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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。
「レクサスRCの前期と後期は何が違うのか」「後期はいつからなのか」「中古で買うならどっちが得なのか」と気になりますよね。
レクサスRCは2014年から2025年まで、一度もフルモデルチェンジをせずに売られた車です。
そのぶん改良が何度も入っていて、前期と後期の二択で片づけると装備の差を読み違えます。
実際、多くの記事が後期の目玉として挙げている10.3インチナビは、前期のうちに導入されているんですよ。
そこでこの記事では、公式のニュースリリースをたどりながら、レクサスRCの前期と後期の違いを年表・装備・価格の三方向から整理しますね。
記事のポイント
①:前期と後期の境目は2018年10月31日
②:ナビの10.3インチ化は前期最終型から
③:後期は2020年と2023年にも変わった
④:RC Fの後期は2019年5月から
レクサスRCの前期と後期の違いの結論
先に、この記事の答えを置いておきますね。
前期と後期を分ける線ははっきりしていますが、その線だけで装備の差は決まりません。
境目は2018年10月31日
結論から言うと、レクサスRCの前期と後期を分けるのは2018年10月31日です。
この日にマイナーチェンジ後のRCが発売され、内外装と足まわりがまとめて手直しされました。
レクサスRCの後期は2018年10月31日発売のマイナーチェンジ以降を指します。
中古車サイトで年式を見るときは、この日付を頭に置いておくと迷いません。
ただ、これはあくまで見た目とサスペンションが変わった区切りなんですよね。
装備の中身は、この線とは別のタイミングで動いています。
装備の線は年表で見る
では、なぜ前期と後期の二択では足りないのでしょうか。
RCは11年のあいだ一度もフルモデルチェンジをしないまま、改良だけを重ねて売られてきました。
大きな節目は2017年11月30日、2018年10月31日、2020年9月17日、2023年1月9日の4回です。
このうち安全装備とナビが大きく動いたのは、後期に入る前の2017年11月30日でした。
つまり装備で選ぶなら、前期か後期かより「どの改良を通った個体か」を見るほうが正確ですよ。
この記事では、その4回をひとつずつ分解していきます。
どちらを選ぶかの考え方
選び方の軸は、意外とシンプルです。
顔つきと乗り味を優先するなら、2018年10月31日以降の後期が向いています。
装備の充実度と価格のバランスを取りたいなら、2017年11月30日以降の前期最終型が候補に入りますね。
走りの質にこだわるなら、ハブボルト化された2023年1月9日以降が最終形になります。
補足
RCとRC Fは2025年11月で生産を終えているため、今から選ぶ場合はすべて中古車が対象になります。
ここから、それぞれの根拠を順番に見ていきましょう。
レクサスRCの前期と後期の違い|年表
まず、レクサスRCがたどった11年を時系列で押さえます。
ここが分かると、後の装備の話がすべて年月日にひもづいて読めるようになりますよ。
前期と後期の年式の違いと発売時期の整理
レクサスRCは2014年10月23日に、RC350とRC300hの2本立てで発売されました。
RC Fも同じ日に発売されており、スタート地点は共通です。
そこから2018年10月31日のマイナーチェンジまでが前期、それ以降が後期という区分になります。
下記の表は、公式発表をもとに主な節目をまとめたものです。
| 時期 | 区分 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2014年10月23日 | 前期 | RC350とRC300hで発売 |
| 2015年9月17日 | 前期 | 2.0LターボのRC200tを追加 |
| 2017年11月30日 | 前期最終型 | 安全装備の標準化とRC300への改称 |
| 2018年10月31日 | 後期 | マイナーチェンジで内外装を刷新 |
| 2020年9月17日 | 後期 | ボディ剛性の強化と装備の標準化 |
| 2023年1月9日 | 後期 | ハブボルト化とタッチ操作の採用 |
| 2025年1月16日 | 後期 | Final Editionを設定し同年11月に生産終了 |
この7行が、この記事のすべての土台になります。
前期の4年で起きた変化
前期は2014年10月23日から2018年10月30日までの、およそ4年です。
この間に大きな出来事が2回ありました。
1回目が2015年9月17日で、2.0L直噴ターボを積んだRC200tが新しく設定されています。
それまでのRCは3.5LのRC350と2.5LハイブリッドのRC300hだけだったので、ここで選択肢が3つになりました。
2回目が2017年11月30日の一部改良で、こちらは中身の変化が非常に大きい回です。
同じ前期でも、2015年式と2018年式では買える仕様がまるで違うということですね。
2017年11月30日が実質の分かれ目
装備で選ぶ人にとって、いちばん大事な日付がここです。
この日の一部改良で、予防安全パッケージのLexus Safety System +が全車標準になりました。
同時にナビディスプレイが10.3インチへ拡大され、ドライブモードセレクトにCUSTOMモードが加わっています。
さらにRC350のエンジンが2GR-FKSへ変わり、RC200tはRC300へ改称されました。
見た目は前期のままなのに、中身は後期に近いという状態がここで生まれます。
後述する価格の話とあわせて、この日付は覚えておく価値がありますよ。
前期最終型と呼ばれる理由
2017年11月30日から2018年10月30日までの個体を、前期最終型と呼ぶことがあります。
公式にそういうグレード名があるわけではなく、あくまで中古車市場での呼び方です。
それでもこの呼び名が定着したのは、装備の差が実際に大きいからなんですよね。
安全装備が全車に付き、ナビも大画面になった状態で、外観と価格は前期のままという位置づけになります。
補足
前期最終型かどうかは車検証の初度登録年月だけでは判断しきれないため、装備の実物を確認するのが確実です。
探すときは年式ではなく、装備リストで絞り込むのがおすすめです。
後期はいつから?導入時期と背景
後期は2018年10月31日発売のマイナーチェンジからです。
このときの開発目標は、フラッグシップクーペのLCで培ったデザインと走りを受け継ぐことでした。
公式発表では、独創的でスポーティなイメージを残しつつ、LCの流れを汲むエレガントな外観を両立させたと説明されています。
走りの面でも、LCの「より鋭く、より優雅に」というコンセプトを継承すると明記されました。
つまり後期化の狙いは、RCをLCの世界観へ寄せることだったわけですね。
ここ、前期と後期の性格の違いを理解するうえで大事なところだと思います。
後期の中にも3つの段階がある
後期を一枚岩だと思っていると、これも読み違えます。
2018年10月31日の姿がそのまま2025年まで続いたわけではありません。
2020年9月17日にボディと足まわりが手直しされ、装備の標準化も進みました。
そして2022年12月22日に発表された一部改良が2023年1月9日に発売され、ホイールの締結方法まで変わっています。
最後に2025年1月16日、Final Editionだけを残す形になりました。
後期の中でも、どの段階の個体かで中身がはっきり違うということですね。
レクサスRCの前期と後期の違い|外装
ここからは見た目の違いを、確認する場所ごとに整理します。
写真だけで判断すると間違えやすい部分もあるので、順番に見ていきましょう。
レクサスRCの外装デザインの違い
外装の変化は、フロントとリヤの両方に出ています。
公式発表で挙げられているのは、ヘッドランプから下へ伸びるバンパーコーナーの造形です。
あわせてスピンドルグリルが、上下で開口比率を徐々に変化させたメッシュパターンになりました。
リヤはバンパーコーナーにエアダクトが設けられ、タイヤの踏ん張りを強調する造形へ変わっています。
下記の表で、確認すべき場所を並べてみますね。
| 確認する場所 | 前期 | 後期 |
|---|---|---|
| ヘッドランプ | クリアランスランプが独立 | 三眼を縦配置しL字と一体化 |
| スピンドルグリル | 開口が一様なメッシュ | 上下で開口比率が変わるメッシュ |
| リヤバンパー | コーナーは平坦な造形 | コーナーにエアダクトを設定 |
| リヤランプ | L字の主張は控えめ | L字をより際立たせた形状 |
| インパネ上部 | アナログクロックなし | LCと同意匠のアナログクロック |
この5点を押さえておけば、写真からでもほぼ判別できますよ。
スピンドルグリルの見分け方
いちばん確実なのはグリルのメッシュです。
後期のメッシュは、上から下へ向かって開口の比率が少しずつ変わる構成になっています。
そのため正面から見ると、上部と下部で目の細かさが違って見えるんですよね。
前期は開口の変化が小さく、面としての印象が均一です。
斜めから撮った写真では分かりにくいので、真正面のカットで確認するのがコツになります。
リヤまわりで分かる後期の特徴
後ろ姿にも、はっきりした手がかりがあります。
後期はリヤバンパーのコーナーにエアダクトが追加されました。
これは見た目のためだけでなく、ホイールハウス内の圧力変動を減らす目的でも入っています。
同時にサイドウインドウモールがフィン形状化され、空力性能へ手が入りました。
リヤコンビネーションランプも、L字がより際立つ造形に変わっています。
この2点が揃っていれば、後期と判断してまず問題ないかなと思います。
ヘッドライト・テールランプの違い
ライトまわりは、印象を左右する一番のポイントですよね。
後期では超小型の三眼LEDヘッドランプユニットが縦方向に配置されました。
そこにL字型のLEDクリアランスランプを組み合わせることで、前期にはない一体感のある表情になっています。
前期はクリアランスランプがユニットの外に独立して置かれており、輪郭の作り方そのものが違うんですよ。
テールランプ側も、後期はL字の主張を強めた造形へ変わりました。
夜間に後ろから見たときの印象は、ここでかなり差が出ます。
三眼LEDは後期でも標準ではない
ここ、勘違いされやすいので分けて書きますね。
後期の三眼LEDヘッドランプは、version Lには標準設定ですが、F SPORTにはオプション設定でした。
つまり後期のF SPORTでも、三眼LEDが付いていない個体は普通に存在します。
前期側でも、2017年11月30日の特別仕様車F SPORT Prime Blackには三眼フルLEDヘッドランプが特別装備として入っていました。
年式だけでライトの仕様を推測すると外すということですね。
注意
ヘッドランプの仕様は同じ年式・同じグレードでも個体差があるため、必ず現車か装備一覧で確認してください。
中古車の写真では判別しにくいので、販売店に型式と装備を聞くのが早いです。
レクサスRCの前期と後期の違い|内装
続いて室内です。
ここは「後期で大きく変わった」と言われがちですが、実際の変更点は整理して見る必要があります。
内装の変化と快適装備の違い
後期の内装変更として公式に挙げられているのは、パネルの質感と時計です。
ヒーターコントロールパネルとオーディオパネルが、質感の高いヘアライン調へ変わりました。
さらに大型化したニーパッドで両端から挟み込む構成となり、囲まれ感のある空間になっています。
オーナメントパネルはF SPORTに本アルミの名栗調仕上げとダークグレーヘアラインが新採用され、全5種類の設定になりました。
内装色も、LCから受け継いだオーカーなどを含む全7色に整理されています。
骨格そのものは変えず、触れる部分の質感を上げた改良だと考えると分かりやすいですよ。
10.3インチナビは前期最終型から
ここが、この記事でいちばん訂正したい点です。
ナビディスプレイの10.3インチ化は、後期のマイナーチェンジではありません。
ナビの10.3インチ化は2017年11月30日の一部改良で実施されており、前期最終型から搭載されています。
この点を後期の目玉として説明している情報が多いのですが、公式のニュースリリースでは前期の一部改良に記載されています。
ですから画面の大きさを条件にするなら、2017年11月30日以降であれば前期でも足ります。
予算を抑えたい人にとっては、けっこう効いてくる事実かなと思います。
アナログクロックは後期だけ
逆に、後期でしか手に入らない装備もあります。
代表がインストルメントパネル上のアナログクロックです。
これはLCと同じ意匠で、GPS時刻補正機能が付いています。
前期のインパネにはこの時計そのものが存在しないため、写真で一発で見分けられるんですよね。
室内の写真しかない中古車を見るときは、まずここを探すのが早いです。
タッチ操作になったのは2023年式
画面の大きさと操作方法は別の話になります。
マルチメディアシステムがタッチディスプレイになったのは、2023年1月9日発売の一部改良からです。
それ以前は画面サイズが10.3インチでも、操作はリモートタッチが前提でした。
このときインストルメントパネルアッパーのデザインも刷新され、サイドレジスターがメーターや時計と同じ丸型に変わっています。
操作系の使い勝手を重視するなら、狙うべきは2023年式以降ということになりますね。
レクサスRCの前期と後期の違い|安全装備
安全装備は、前期と後期という区分がいちばん通用しない領域です。
標準化のタイミングを年月日で押さえておきましょう。
安全装備の進化と標準化の違い
まず全体像を数字で見ておきますね。
RCの安全装備は2017年11月30日、2020年9月17日、2023年1月9日の3回に分けて充実しました。
下記の表は、それぞれの装備がRCで標準になった時期をまとめたものです。
| 装備 | 標準になった時期 | 補足 |
|---|---|---|
| プリクラッシュセーフティ | 2017年11月30日 | 歩行者検知機能付 |
| レーンディパーチャーアラート | 2017年11月30日 | ステアリング制御機能付 |
| オートマチックハイビーム | 2017年11月30日 | ロー・ハイを自動切替 |
| レーダークルーズコントロール | 2020年9月17日 | 全車速追従機能付へ変更 |
| ブラインドスポットモニター | 2020年9月17日 | RC Fは2017年11月30日から |
| ロードサインアシスト | 2023年1月9日 | 標識をメーターに表示 |
後期になった瞬間に全部揃うわけではない、という点が読み取れると思います。
2017年11月に標準化された4機能
2017年11月30日に標準となったLexus Safety System +の中身を確認します。
公式に挙げられているのは、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプのプリクラッシュセーフティです。
続いてステアリング制御機能付のレーンディパーチャーアラート、ロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビームが入ります。
4つ目が、先行車との車間を保って追従するブレーキ制御付のレーダークルーズコントロールですね。
この4点が付いているかどうかが、前期の中での大きな分かれ目になります。
2020年9月に全車標準になった装備
後期に入ってからも標準化は続きました。
2020年9月17日の一部改良で、電動パーキングブレーキとブレーキホールドが全車標準になっています。
同時にレーダークルーズコントロールが全車速追従機能付へ変わりました。
クリアランスソナーとバックソナー、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートも、ここで全車標準になりました。
2018年式と2021年式では、同じ後期でも装備表がかなり違うということです。
2023年式で広がった検知範囲
最後の底上げが2023年1月9日発売の一部改良でした。
単眼カメラとミリ波レーダーの性能が上がり、プリクラッシュセーフティの対応領域が拡大しています。
具体的には昼間の自転車運転者や夜間の歩行者、交差点で右折する前の対向直進車まで検知できるようになりました。
さらに緊急時操舵支援が追加され、レーントレーシングアシストの車線認識にAI技術が使われています。
レーダークルーズにはカーブ速度抑制機能が加わり、ロードサインアシストも採用されました。
安全装備を最優先にするなら、ここが到達点になりますね。
安全装備で選ぶなら見る年式
整理すると、選び方は3段階に分かれます。
最低限の予防安全でよければ2017年11月30日以降の前期で足ります。
駐車支援や後方の警報まで欲しいなら2020年9月17日以降が条件になりますね。
検知性能そのものを重視するなら2023年1月9日以降を探すことになります。
補足
同じ改良後の年式でも、販売店装着オプションの有無で装備が変わる場合があります。
予算と照らして、どこで折り合いをつけるかを決めておくと探しやすいですよ。
レクくん安全装備は前期か後期かではなく、改良の日付で線が引かれていますよ。
サスちゃんじゃあ後期だから安心、という買い方はできないんですね。
レクサスRCの前期と後期の違い|走り
走りの改良は、外から見えないぶん見落とされがちです。
ここも公式発表をもとに、何が変わったのかを分けて確認します。
後期の走りは何が変わったか
2018年10月31日の後期化では、足まわりに具体的な手が入りました。
19インチホイール装着車にはグリップ性能を高めたタイヤが新たに採用されています。
サスペンションには、ストローク速度が極めて低い状態から十分な減衰力を発揮する改良型ショックアブソーバーが入りました。
ブッシュもより高剛性なものへ置き換えられ、フラットな車両姿勢を狙った設定になっています。
あわせて2.0Lターボのアクセルレスポンスも向上しました。
数字で示せる変化ではありませんが、狙いははっきりしていますね。
2020年9月のボディと足まわり
次の改良は、車体そのものに入りました。
2020年9月17日の一部改良では、スポット溶接の打点を追加してボディ剛性を高めています。
さらにスタビライザーバーへ高強度鋼材、リヤアッパーアームへ高強度アルミ材を採用しました。
これによってバネ下質量が減り、操縦性と乗り心地の両方に効く構成になっています。
同時にRC300は2.0Lターボの最高出力発生回転数が5,200〜5,800r.p.m.へ拡大されました。
後期の中でも、この回を境に走りの土台が変わったと言えます。
ハブボルト化という大きな区切り
最後の改良が、いちばん構造的な変更です。
2023年1月9日発売の一部改良で、ホイールの締結がナットからワッシャ付ハブボルトへ変わりました。
締結力の強化とバネ下質量の低減を同時に狙った変更になります。
これに合わせて、アブソーバー特性とAVS、EPSの制御がToyota Technical Center Shimoyamaでの走り込みを通じて最適化されました。
F SPORTには専用のENKEI製アルミホイールも新規設定されています。
注意
ハブボルト化された年式はホイールの取り付け方式が異なるため、社外ホイールを流用する場合は適合を必ず確認してください。
ここは中古で選ぶうえでも実務的に効いてくる部分です。
乗り比べで分かる範囲
とはいえ、違いをどこまで体感できるかは別の話ですよね。
タイヤの銘柄や空気圧、走行距離による劣化のほうが大きく出る場面もあります。
特に10年近く経っている個体では、ブッシュやダンパーの状態のほうが支配的になりやすいです。
年式の差を確かめたいなら、できるだけ状態の近い個体同士で比べるのが公平かなと思います。
試乗できる在庫があれば、迷わず乗ってみるのが早いですよ。
レクサスRCの前期と後期の違い|グレード
エンジンとグレードは、前期と後期で構成そのものは大きく変わっていません。
ここでは年式で変わった点だけに絞って触れ、詳しい比較は別の記事へ譲りますね。
エンジンラインナップの違いと特徴
RCのエンジンは、後期になっても3種類のままです。
3.5L V型6気筒のRC350、2.5LハイブリッドのRC300h、2.0L直列4気筒ターボのRC300という構成です。
ただし前期の途中で中身が動いていて、RC350は2017年11月30日に2GR-FKSへ変わりました。
RC300は2020年9月17日に最高出力の発生回転数が広がっています。
エンジン同士の比較はレクサスRC200tと300の違いを比較|維持費や燃費・性能と装備の差で詳しくまとめています。
ハイブリッドの実際の燃費が知りたい場合はレクサスRC300hの燃費は実際13〜17km/L!街乗りと高速でどう違う?を見てみてください。
グレードごとの装備と人気の違い
グレードは標準仕様、version L、F SPORTの3本立てが基本でした。
前期と後期で名称は変わっていませんが、装備の中身は改良のたびに動いています。
分かりやすい例が三眼LEDヘッドランプで、後期でもversion Lは標準、F SPORTはオプションという扱いでした。
後期ではF SPORT専用のオーナメントパネルとして、本アルミの名栗調仕上げとダークグレーヘアラインが加わっています。
グレードそのものの違いはレクサスRC Fスポーツの違いを比較!価格や装備などグレード別の特徴で整理しているので、そちらが早いです。
RC300への改称でつまずく点
中古車を探すときに引っかかりやすいのが、この改称です。
2.0LターボのRC200tは、2017年11月30日にRC300へ名前が変わりました。
車としては連続していますが、検索の条件によっては片方しか出てこないことがあります。
前期の2.0Lターボを探すなら、RC200tとRC300の両方で在庫を見るのが確実ですよ。
ここ、地味ですが取りこぼしが起きやすいところです。
レクサスRCの前期と後期の違い|RC F
ここからはRC Fの話です。
実はRC Fの前期と後期は、RCとは別のタイミングで切り替わっているんですよ。
RC Fの区切りは2019年5月13日
RC Fがマイナーチェンジを受けたのは2019年5月13日です。
RC本体の後期化が2018年10月31日なので、半年以上ずれていることになります。
そのため2018年11月から2019年5月12日までは、後期のRCと前期のRC Fが並んで売られていた期間でした。
下記の表で、RC Fの節目を整理しておきますね。
| 時期 | 区分 | 内容 |
|---|---|---|
| 2014年10月23日 | 前期 | RCと同じ日に発売 |
| 2017年11月30日 | 前期 | BSMとRCTAを標準設定 |
| 2019年5月13日 | 後期 | マイナーチェンジで約20kg軽量化 |
| 2021年10月 | 後期 | Performance packageに新内装色 |
| 2023年1月9日 | 後期 | ハブボルト化と剛性配分の見直し |
| 2025年1月16日 | 後期 | Final Editionを200台限定で設定 |
RCの年表と重ねると、ずれ方がよく分かると思います。
後期RC Fの軽量化と空力
2019年5月13日の改良は、中身がかなり濃いです。
まず車両重量が従来型比で約20kg軽くなりました。
タイヤはトレッドパターンのコンパウンド材質まで見直して新開発されています。
エンジンマウントやサスペンションメンバーブッシュ、ステアリングラックブッシュの剛性も高められました。
外装ではフロントスポイラーのコーナーにカナード形状が取り入れられ、前後のホイールハウスにエアアウトレットが設けられています。
発進時のタイヤ空転を防ぐローンチコントロールが加わったのも、この回からですね。
Performance packageの位置づけ
同時に設定されたのがPerformance packageです。
CFRPを使ったカーボンフロントスポイラーや大型ロッカーフィン、カーボンルーフなどを採用しています。
さらにカーボンセラミックブレーキとチタンマフラー、固定式のカーボンリヤウィングを装備しました。
これらの合わせ技で、従来型比およそ70kgの軽量化を実現しています。
リヤのディスクローターもフロントと同じ380mm径となり、制動力が引き上げられました。
RC Fの中でも別格の仕様と考えていいと思います。
RC Fの2021年と2023年式
その後もRC Fは細かく手が入りました。
2021年9月2日に発表された一部改良では、Performance packageに専用内装色のブラック&アクセントブルーが追加されています。
ステアリングホイールとシフトノブにもアルカンターラが新たに使われ、握った感触が変わりました。
2023年1月9日発売の一部改良では、RCと共通のハブボルト化に加えてボディ剛性配分が見直されています。
Dレンジのパドルシフト変速制御も改良され、電動パーキングブレーキが全車標準になりました。
RC Fそのものの評価はレクサスRCFに乗ってる人はどんな人?普段使いや口コミも紹介にまとめてあります。
レクサスRCの前期と後期の違い|中古選び
ここからは、実際に買うときの見方を整理します。
RCはすでに生産を終えているので、選択肢はすべて中古車になりますね。
前期と後期の価格相場とお得度
中古の相場は、年式と走行距離と状態で大きく振れます。
そのため相場の数字を先に決めつけるより、新車価格の差を土台にするほうが確実です。
前期最終型と後期の新車価格の開きは、同じversion Lで10万円前後でした。
装備差を考えると、この開きは決して大きくないんですよね。
レクくん新車価格の差が小さいので、中古の値差は年式より状態で決まりやすいですよ。
サスちゃんじゃあ後期というだけで高い個体は、割高かもしれないんですね。
新車価格の推移を土台にする
公式発表の価格を並べると、値上がりの流れがはっきり見えます。
下記の表はversion Lの車両価格を、改良のたびに並べたものです。
| グレード | 2017年11月 | 2018年10月 | 2020年9月 | 2023年1月 |
|---|---|---|---|---|
| RC350 version L | 672万6,000円 | 683万円 | 706万3,000円 | 714万1,000円 |
| RC300h version L | 638万円 | 647万円 | 669万6,000円 | 677万4,000円 |
| RC300 version L | 594万円 | 603万円 | 624万8,000円 | 632万6,000円 |
後期化そのものより、2020年9月の改良のほうが値上がり幅は大きかったことになります。
人気ボディカラーと価格差の関係
色の設定も、前期と後期で違います。
後期のマイナーチェンジでは新色のスパークリングメテオメタリックが加わり、全11色の設定になりました。
F SPORT専用色としてネープルスイエローコントラストレイヤリングも用意されています。
その後2020年9月17日の一部改良で、金属質感を狙った新色ソニッククロムが加わり全10色となりました。
中古市場での色ごとの値差は在庫状況で動くため、断定はできません。
ただ、後期にしかない色を狙うなら年式が自動的に絞られる点は覚えておくといいですよ。
前期モデルのおすすめ仕様と注意点
前期を狙うなら、条件はひとつに絞れます。
2017年11月30日以降の一部改良を通った個体、いわゆる前期最終型です。
安全装備が全車標準になり、ナビも10.3インチになった状態で、外観と価格は前期のままという位置づけになります。
注意したいのは、同じ年に登録された車でも改良前の在庫だった可能性がある点ですね。
初度登録年月だけで判断せず、装備の実物を必ず確認してください。
補足
クーペは乗り降りでシートの肩口や座面に負荷がかかりやすいため、内装のスレや傷みも見ておくと安心です。
ここを押さえれば、前期はかなり狙い目になります。
中古車選びで押さえるべきポイント
最後に、現車で見るべき順番をまとめておきます。
最初に確認するのはインパネ上のアナログクロックで、これがあれば後期です。
次にナビの画面サイズと操作方法を見て、リモートタッチかタッチ操作かを確かめます。
そのうえで電動パーキングブレーキとブラインドスポットモニターの有無をチェックすれば、2020年9月以降かが分かりますね。
ホイールの締結がハブボルトかどうかまで見れば、2023年式以降かも判別できます。
不人気と言われる背景や生産終了までの経緯はレクサスRCはなぜ不人気なのか|生産終了と欠点を実データで検証で扱っています。
買ったあとに後悔しないために
装備の差が分かったら、次は持ち続けられるかどうかですよね。
RCは乗車定員が4名のクーペで、日常の使い勝手には割り切りが必要になります。
維持費や実用性の面で迷っている場合はレクサスRCで後悔する人の共通点|買う前に確認したい5つのポイントを先に読んでおくと判断しやすいです。
年式選びと所有後の満足度は、別々に考えたほうが失敗が少ないかなと思います。
注意
装備や価格の条件は年式と仕様で変わるため、実際の内容はレクサス販売店や中古車販売店で必ず確認してください。
納得できるまで確認してから決めるのが、いちばん確実だと思いますよ。
レクサスRCの前期と後期の違いのよくある質問
ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。
細かい部分ですが、実際に探し始めると気になってくる内容だと思います。
Q1. 前期と後期で自動車税は変わりますか?
自動車税種別割は排気量で決まるため、前期と後期という区分では変わりません。
ただし初度登録から一定年数を超えたガソリン車には重課の扱いがあります。
前期は登録からの年数が長いぶん、この影響を受けやすい点は押さえておきたいところです。
実際の税額は自治体の案内で確認してくださいね。
Q2. 後期のヘッドランプを前期に付けられますか?
結論から言うと、簡単に付け替えられるとは考えないほうがいいです。
後期はランプユニットの構成そのものが変わっているため、車体側の対応が必要になります。
灯火類は保安基準に関わる部分でもあり、車検の可否にも影響します。
実施の可否と費用はレクサス販売店へ具体的に相談してください。
Q3. 年式表示と前期後期がずれることはありますか?
あります。
改良の発売日と登録された時期がずれると、年式だけでは判断できません。
特に改良直後の時期は、改良前の在庫が登録されている場合があるんですよ。
装備の実物で確かめるのがいちばん確実です。
Q4. 認定中古車の条件は年式で変わりますか?
対象となる年式や走行距離の条件は、時期によって見直されることがあります。
そのため前期が必ず対象外になる、と決めつけることはできません。
気になる個体があれば、その車が条件を満たすかを個別に聞くのが早いです。
最新の条件はレクサス販売店で確認してください。
Q5. 車検証のどこで年式を確認できますか?
初度登録年月の欄を見れば、その車が最初に登録された時期が分かります。
ここが2018年11月以降であれば、後期である可能性が高くなりますね。
ただし前述のとおり、登録時期と改良の適用は完全には一致しません。
最終的には装備と型式を販売店に確認してもらうのが確実です。
レクサスRCの前期と後期の違いのまとめ
最後に、この記事の要点を整理しておきますね。
迷ったときに立ち返れるよう、判断の順番で並べています。
レクサスRCの前期と後期の違いを総括して整理する
レクサスRCの前期と後期を分けるのは2018年10月31日のマイナーチェンジです。
ただし装備の線は前期の途中と後期の途中にも引かれていて、二択では読み切れません。
特にナビの10.3インチ化が前期最終型からだった点は、選び方そのものを変える事実だと思います。
- 前期と後期の境目は2018年10月31日のマイナーチェンジ
- 後期の見分けは三眼LEDの縦配置とアナログクロックが確実
- ナビの10.3インチ化は2017年11月30日の一部改良から
- 安全装備は2017年・2020年・2023年の3回に分けて充実
- ハブボルト化とタッチ操作は2023年1月9日発売の年式から
- RC Fの後期は2019年5月13日で、RCとは半年ずれている
- RCとRC Fは2025年11月に生産終了し中古のみが対象
あなたは、顔つきで選んで後期を探しますか。
それとも、装備と価格の釣り合いを取って前期最終型を狙いますか。
価格や装備、認定中古車の条件は変更される場合があります。
正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してくださいね。

