件を外れている場合

装備があるのに動かないなら、原因はほぼ駐車環境の側にあります。

レクサスは公式サイトで、使えない駐車場の例として歩道が区画の前にある場所、影が出ている場所、レンガのような繰り返し模様の路面、道幅や区画が足りない場所の四つを挙げています。

つまり、カメラが路面から手がかりを読み取れるかどうかが分かれ目になっているわけです。

この四つは、日本の月極駐車場や自宅の車庫でかなり高い確率で当てはまります。

作動しないのが特定の一か所だけなら、この線を疑うのが早いですよ。

私が最初に見る三つの点

私がこの手の相談を受けたときに順番に確かめるのは、次の三点です。

  • 車種とグレードに設定があるか(装備一覧で確認)
  • 同じ症状がほかの駐車場でも出るか
  • カメラとソナーに汚れや水滴が付いていないか

この三つで、装備の問題か環境の問題か本体の不調かがだいたい割れます。

三番目まで潰しても直らないときに、初めて販売店へ相談する流れが効率的だと思います。

補足

レクサスでの正式な名称はLexus Teammate Advanced Parkで、装備一覧やカタログではこの表記で載っています。

レクサスのアドバンストパークが使えない車種

ここでは、どの車種のどのグレードに設定があるのかを整理します。

中古で買う人にとっては、ここが一番効いてくる情報になるはずです。

設定があるのは八車種だけ

公式サイトの安全装備一覧をたどると、アドバンストパークの設定がある現行モデルはLX・RX・RZ・NX・LBX・LS・ES・LMの八車種でした。

下記の表は、車種ごとの扱いとリモート機能の有無をまとめたものです。

車種 アドバンストパークの扱い リモート機能
RX 全グレード標準装備 あり
RZ 全グレード標準装備 あり
ES 全グレード標準装備 あり
LM 全グレード標準装備 あり
LS 全グレード標準装備 LS500hのみ
NX NX350hの標準グレードは設定なし NX350はなし
LBX Bespoke Buildは標準・他はオプション あり
LX LX700hのみメーカーオプション なし

八車種のうち、無条件で付いてくるのは五車種だけという構図ですね。

IS・UX・LC・GXは設定なし

いっぽうで、現行のIS・UX・LC・GXにはアドバンストパークの欄自体が設定なしになっています。

ISとGXにはLexus Teammate Advanced Driveの渋滞時支援だけが用意され、駐車支援の側は入っていません。

UXとLCに至っては、Advanced DriveもAdvanced Parkも両方が設定なしという扱いです。

この四車種で作動しないのは不具合ではなく、最初からその装備が存在しないという話になります。

グレードごとの装備差が気になる人は、レクサスUXのグレードの違いと装備・価格差を比較しておすすめモデルを紹介もあわせて見てみてください。

NX350hの標準グレード

NXは、同じ車種の中で線が引かれている代表例です。

version L・F SPORT・OVERTRAILには標準装備される一方、NX350hの標準グレードだけは設定なしになっています。

さらにリモート機能の有無でもう一段分かれていて、NX450h+とNX350hには付き、NX350には付きません。

同じNXでも、グレード表記を一段読み違えるとまるで違う装備の車になるわけです。

年式による装備の動きはレクサスNXの前期と後期の違いをどっちが良いか比較|装備とデザインの差で追いかけられます。

LBXはグレードで扱いが違う

LBXの場合、Bespoke Buildだけがアドバンストパークを標準装備しています。

Cool・Relax・Active・Elegantの四グレードでは、メーカーオプション扱いです。

しかもパーキングサポートブレーキの周囲静止物とセットで設定されるため、単体では選べない構成になっています。

注意

メーカーオプションは新車を注文するときに指定する装備なので、納車後の追加はできないと考えておいてください。

グレードごとの中身はレクサスLBXのエレガントの違いを内装と機能でしっかり比較で細かく比べています。

LX600には設定がない

LXはさらに条件が絞られていて、アドバンストパークが選べるのはLX700hだけです。

グレード表記としてはEXECUTIVEでもOVERTRAIL+でも、LX700hであればメーカーオプションとして設定できます。

逆にLX600を選ぶと、どのグレードを組んでもアドバンストパークは付きません。

しかもLXの場合はリモート機能の設定がなく、車外から動かす使い方はできない仕様です。

大きなSUVほど欲しい装備なので、ここは注文前に必ず確認しておきたいところですね。

リモート機能の有無も分かれる

リモート機能は、専用アプリのRemote Parkを使って車外から駐車と出庫を行う機能です。

並列と縦列の両方に対応していて、荷物を出すための前後移動にも使えます。

ただしLXには設定がなく、NX350とLS500でも付かないという線引きがあります。

リモートが使えないという相談の多くは、故障ではなくグレード側の設定違いです。

レクくんレクくん

同じ車種名でも、グレードひとつで装備が消えることがあるんですよ。

サスちゃんサスちゃん

じゃあ中古を見るときは、車種名だけで判断したら危ないってことですね。

中古で買うときの確認点

中古車の情報欄は、グレード名までしか書かれていないことが珍しくありません。

アドバンストパークの有無を確かめたいなら、車両の装備一覧か現車のスイッチを見るのが確実です。

スイッチはセンターコンソール周辺にあり、押すとセンターディスプレイが駐車支援の画面へ切り替わります。

販売店に問い合わせるなら、リモート機能まで付いているかも合わせて聞いておくといいですよ。

ここを詰めておくと、納車後にがっかりする確率がかなり下がります。

レクサスのアドバンストパークが使えない環境

ここからは、装備はあるのに動かない環境側の話へ進みます。

公式が名指ししている条件を知っておくと、原因の見当がぐっと付けやすくなります。

公式が挙げる四つの駐車場

レクサスの公式サイトは、アドバンストパークが使えない駐車場の例を四つ挙げています。

  • 駐車区画の前に歩道がある駐車場
  • 駐車スペースに影が出ているとき(カーポートがある駐車場など)
  • レンガ等の繰り返し模様がある駐車場
  • 道幅・駐車区画に十分なスペースがない駐車場

四つに共通しているのは、カメラが路面の手がかりを読み違えやすい状況だという点です。

自分の駐車場がどれに当たるかを見るだけでも、納得感がかなり変わってくると思います。

影が出る駐車場が苦手な理由

影は、カメラにとって路面の色が急に変わる境目に見えます。

カーポートの柱や屋根が落とす影は輪郭がはっきりしていて、区画線と紛らわしい形になりがちです。

取扱説明書も、駐車スペースに影が出ているときは登録したあとのアシストが開始できない場合があると明記しています。

同じ場所でも、朝は動いて昼は動かないという現象が起きるのはこれが理由です。

時間帯を変えて試すと、影が原因かどうかを自分で確かめられますよ。

レンガなど同じ模様の路面

レンガやインターロッキングのように、同じ模様が一面に続く路面も苦手な部類です。

路面のどこを見ても似た形が並ぶため、システムが位置の基準を決められなくなります。

取扱説明書では、駐車スペース周辺の路面が同一の模様で構成されているときとして注意が書かれています。

見た目がきれいで整った駐車場ほど引っかかりやすいのが、少し皮肉なところですね。

補足

逆に、コンクリートの継ぎ目や色ムラのある路面は基準になりやすく、区画線がなくても認識できる場合があります。

区画の前に歩道がある場所

駐車区画の手前に歩道がある形も、公式が挙げている使えない例のひとつです。

歩道と車道の段差、縁石、点字ブロックといった要素が一度に並ぶため、路面の読み取りが乱れます。

そもそも歩道をまたいで入る駐車場は、進入角度が限られていて停車位置も取りにくいですよね。

店舗の前や道路に面した月極駐車場でよく見かける形なので、心当たりのある人は多いはずです。

この形の駐車場は、素直に自分でハンドルを回すほうが早いかなと思います。

道幅と区画が足りない場所

四つ目の条件が、道幅と駐車区画に十分なスペースがないという物理的な話です。

アドバンストパークは、駐車枠の横に並んで停まり、そこから切り返して入る動きを前提にしています。

その動きに必要な余白が取れないと、駐車枠を検出しても開始できません。

具体的な寸法は次の章でまとめて扱いますが、感覚より広めの数字が要ると思っておくといいです。

狭い駐車場で作動しないのは、性能不足ではなく設計どおりの挙動なんですよ。

雨や雪と夜間の認識精度

天候と明るさも、はっきり効いてくる要素です。

取扱説明書は、雨雪が降っているときと夜間はメモリ機能の登録を実施しないよう求めています。

路面が濡れると光が反射し、雪が積もれば区画線ごと隠れてしまうので当然といえば当然ですね。

また公式サイトも、天候状態によっては使用できないか性能が低下する場合があるとしています。

注意

作動しても精度が落ちている可能性はあるため、悪天候のときほど画面ではなく自分の目で周囲を確認してください。

朝日や夕日がカメラに入る

意外に多いのが、太陽の位置が原因になっているケースです。

取扱説明書は、朝日や夕日など太陽の光がカメラに入るときにアシストできない場合があると書いています。

加えて、他車のライトや防犯用ライトのような一時的な光が差し込む状況も挙げられています。

日照条件が登録したときと違うだけでも、メモリ機能は狙った位置へ入らなくなることがあります。

夕方だけ調子が悪いと感じるなら、故障よりも逆光を疑ってみてください。

カメラの汚れと字光式ナンバー

装置側の状態でも、作動しなくなる条件があります。

公式サイトは、カメラや超音波センサーに汚れ・水滴・雪が付着したり拭き取りが不十分な場合、性能が低下することがあるとしています。

さらに見落としやすいのが、アドバンストパーク搭載車には字光式ナンバープレートを装着できないという条件です。

カメラの取り付け角度が変わる改造や、視界をさまたげるアクセサリーも同じ扱いになります。

洗車のついでにカメラを拭くだけで直ることもあるので、まずはそこから試してみてください。


レクサスのアドバンストパークが使えない駐車場

この章では、作動に必要な寸法を数字で押さえます。

ここまで具体的になると、自分の駐車場が該当するかを巻尺で判定できますよ。

並列駐車で必要な四つの寸法

取扱説明書には、並列駐車を開始できる位置関係が図で示されています。

下記の表は、区画線がある場合と隣に車がいる場合の目安を並べたものです。

確認する箇所 区画線がある場合 隣に車がいる場合
自車と駐車スペースの距離 約1m 約1m
駐車スペースの幅 約2.5m 約3m以上
通路側に必要な幅 約6m以上 約6m以上
通路方向に必要な距離 約5.5m以上 約5.5m以上

片側にしか区画線や隣接車両がない場合でも作動するとされています。

隣に車がいるときの目安

隣接車両を基準にする場合、必要な幅は約3m以上へ広がります。

区画線基準の約2.5mより余裕が要るのは、車の外形から駐車できる幅を推定するからですね。

隣の車が枠から寄って停まっていると、その分だけ検出できる幅が痩せてしまいます。

両隣の停め方ひとつで、昨日は動いた駐車場が今日は動かなくなるわけです。

この寸法はあくまで検出させるための目安で、周囲の環境によっては検出できないとも書かれています。

縦列駐車で必要な寸法

縦列駐車になると、必要な数字はさらに変わります。

以下の表で、区画線がある場合と前後に駐車車両がある場合を整理してみます。

確認する箇所 区画線がある場合 駐車車両がある場合
自車と駐車スペースの距離 約1m 約1m
駐車スペースの長さ 約6m 約7m以上
通路側に必要な幅 約4.5m以上 約4.5m以上
通路方向に必要な距離 約8m以上 約8m以上

前後に車が停まっている状態だと、約7m以上の空きが要る計算になります。

機械式駐車場で作動しない訳

機械式駐車場で使えないという声が多いのは、寸法を突き合わせると理由がはっきりします。

パレットの内寸は幅1.8mから1.9m前後が中心で、約2.5mという区画幅の目安に届きません。

パレット前の通路も、約6m以上という条件を満たす設計にはなっていないのが普通です。

加えてパレットは金属の同じ模様が続く面で、輪止めや位置決めの突起も並んでいます。

作動条件をどこから見ても外れているので、動かないのが正常な挙動ということになりますね。

車体側の寸法制限についてはレクサスが駐車場に入らない時の原因と対処法|適したモデルの見極め方でまとめています。

勾配や段差がある駐車場

路面が平らでない駐車場も、はっきり除外の対象です。

取扱説明書は、路面に段差や勾配があると目標駐車位置を正しく設定できないため使用しないよう求めています。

実際に傾斜や段差のある場所で使うと、速度が調整できませんという表示が出てアシストが中止されます。

坂の途中の駐車場や、入口だけ一段上がっている車庫はこの条件に当たりやすいです。

補足

立体駐車場のスロープ脇の区画も勾配が付いていることがあるため、平らな階の区画で試すと切り分けやすくなります。

輪止めが効いてくる場面

輪止めは、駐車そのものより登録した位置への到達を邪魔する要素です。

取扱説明書は、輪止めなどにより設定した駐車スペースに到達できないときはアシストできない場合があると書いています。

また駐車スペース周辺の路面に低い突起物のようなものがある状況も、同じ扱いになっています。

車止めや縁石は駐車位置調整の機能でも接触のおそれがあるとされ、注意が必要な相手です。

輪止めの手前で止まってしまうときは、登録位置を少し手前へずらすと収まることがありますよ。

レクサスのアドバンストパークが使えない操作

ここでは、いったん動き出したのに途中で止まる場合を扱います。

中止と中断は意味が違うので、そこを分けて覚えておくと慌てずに済みます。

アシストが中止される条件

中止は、システムが解除されて最初からやり直しになる状態です。

下記の表は、取扱説明書に挙げられている中止と中断の条件を整理したものです。

区分 主な条件 そのあとの扱い
中止 メインスイッチを押す・シフトをPにする・パーキングブレーキをかける 最初からやり直し
中止 ドアやバックドアを開ける・運転席のシートベルトを外す 最初からやり直し
中止 ドアミラーを格納する・TRCやVSCをOFFにする 最初からやり直し
中断 ハンドルを操作する・アクセルを踏む・シフトを変える 画面の指示で再開可能
中断 障害物を検知してブレーキ制御が働く 再開スイッチで続行

故障だと思っていた挙動が、実は正常な中止条件だったという例はかなり多いです。

アシストが中断される条件

中断は、センターディスプレイの指示に従えば途中から再開できる状態です。

ハンドル操作、アクセル、シフト変更、カメラスイッチの操作が代表的なきっかけになります。

中断中にブレーキを踏みながらシフトを二回変えると、そのシフトのままアシストが中止へ切り替わります。

安全側に倒す設計なので、少し触っただけで止まるのは仕様どおりなんですよ。

再開したいときは、画面の再開スイッチを探すのが正解です。

画面に出るメッセージの意味

センターディスプレイのメッセージは、原因を教えてくれる一番の手がかりです。

駐車できる場所が見つかりませんという表示は、駐車枠を認識できる場所へ移動すれば解決します。

この環境では使用できませんと出たときは、別の場所へ移るよう案内される内容です。

速度が調整できませんという表示は、傾斜や段差が原因なので平坦な場所で使う必要があります。

メッセージを読むだけで、環境の問題か操作の問題かがその場で分かります。

リモート機能が止まる場面

リモート機能には、車内から操作するときとは別の条件が付いています。

公式サイトは、車内に人やペットが残っている状態では使用しないよう求めています。

電子キーは必ず携帯する必要があり、電池切れの電子キーではリモート機能を使えません。

さらに電子キーとスマートフォンを重ねて持つと、電子キーを検知できない場合があるとされています。

注意

リモート機能は運転操作の一部なので、運転免許を持つ人が操作し、公道で使う場合はその地域の交通法規に従ってください。

五分で終わるリモートの制限

リモート機能でとくに知っておきたいのが、時間の上限です。

公式サイトは、リモート機能の開始から最大五分でアシストを中止すると案内しています。

操作に迷っているうちに時間切れになると、動かなくなったように感じてしまいますよね。

スマートフォンの画面を注視して車両を走らせることも禁止されているため、視線は常に車へ向ける前提です。

障害物に近づきそうなときは連続操作をやめて、必要ならリモート機能を中止してください。

レクくんレクくん

止まった理由は、たいてい画面のメッセージに書いてありますよ。

サスちゃんサスちゃん

じゃあ止まったらまず画面を読む、が最初の一手なんですね。

レクサスのアドバンストパークが使えない時の対処

最後に、条件を外れている場所でも打てる手を並べます。

あきらめる前に試せることが、思っているより残っていますよ。

メモリ機能という抜け道

区画線がない自宅の車庫で効くのが、メモリ機能です。

停めたい位置へ一度自分で駐車し、その場所を登録しておくと次回から呼び出せる仕組みになっています。

区画線や隣接車両がない駐車スペースでも、路面から模様を検出できれば登録できます。

登録のときは、駐車できる場所が見つかりませんと出ても続けて操作を進める流れです。

自宅の駐車場だけ使えないと悩んでいた人には、ここが一番の解決策になるかなと思います。

メモリを登録できない環境

ただしメモリ機能にも、登録できない環境があります。

取扱説明書は、道幅と駐車位置に十分なスペースがない駐車場と、駐車スペース周辺にシステムが認識できる路面模様がない駐車場を挙げています。

登録に必要な駐車目標が見つかりませんという表示が出るのは、後者に当たった場合です。

またカメラのレンズが汚れているとき、雨雪が降っているとき、夜間の登録も避けるよう書かれています。

登録は晴れた日中に、カメラを拭いてから行うのがいちばん確実ですよ。

登録後にアシストできない条件

登録できても、その後の呼び出しでつまずくことがあります。

路面の経年劣化やリフォームで模様が変わったとき、日照条件が登録時と違うときは狙った位置へ入りません。

落ち葉やゴミのように次回はなくなるものが写り込んでいた場合も、同じ結果になります。

アシスト開始時の停車位置が登録時とずれているだけでも精度は落ちるので、真横に付けるのが基本です。

補足

カメラをぶつけたときや交換したときは取り付け角度が変わるため、メモリの登録をやり直す必要があります。

設定で変えられる四つの項目

センターディスプレイの設定画面からは、挙動をある程度調整できます。

速度モードでアシスト中の車速を、障害物回避距離で障害物との距離を変えられる仕組みです。

さらに優先駐車方法と優先駐車向きを決めておくと、並列と縦列のどちらを先に出すかを固定できます。

音声案内のオンとオフも、ここで切り替えられるようになっています。

思ったところに入らないと感じるなら、駐車位置調整の項目を触ってみるのも手ですね。

カメラの手入れで戻ることも

いちばん手軽で、いちばん効くのがカメラとソナーの清掃です。

前後左右の四つのカメラと、バンパー周りの超音波センサーが汚れていると認識精度が落ちます。

雪や泥が付いた状態でも、取り除けば正常に復帰すると案内されています。

洗車のときにカメラへお湯や水を直接かけると、レンズが曇って一時的に使えなくなることもあります。

柔らかい布で軽く拭く、くらいの扱いがちょうどいいと思います。

販売店で確認したいこと

そこまでやっても改善しないなら、販売店で見てもらう段階です。

相談するときは、どの駐車場で何回試したか、画面にどのメッセージが出たかを伝えると話が早く進みます。

装備の有無そのものが疑わしいときは、車台番号から装備一覧を確認してもらうのが確実です。

取り回しの相性が気になる人はレクサスRXが運転しにくい原因と選ぶ前に知るべき事|狭い道や女性の運転なども参考になります。

装備の設定や仕様は改良のたびに変わるため、最新の内容はレクサス公式の駐車場での安全サポートでも確かめてくださいね。

レクくんレクくん

区画線がない自宅の車庫なら、まずメモリ機能を試してほしいです。

サスちゃんサスちゃん

登録するなら晴れた昼間がいい、というのも覚えておきます。

レクサスのアドバンストパークが使えないよくある質問

ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。

細かい部分ですが、判断のときに効いてくる内容だと思います。

Q1. アドバンストパークは後付けできますか?

カメラとソナーと制御が一体になった機能なので、後から足す前提の装備ではありません。

LBXやLXではメーカーオプション扱いですが、これは新車を注文するときに指定するものです。

すでに納車された車へ追加できるかは、販売店へ確認してみてください。

Q2. トヨタのアドバンストパークと同じ機能ですか?

考え方は同じ系統ですが、レクサスではLexus Teammate Advanced Parkという名称で扱われています。

対応する駐車の種類や、リモート機能の有無は車種とグレードごとに違います。

他ブランドの情報をそのまま当てはめず、その車の取扱説明書で確かめるのが安全です。

Q3. リモート機能はどのスマホでも使えますか?

リモート機能はRemote Parkという専用アプリを使って操作します。

対応する機種や必要な設定は変わることがあるため、事前の確認が要ります。

使えるスマートフォンの条件は、購入予定のレクサス販売店へご確認ください。

Q4. アシスト中に接触したら誰の責任ですか?

公式サイトは、このシステムが自動駐車装置ではないとはっきり書いています。

運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、必要に応じてブレーキで停める前提です。

保険の適用範囲は契約内容で変わるので、加入先の保険会社へ確認してくださいね。

Q5. 練習に向いている駐車場はどこですか?

区画線がはっきり見えて、路面が平らで、通路が広い場所が向いています。

大型店舗の空いている時間帯の平面駐車場なら、条件がそろいやすいです。

混雑した時間帯は中断の条件に当たりやすいので、最初は避けたほうが無難ですよ。


レクサスのアドバンストパークが使えないまとめ

ここまでの内容を、判断に使える形で並べておきます。

迷ったときに戻ってこられるよう、要点だけ残しますね。

総括:レクサスのアドバンストパークが使えない

アドバンストパークが使えない理由は、装備の有無と駐車環境の条件のどちらかにほぼ集約されます。

現行モデルで設定があるのは八車種で、IS・UX・LC・GXには最初から入っていません。

装備があるのに動かないなら、駐車枠の幅や通路幅、路面の模様と明るさを疑うのが近道です。

  • 設定があるのはLX・RX・RZ・NX・LBX・LS・ES・LMの八車種
  • IS・UX・LC・GXには設定そのものがない
  • NX350hの標準グレードとLX600は対象外
  • 並列駐車は区画幅約2.5m・通路幅約6m以上が目安
  • 縦列駐車は長さ約6m・通路幅約4.5m以上が目安
  • 公式が挙げる苦手な環境は歩道・影・繰り返し模様・狭さ
  • 区画線がない場所はメモリ機能の登録で対応できる

あなたは、まず自宅の駐車場をメモリ機能に登録してみますか。

それとも、装備一覧の確認から始めてみますか。

装備の設定や仕様、対応する車種は変更される場合があります。

正確な情報は公式サイトとレクサス販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してください。

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