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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。
「レクサスNXはハイブリッドとガソリンのどっちが得なのか」「ガソリンのほうが安く買えるのか」「燃費の差はそんなに大きいのか」と気になりますよね。
この比較は、少し前まで安いガソリンのNX250と高いハイブリッドのNX350hを並べる話でした。
ところがレクサス公式の価格表と主要諸元表を開くと、いま載っているのはNX450h+・NX350h・NX350の3本だけで、NX250はどこにも出てきません。
つまり比較の前提そのものが入れ替わっていて、昔の記事の結論をそのまま当てはめると判断を間違えます。
そこでこの記事では、公式の価格表・主要諸元表・主要装備一覧表で確かめられる数字だけを使って、レクサスNXのハイブリッドとガソリンのどっちを選ぶべきかを整理して解説します。
記事のポイント
①:ガソリンは実質NX350の1本だけ
②:いちばん安いNXはハイブリッド
③:市街地の燃費は約2倍の差がある
④:燃料はどちらもハイオク指定
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっちの結論
最初に、この記事の答えを先に置いておきます。
ここさえ押さえておけば、販売店の説明も自分の物差しで聞けるようになりますよ。
万人向けの正解はもうない
結論から言うと、すべての人にとって一位になるパワートレインはありません。
ただ、選択肢の形が昔とは変わってしまった点だけは共通の前提になります。
ガソリンで選べるのはNX350だけで、しかもF SPORTとOVERTRAILの2つ、駆動方式はAWDのみです。
一方のハイブリッドはNX350hが4つのグレードを持ち、2WDとAWDの両方から選べます。
選べる幅という一点で、すでに勝負がついているわけですね。
ガソリンはNX350のF SPORTとOVERTRAILだけで、ハイブリッドはNX350hが4グレードという形が今の出発点です。
条件で答えが変わる理由
それでも答えが割れるのは、価格と燃費と走りの三つが同じ方向を向いていないからです。
燃費と価格の安さはハイブリッドが取り、加速の速さはガソリンのNX350が取ります。
公式の主要諸元表を見ると、NX350の最高出力は205kW、日本語で言えば279馬力です。
NX350hのエンジンは140kW、つまり190馬力なので、数字だけなら差はかなり開いていますね。
お金で選ぶか加速で選ぶか、ここが分かれ目になります。
私がすすめる進め方
私がすすめるのは、まずNX350hのベースグレードを基準に置いて考える進め方です。
公式の価格表でいちばん安いNXがこのグレードなので、ここを原点にすると差額の意味が見えやすくなります。
そのうえで、加速に強い興味があるならNX350の見積もりも取ってみる、という順番が無駄がないかなと思います。
最初からガソリンが安いと思い込んで探し始めると、候補の並べ方を間違えてしまいますよ。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|現状
ここでは、いまのNXがどんな構成になっているかを先に確定させます。
比較の土台がずれていると、あとの数字がすべて意味を失ってしまうからです。
| モデル | エンジン | 駆動方式 | メーカー希望小売価格 |
|---|---|---|---|
| NX350h | 2.5L直4ハイブリッド | 2WD/AWD | 5,500,000円〜6,876,000円 |
| NX350 | 2.4L直4ターボ | AWDのみ | 6,306,000円〜6,506,000円 |
| NX450h+ | 2.5L直4プラグインハイブリッド | AWDのみ | 7,495,000円〜7,725,000円 |
公式に載る3つのモデル
レクサス公式の価格表に掲載されているNXは、NX450h+とNX350hとNX350の3つです。
このうちエンジンだけで走るのはNX350の1モデルだけになります。
主要諸元表のエンジン型式を見ると、NX450h+とNX350hがA25A-FXS、NX350がT24A-FTSと書かれています。
前者は2.487Lの自然吸気、後者は2.393Lのインタークーラー付きターボですね。
排気量はほぼ同じでも、中身の考え方はまったく別ものだと分かります。
ガソリンはNX350だけ
ガソリン側の選択肢は、NX350のF SPORTとOVERTRAILの2グレードに絞られています。
価格はF SPORTが6,306,000円、OVERTRAILが6,506,000円です。
どちらも駆動方式は4輪駆動で、前輪駆動の設定はありません。
つまり「安いグレードで様子を見る」という買い方が、ガソリン側にはもう残っていないんですよね。
ここ、意外と見落とされているポイントだと思います。
NX250が消えた意味
以前のNXには、2.5Lの自然吸気エンジンを積むNX250というモデルがありました。
公式の価格表と主要諸元表のどちらにも、いまはこの名前が載っていません。
NX250はレギュラーガソリン仕様で、価格もいちばん安い位置にいたグレードでした。
その一台が抜けたことで、ガソリンは「安い側」から「速い側」へ役割が入れ替わったわけです。
補足
ネット上の比較記事にはNX250を前提にしたものが多く残っているので、書かれた時期を確かめながら読むと混乱しませんよ。
NX350hは2WDも選べる
NX350hには、ベースグレードとversion LとF SPORTとOVERTRAILの4つがあります。
このうち前輪駆動を選べるのは、ベースグレードとversion LとF SPORTの3つです。
OVERTRAILだけはAWD専用の設定になっています。
雪をあまり気にしない地域なら、2WDを選ぶだけで価格も車重も軽くできますね。
選択肢の広さという意味では、ハイブリッド側が圧倒的に有利な形になっています。
NX450h+はPHEVの別枠
NX450h+は外から充電できるプラグインハイブリッドで、他の2つとは別の枠と考えたほうが分かりやすいです。
主要諸元表によると駆動用主電池の総電力量は18.1kWh、EV走行距離は87kmと記載されています。
価格は7,495,000円からで、NX350hのベースグレードとは2,000,000円近い開きがありますよ。
この記事はハイブリッドとガソリンの比較が主題なので、NX450h+は判断の材料として要所だけ触れていきます。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|価格差
ここからは、実際にいくら違うのかを数字で並べていきます。
金額はすべてレクサス公式の価格表に載っているメーカー希望小売価格です。
| グレード | 2WD(FF) | AWD |
|---|---|---|
| NX350h ベースグレード | 5,500,000円 | 5,770,000円 |
| NX350h version L | 6,376,000円 | 6,646,000円 |
| NX350h F SPORT | 6,406,000円 | 6,676,000円 |
| NX350h OVERTRAIL | 設定なし | 6,876,000円 |
| NX350 F SPORT | 設定なし | 6,306,000円 |
| NX350 OVERTRAIL | 設定なし | 6,506,000円 |
最安はハイブリッド側
価格表でいちばん安いNXは、NX350hのベースグレードの2WDで5,500,000円です。
ガソリンでいちばん安いのはNX350のF SPORTで6,306,000円になります。
差は806,000円で、しかも安いほうがハイブリッドという逆転が起きています。
ハイブリッドは高いという昔ながらの前提が、ここで完全に崩れているわけですね。
この一点を知っているだけで、候補の並べ方がかなり変わってくるはずです。
2WDとAWDの差は27万円
NX350hの2WDとAWDの差額は、どのグレードでも270,000円で揃っています。
ベースグレードが5,500,000円と5,770,000円、version Lが6,376,000円と6,646,000円という具合です。
F SPORTも6,406,000円と6,676,000円なので、やはり270,000円ちょうどですね。
雪道を走らないなら、この270,000円をオプションに回すという考え方もできますよ。
同じ装備で比べにくい理由
この比較がややこしいのは、同じ名前のグレードが両方に揃っていないからです。
NX350にはベースグレードもversion Lも存在しないので、装備をそろえた一対一の比較ができません。
近い条件で並べるならNX350h F SPORTのAWDが6,676,000円、NX350 F SPORTが6,306,000円という組み合わせになります。
この場合はガソリンのほうが370,000円安く、値段の上下がひっくり返ります。
つまりどのグレードで比べるかによって、高い安いの結論そのものが動いてしまうんですよね。
注意
価格やグレード構成は改良のたびに変わるので、契約前には必ず最新の価格表と販売店の見積もりで確認してくださいね。
NX450h+までの価格の段
NX450h+を入れると、価格の階段は5,500,000円から7,725,000円まで伸びます。
幅にすると2,225,000円で、同じ車名とは思えないほどの開きがありますね。
NX450h+のversion Lが7,495,000円、F SPORTが7,585,000円、OVERTRAILが7,725,000円という並びです。
充電環境が家にあるかどうかで価値が大きく動くので、ここは生活環境から逆算するのが確実かなと思います。
価格差の逆転が示すもの
価格の並びを見ていると、レクサスがNXをどう売りたいかが透けて見えてきます。
入口をハイブリッドに置き、ガソリンは走りを求める人向けの上級装備とセットにする形になっています。
だからNX350にはF SPORTとOVERTRAILしか残っていないのだと考えると筋が通りますね。
ガソリンを選ぶ理由が「安いから」ではなく「速いから」へ変わった、と読み替えるのが正確です。
レクくんいちばん安いNXがハイブリッドという時点で、昔の比較記事はもう使えないんですよ。
サスちゃんじゃあ「ガソリンのほうが初期費用を抑えられる」って説明を聞いたら、まず疑ったほうがいいってことですね。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|燃費
次は燃費の差を、公式のカタログ値だけで並べてみます。
ここでは実燃費の話には踏み込まず、条件がそろった数字だけを扱いますね。
| モデル | WLTCモード | 市街地モード | 高速道路モード |
|---|---|---|---|
| NX350h 2WD | 20.9〜22.2km/L | 18.2〜19.2km/L | 21.3〜22.4km/L |
| NX350h AWD | 19.9〜21.6km/L | 17.6〜18.7km/L | 20.4〜21.9km/L |
| NX350 | 11.7km/L | 8.7〜8.8km/L | 13.7〜13.8km/L |
| NX450h+ | 19.6km/L | 17.2〜17.9km/L | 20.0〜20.1km/L |
WLTCで見た3モデルの差
WLTCモードで見ると、NX350hは20km/L前後、NX350は11.7km/Lという値になっています。
単純な比で言えば、ハイブリッドはおよそ1.8倍走る計算です。
NX450h+はハイブリッド燃料消費率が19.6km/Lで、これに87kmのEV走行距離が加わる形ですね。
カタログ値の並びだけでも、燃費に関しては議論の余地がほとんどありません。
ここは素直にハイブリッドの勝ちだと考えていいと思います。
市街地の差がいちばん大きい
差がもっとも開くのは、実は市街地モードです。
NX350hのAWDが17.6km/Lなのに対し、NX350は8.7km/Lしかありません。
ちょうど半分という、かなり分かりやすい開き方をしています。
信号待ちからの発進をモーターが担当できるかどうかが、そのまま数字に出ているわけですね。
通勤や送り迎えが中心の使い方なら、この差は毎日効いてきますよ。
高速では差が縮まる
逆に高速道路モードでは、NX350が13.7km/Lまで伸びます。
NX350hのAWDは20.4km/Lなので、比率は1.5倍ほどに縮まる計算です。
エンジンが一定の回転で回り続ける場面では、ハイブリッドの得意分野が薄れるからですね。
長距離の移動が中心なら、燃費だけを理由にハイブリッドを選ぶ必要は薄くなります。
市街地はおよそ2倍差で高速道路はおよそ1.5倍差、つまりどこを走るかで燃費差の大きさが変わるという点が要点になります。
タイヤの径で燃費が動く
主要諸元表の注記を読むと、同じグレードでもタイヤの径で燃費が変わると書かれています。
NX350の場合、18インチを履くとWLTCが12.0km/L、20インチのランフラットでは11.7km/Lです。
NX350hでも、18インチで21.7km/L、20インチのランフラットで20.9km/Lという注記があります。
見た目を取るか燃費を取るかで、ここも小さな選択になりますね。
試乗のときは装着タイヤのサイズを必ず確かめておくと、比較がぶれません。
実燃費の話は別記事へ
カタログ値と実際に出る数字がずれるのは、どの車でも同じです。
NX350hの実燃費についてはレクサスNX350hの燃費を徹底比較!カタログ・実燃費の差とはでまとめているので、そちらを見てもらうのが早いかなと思います。
この記事では、条件が統一されたカタログ値の比較にとどめておきますね。
数字の出どころを混ぜてしまうと、比較として成立しなくなってしまうので。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|燃料代
燃費の次は、給油そのものの条件を見ておきます。
ここを知らずに燃費だけで計算すると、年間の費用を読み違えてしまいますよ。
どちらもハイオク指定
主要諸元表の使用燃料の欄には、無鉛プレミアムガソリンと書かれています。
しかもこの表記は全グレードに共通で、ハイブリッドもガソリンも区別がありません。
つまりレギュラーで走らせられるNXは現行に存在しないということですね。
レギュラー仕様だったNX250がいなくなったので、この点も前提が変わっています。
1リットルあたりの単価が高い側で計算する必要がある、と覚えておいてください。
タンク容量は55Lで共通
燃料タンク容量は、主要諸元表によるとどのモデルも55Lです。
ここにWLTCの数値を掛けると、満タンあたりの目安が見えてきます。
NX350hのAWDなら約1,090km、NX350なら約640kmという計算になりますね。
給油の回数がおよそ1.7倍違うと考えると、手間の差としても実感しやすいはずです。
燃料代の差の考え方
年間10,000km走ると仮定して、消費量の差だけを見てみます。
NX350hのAWDが19.9km/Lなら約503L、NX350が11.7km/Lなら約855Lです。
差は約352Lなので、ハイオクの単価を掛ければ年間の差額が出せますね。
燃料価格は日々動くため、ここでは金額の断定は避けて計算のやり方だけを置いておきます。
あなたの走行距離を当てはめれば、自分の条件での差がすぐ出せますよ。
燃料の種類の詳細は別記事へ
ハイオクとレギュラーの違いそのものについては、別に一本まとめてあります。
指定燃料の考え方や誤給油の扱いはレクサスNXのレギュラーガソリン対応車とハイオク仕様の違いとはで整理しているので、気になる方はそちらへどうぞ。
この記事では、どちらを選んでもハイオクだという事実だけ押さえておけば十分です。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|走り
燃費で負けているNX350が、なぜ残っているのか。
その理由は動力性能の数字を並べるとはっきり見えてきます。
| 項目 | NX350h | NX350 |
|---|---|---|
| エンジン型式 | A25A-FXS | T24A-FTS |
| 総排気量 | 2.487L | 2.393L |
| 最高出力 | 140kW(190馬力) | 205kW(279馬力) |
| 最大トルク | 243N・m | 430N・m |
| 変速機 | 電気式無段変速機 | 電子制御8速オートマチック |
NX350のターボは279馬力
NX350のT24A-FTSは、205kWすなわち279馬力を6,000回転で発生します。
最大トルクは430N・mで、これを1,700回転から3,600回転という広い範囲で出す設定です。
低い回転から厚いトルクが出るので、街中でも高速でも余裕がある走り方になりますね。
この数字はNXの中で最も高く、NX450h+のエンジン単体すら上回っています。
NX350hは190馬力と電動
NX350hのA25A-FXSは140kW、つまり190馬力で最大トルクは243N・mです。
エンジン単体で見ればNX350に大きく届きません。
ただし主要諸元表を見ると、フロントモーターが134kWで270N・mを受け持っています。
AWDならリヤモーターも40kWと121N・mを担当するので、発進の瞬間はかなり力強いですよ。
最高出力で負けていても、日常の速度域では不足を感じにくいのがハイブリッドの強みです。
変速機の作りが違う
NX350はDirect Shift-8ATと呼ばれる電子制御8速オートマチックを積んでいます。
ギアがはっきり切り替わるので、加速に段がついて速さを体で感じやすい構造です。
一方のNX350hは電気式無段変速機で、回転が滑らかにつながっていきます。
この感触の違いは数字に出にくいので、試乗して確かめるしかない部分ですね。
ここ、好みがはっきり割れるところだと思います。
E-Fourと機械式4WDの差
AWDの中身も、実は同じではありません。
NX350hとNX450h+のAWDはE-Fourと呼ばれる電気式4輪駆動方式で、後輪をモーターで回します。
これに対しNX350は機械で後輪へ力を送る4輪駆動です。
駆動方式の選び方そのものはレクサスNXのFFとAWDではどっちがあなたに合うか比較し判断する方法で詳しく扱っています。
静かさの差が出る場面
静粛性の差が最も分かりやすいのは、発進から低速で走る場面です。
NX350hはエンジンを止めたまま動き出せるので、住宅街や早朝の出発では明確に静かになります。
NX350はターボエンジンが常に回っているため、その静けさは味わえません。
もっとも、加速時の音を楽しみたい人にとっては、これが長所にもなるんですよね。
静かさを取るか音を取るか、ここも好みの問題ですね。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|維持費
ここでは、購入後にかかる費用に関係する数字を並べます。
税額そのものは制度で動くので、判断の材料になる公式の数値だけを扱いますね。
| 項目 | NX350h | NX350 |
|---|---|---|
| 車両重量 | 1,730〜1,830kg | 1,780〜1,790kg |
| 総排気量 | 2.487L | 2.393L |
| CO2排出量 | 105〜117g/km | 193〜198g/km |
| 排出ガス性能 | 平成30年基準75%レベル | 平成30年基準50%レベル |
車重は意外と差が小さい
ハイブリッドは電池を積むぶん重い、と思われがちですよね。
ところが主要諸元表を見ると、NX350hのAWDが1,790〜1,830kg、NX350が1,780〜1,790kgです。
差はせいぜい50kg程度で、体感できるほどの開きではありません。
むしろNX350hの2WDは1,730kgからなので、いちばん軽いNXはハイブリッド側にあります。
重量の区分としてはどちらも同じ枠に収まるため、ここで大きな差はつきにくいですよ。
排気量の区分は同じ
総排気量はNX350hが2.487L、NX350が2.393Lです。
どちらも2.0Lを超えて2.5L以下という同じ区分に入ります。
そのため排気量で決まる部分については、両者に差が出ません。
維持費で差がつくのは、税の区分ではなく燃料の消費量のほうだと考えるのが正確ですね。
CO2排出量は約2倍差
環境性能に関する数値は、はっきり差が出ます。
NX350hのCO2排出量が105〜117g/kmなのに対し、NX350は193〜198g/kmです。
排出ガス性能も、ハイブリッド勢が平成30年基準の75%レベル、NX350が50%レベルと記載されています。
環境性能に応じた優遇制度は内容も期間も変わるため、金額の断定はここでは避けておきます。
注意
減税や補助の制度は年度ごとに条件が変わるため、適用の可否と金額は契約前に販売店へ必ず確認してください。
駆動用電池の心配ごと
ハイブリッドを避ける理由として、電池の交換費用を挙げる人は多いです。
主要諸元表によると、NX350hの駆動用主電池はリチウムイオン電池で総電圧は259Vと書かれています。
実際の交換費用や保証の範囲はレクサスNXのハイブリッドバッテリー交換費用の相場と安く抑える方法にまとめてあります。
不安の大きさと実際の金額はずれていることも多いので、一度数字で確かめておくと落ち着きますよ。
リセールの話は別記事へ
売るときの値段も、維持費と同じくらい気になるところですよね。
ただしリセールはグレードや色や装備でも動くため、パワートレインだけで語ると誤解を招きます。
この論点はレクサスNXのリセールで損しない買い方と売り方に任せてあるので、そちらを参照してください。
この記事では、新車で買うときの判断に絞って話を進めますね。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|選び方
ここまでの数字を、使い方の側から整理し直します。
自分がどこに当てはまるかを見つけてもらえれば、この記事の役目はほぼ果たせたことになります。
ハイブリッドが向く人
市街地の移動が多い人には、NX350hがはっきり向いています。
市街地モードで17.6km/Lという数字は、NX350の8.7km/Lのちょうど2倍です。
加えて、5,500,000円から選べるという入口の安さも効いてきます。
2WDを選べるのもハイブリッド側だけなので、条件の合わせ方が自由なんですよね。
迷ったらここから見る、という基準に置いて間違いは少ないと思います。
NX350が向く人
NX350が向くのは、加速の力強さにお金を払う気がある人です。
279馬力と430N・mという数字は、NXの中で唯一の存在になっています。
ギアが切り替わる感触を求める人にも、8速オートマチックのほうが合いますね。
ただしF SPORTかOVERTRAILしか選べないため、装備の好みが合うかどうかも確認が必要です。
燃費で不利なことは承知のうえで選ぶ、という覚悟が前提になります。
NX450h+が向く人
自宅で充電できる環境があるなら、NX450h+が候補に入ります。
EV走行距離が87kmあるので、日常の移動をほぼ電気だけでまかなえる可能性がありますよ。
総電力量18.1kWhの電池を積むぶん車重は2,010kgを超え、価格も7,495,000円からになります。
充電できないなら魅力の大半が消えるので、環境の有無が判断の分かれ目ですね。
雪の多い地域での考え方
積雪地では、AWDを選べるかどうかが実用面で効いてきます。
NX350hならAWDを270,000円の追加で選べ、NX350とNX450h+はもともとAWD専用です。
NX350hのAWDはE-Fourなので、後輪をモーターで駆動する仕組みになります。
寒冷地仕様の装備は別途のオプション扱いなので、見積もりの段階で有無を確かめておくと安心です。
補足
OVERTRAILは最低地上高が200mmと、他のグレードの185mmより15mm高いので、悪路や雪道の余裕を求めるならここも見どころですよ。
中古でNX250を狙う場合
安いガソリンのNXが欲しいなら、選択肢は中古車だけになります。
NX250はレギュラーガソリン仕様だったので、燃料代の考え方も現行とは変わりますね。
NX250とNX350の性格の違いはレクサスNX250と350の違いを比較|初心者でもわかる選び方のポイントで細かく比べています。
新車の話と中古の話を混ぜないことが、後悔しないための一番の近道かなと思います。
レクくん結局のところ、街乗り中心ならNX350h、加速が欲しいならNX350という整理でほぼ足ります。
サスちゃん安さでガソリンを選ぶ、という選択肢自体がなくなったと考えればいいんですね。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|FAQ
ここでは、本文で触れきれなかった細かい疑問をまとめました。
どれも見積もりの直前になって気づきやすい項目です。
Q1. 20インチにタイヤチェーンは巻けますか?
できません。
公式の価格表には、20インチのタイヤとホイールについてタイヤチェーンを装着することはできない、と注記があります。
18インチにはこの注記が付いていません。
雪道での運用を考えるなら、購入予定の販売店で装着可否を確かめてくださいね。
Q2. NXの最小回転半径はどれくらいですか?
主要諸元表では5.8mと記載されています。
この数値はNX450h+もNX350hもNX350も共通です。
全長4,660mmで全幅1,865mmという体格なので、狭い駐車場では確認しておきたい数字ですよ。
Q3. スペアタイヤは積まれていますか?
価格表のタイヤの項目には、パンク修理キットでスペアタイヤレスと書かれた組み合わせがあります。
20インチのランフラットタイヤを選ぶ場合は、パンク後もある程度走れる構造になります。
どの組み合わせになるかはグレードと選択したホイールで変わるので、見積書で確かめてください。
Q4. ムーンルーフで室内高は変わりますか?
変わります。
主要諸元表の室内高は1,195mmですが、ルーフの装備を選ぶと1,185mmや1,170mmになると注記されています。
頭上の余裕を重視するなら、実車で座って確かめるのが確実ですね。
Q5. 駆動用電池はどんな種類ですか?
NX350hもNX450h+も、駆動用主電池はリチウムイオン電池です。
総電圧はNX350hが259V、NX450h+が355.2Vと記載されています。
総電力量が示されているのはNX450h+だけで、18.1kWhという値になっていますよ。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっち|まとめ
最後に、この記事の要点をもう一度まとめておきます。
数字はすべてレクサス公式の資料に載っているものです。
レクサスNXのハイブリッドとガソリンどっちの総括
現行のNXでガソリンだけで走るのはNX350の1モデルで、F SPORTとOVERTRAILのAWDしか選べません。
いちばん安いNXはNX350hのベースグレードの2WDで、価格は5,500,000円です。
ガソリンが安いという前提はすでに成り立たず、選ぶ理由は加速の速さへ移っています。
- ガソリンはNX350だけで駆動方式はAWD専用
- 最安の5,500,000円はNX350hのベースグレード
- 市街地の燃費は17.6km/Lと8.7km/Lでおよそ2倍差
- 高速道路では1.5倍程度まで差が縮まる
- 使用燃料は全車無鉛プレミアムガソリンで共通
- 最高出力は279馬力と190馬力でNX350が上
- 車両重量の差は50kg前後と小さい
あなたは、燃費と入口の安さを取ってNX350hを選びますか。
それとも、279馬力という一点にお金を払ってNX350を選びますか。
価格やグレード構成、装備の設定は改良のたびに変更される場合があります。
正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してください。

