レクサスの整備モードの入れ方と解除方法!失敗しないためのポイント

※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

レクサスの整備モードの入れ方と解除方法!失敗しないためのポイント

レクサスがいい・イメージ

レクサスの整備モードの入れ方がわからず困っていませんか?この記事では、整備モードの入れ方とは何かという基本的な知識から、実際の操作手順までをわかりやすく解説しています。トヨタ整備モード入れ方の流れをはじめ、RXの整備モードの入れ方やISの整備モードの具体的操作についても車種ごとに丁寧に紹介しています。

また、LSの整備モードの違いと特徴やLS500hの整備モードの設定方法、さらにLS600hの整備モードの操作手順といった高級モデル特有の手順も押さえています。レクサスの整備モードの入れ方と注意点に関しても実践的なポイントをまとめているので、初めて整備モードを扱う方にも安心です。

整備モードを解除するにはどうすればいいか、整備モードで走ったらどうなるかといった疑問にもしっかり対応。整備モードやり方のポイントと注意、整備モードの使用目的と使い分け、さらには間違えやすい操作とその対策についても取り上げています。

これからレクサスの整備モードを扱うすべての方に役立つ情報を、実践的に網羅しています。

記事のポイント

①:整備モードの基本的な仕組みと役割
②:車種ごとの具体的な操作手順
③:整備モード使用時の注意点とリスク
④:整備モードの解除方法と使い分け

レクサスの整備モードの入れ方の基本手順

  • 整備モードの入れ方とは
  • トヨタ整備モード入れ方の流れ
  • RXの整備モードの入れ方
  • ISの整備モードの具体的操作
  • LSの整備モードの違いと特徴

整備モードの入れ方とは

整備モードとは、ハイブリッド車のエンジンを強制的に作動させるための専用モードです。通常の走行中や停車中ではエンジンが停止することが多いため、排気ガスの測定やエンジンまわりの整備時に、エンジンを確実に動かし続ける必要がある場面で使われます。

通常の状態では、ハイブリッド車はバッテリーの充電状態に応じてエンジンのオン・オフを自動制御しています。そのため、整備中に意図しないタイミングでエンジンが停止してしまうことも少なくありません。整備モードにすることで、一定時間エンジンを継続的に動かせるため、検査や点検作業がスムーズに進みます。

ただし、整備モードはあくまで点検や調整などのための一時的な設定であり、その状態で公道を走行するとトランスアクスルなどの駆動部に負荷がかかり、故障の原因となる恐れがあります。走行は厳禁です。

また、整備モード中は横滑り防止機能(VSC)やタイヤの空転を制御する機能(TRC)などがオフになる場合があります。車検時の試験などには便利ですが、機能が無効になることを知らずに通常走行すると、思わぬ事故につながる可能性もあります。

こうした理由から、整備モードを使う際は操作方法だけでなく、注意点や終了方法も事前に理解しておくことが大切です。

トヨタ整備モード入れ方の流れ

トヨタのハイブリッド車を整備モードに切り替えるには、いくつかの操作手順を60秒以内に正確に行う必要があります。複雑に感じるかもしれませんが、手順を覚えておけば特別な機器を使わずともモード移行が可能です。

まず、ブレーキペダルを踏まずに、パワースイッチを2回押してイグニッションをONにします。この状態ではエンジンは始動せず、メーター類の表示が点灯するのみです。

次に、アクセルペダルを全開にして離す動作を、希望するモードに応じて所定の回数行います。たとえば、2WD整備モードであれば2回、4WD整備モードなら4回といった具合です。ここでの「全開→離す」が1回とカウントされるため、動作は正確に行う必要があります。

続いて、左足でブレーキペダルを踏み、シフトを「N(ニュートラル)」に入れます。その状態で、再び同じ回数だけアクセルを全開→離すを繰り返します。

その後、シフトを「P(パーキング)」に戻して、もう一度アクセル操作を同様に行います。これら一連の操作を60秒以内に終えると、メーター内に「Maintenance mode」などの表示が現れ、整備モードへの移行が完了します。

このとき、ブレーキを踏みながらパワースイッチを押せば、エンジンが起動して連続運転となります。解除は簡単で、パワースイッチをOFFにするだけです。

この方法を覚えておくことで、車検や整備の現場で迅速に対応できるようになりますが、モード移行中に他のボタンやスイッチを誤って操作すると失敗する可能性があるため、落ち着いて正確に進めることが大切です。

RXの整備モードの入れ方

レクサスRXの整備モードは、特に排気ガス検査やエンジン調整時に活用される設定です。通常の状態では、ハイブリッドシステムがエンジンを自動で停止させるため、長時間のアイドリング作業が難しくなります。整備モードに切り替えることで、意図的にエンジンを連続運転状態にでき、効率的な作業が可能となります。

操作手順は以下の通りです。まず、ブレーキを踏まずにパワースイッチを2回押し、イグニッションをONにします。このとき、車両はREADY状態にはなりません。

次に、アクセルペダルを全開で2回踏み込み、すぐに離します。これが最初の入力になります。続いて、左足でブレーキペダルを踏みながら、シフトを「N」に入れ、再度アクセルを全開で2回踏みます。ブレーキはそのまま保持しながら、今度はシフトを「P」に戻し、同様に2回のアクセル操作を行います。

この一連の操作を60秒以内に完了させると、マルチディスプレイに「整備モード」と表示され、整備モードへ切り替わったことが確認できます。この状態でパワースイッチを押してREADYにすれば、エンジンは連続で運転されます。

なお、作業後は必ずパワースイッチを押して整備モードを終了させることが重要です。そのまま走行すると、車両のトラブルを招く可能性があるため注意してください。

ISの整備モードの具体的操作

レクサスISの整備モードに入れるには、他のトヨタ系ハイブリッド車と同様に、シンプルながらも正確な操作が求められます。ISのようなスポーティーなセダンタイプでも整備モードの役割は変わらず、エンジンを一定時間稼働させることで点検作業を効率化します。

操作はまず、パワースイッチを2回押してイグニッションをONにします。ブレーキは踏まないでください。ディスプレイが点灯していることを確認したら、アクセルペダルを全開で2回踏み込みます。ここでは「全開にする→すぐに離す」という操作を1回とカウントします。

次に、左足でブレーキペダルをしっかり踏み込み、シフトレバーを「N」に切り替えた状態で、再びアクセルを全開で2回操作します。続けてシフトを「P」に戻し、最後にもう一度アクセルを同様に2回踏みます。

一連の操作を終えたら、ブレーキを踏みながらパワースイッチを押してREADYにします。これで整備モードに入り、エンジンが自動で始動し続けるようになります。マルチディスプレイにモード切り替えの表示がされるため、確認も容易です。

気をつけるべき点は、整備モード中に車を動かさないことです。走行すると駆動システムに異常が発生するリスクがあります。また、整備モードではTRCなどの制御機能が一部無効化されるため、通常の走行性能とは異なる点にも注意が必要です。

必要な作業が終わった後は、パワースイッチをOFFにして通常モードに戻すようにしてください。

LSの整備モードの違いと特徴

レクサスLSシリーズには、他のトヨタ車やレクサス車とは異なる特徴を持つ整備モードが搭載されています。特にLS500hやLS600hのような上位モデルでは、ハイブリッドシステムが高度に制御されているため、整備モードの操作方法や動作内容にも専用の仕様が見られます。

まず、大きな特徴のひとつは操作手順の違いです。一般的な整備モードはアクセルペダルの操作回数が「2回」または「4回」などで分かれていますが、LS600hでは「4回」のアクセル操作を行う点がポイントです。また、モード移行に必要な手順も、より慎重に進める必要があり、60秒以内という時間制限もあるため、ミスが起きやすい工程でもあります。

次に挙げられるのは、整備モード中の表示や動作です。LS系の車両では、整備モードに入るとメーター内に「AWD整備モード」や「Maintenance Mode」といった表示が明確に出ることが多く、視覚的にも確認しやすい構造となっています。この表示によって、現在の状態がひと目でわかり、誤操作を防ぎやすくなっています。

さらに、整備モードに入った状態では、エンジンが強制的に始動し、連続的にアイドリングを行うと同時に、TRC(トラクションコントロール)やVSC(横滑り防止機能)といった安全装置が無効化される場合があります。これは整備中の車両に不要な制御が加わらないようにするためですが、その反面、走行してしまうと安全性が著しく低下するため注意が必要です。

一方で、LSモデルは整備モード中も安定したエンジン回転を保つよう設計されており、例えば排気ガステストやエンジンフラッシングなどの作業において、効率的かつ確実な作業が可能となります。

このように、LSの整備モードは高級車ならではの精密さと制御技術が反映された設定であり、使いこなすには手順と特性を正しく理解しておくことが不可欠です。作業後には必ずモードを解除し、通常の運転状態に戻すようにしましょう。

レクサスの整備モードの入れ方と注意点

  • LS500hの整備モードの設定方法
  • LS600hの整備モードの操作手順
  • 整備モードを解除するにはどうすればいいですか?
  • 整備モードで走ったらどうなる?
  • 整備モードやり方のポイントと注意
  • 整備モードの使用目的と使い分け
  • 間違えやすい操作とその対策

LS500hの整備モードの設定方法

レクサスLS500hの整備モードを設定するには、他のトヨタ車と同様の操作手順をベースにしつつ、車種ごとの特性を理解して正確に操作する必要があります。LS500hは上級ハイブリッドモデルのため、制御が複雑であり、慎重な操作が求められます。

まず、車内でブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを2回押して、イグニッションをONにします。この状態では「READY」表示は点灯しません。次に、シフトレバーが「P」にあることを確認し、アクセルペダルを全開→離すを2回繰り返します。

その後、左足でブレーキペダルを踏み、シフトを「N(ニュートラル)」へ移動させた状態で、同じくアクセルペダルを全開で2回操作します。続いて、シフトを「P」に戻し、もう一度アクセル操作を2回行います。

この一連の手順を60秒以内に終えると、ディスプレイに「整備モード」あるいは「Maintenance Mode」が表示されます。その後、ブレーキを踏んだままパワースイッチを押すと、エンジンが連続運転に移行し、整備作業が可能となります。

このとき注意しておきたいのは、整備モード中は安全装置の一部が無効になることです。特にTRC(タイヤ空転抑制)などがオフになるため、車両を動かしてはいけません。また、誤って操作を途中で止めてしまうと、モード移行が失敗する可能性があるため、落ち着いて確実に手順を進めることが大切です。

整備終了後は、パワースイッチをOFFにすることでモードを解除できます。特にLS500hのような高性能車は制御も緻密であるため、手順通りに確実に進めることが重要です。

LS600hの整備モードの操作手順

LS600hの整備モードは、車検時の排ガス検査やエンジン調整作業をスムーズに進めるために必要な設定です。このモデルはAWD(全輪駆動)を採用しているため、整備モードの操作では「4回」のアクセル操作が必要になる点が大きな特徴です。

手順は次のようになります。まず、ブレーキを踏まずにパワースイッチを2回押し、イグニッションをONにします。シフトレバーを「P」に入れて、アクセルペダルを全開→離すを4回行います。この回数はAWD車特有の設定です。

次に、左足でブレーキを踏んだまま、シフトを「N」に移動させ、再度アクセルを同様に4回操作します。さらに、シフトを「P」に戻して、最後にもう一度4回アクセルを踏みます。すべての操作は60秒以内に完了させる必要があります。

成功すれば、メーター内に「AWD整備モード」や「Maintenance Mode」といった表示が現れ、整備モードへの移行が確認できます。この状態でパワースイッチを押すと、エンジンが連続して稼働を始めます。

注意点として、整備モード中はTRC(トラクションコントロール)などが無効になります。そのため、走行をしてはいけません。万が一この状態で走行すると、駆動系統に重大なダメージを与える可能性があります。

また、アクセル操作の「4回」という回数を間違えないことがポイントです。2回や3回では別のモードに切り替わってしまう場合があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

作業が完了したら、必ずパワースイッチをOFFにして整備モードを終了させてください。モードが解除されないままエンジンを停止すると、次回の起動時に意図しない動作が発生する恐れがあります。

整備モードを解除するにはどうすればいいですか?

整備モードの解除は非常に簡単ですが、タイミングと操作方法を正しく理解しておくことが重要です。解除方法を誤ると、車両が通常モードに戻らず、不要なエンジン運転や警告灯の点灯が続くこともあります。

最も基本的な解除方法は、「パワースイッチをOFFにする」ことです。整備モードはエンジンの強制連続運転を目的とした一時的な設定のため、パワースイッチを押して車両の電源を切るだけで通常状態に戻ります。READY状態が解除されれば、整備モードは終了しています。

ただし、車種によってはモード解除後もメーター内に表示が残っている場合があります。その場合は、一度車両を完全にOFFにし、数分経過後に再起動することで表示が消えることがあります。

ここで注意しておきたいのは、整備モード中に意図的に操作を省略したり、途中で手順を中断した場合、車両によっては正常に解除できないケースもあるという点です。そのようなときは、再度モードに入り直してから、手順通りにOFFにすることで解決できる場合があります。

また、整備モードはあくまで作業用の特殊状態です。整備や検査が終了したら、速やかに解除することを心がけましょう。特にトヨタ系ハイブリッド車では、整備モード中に他の安全機能が無効になっていることもあるため、解除し忘れるとトラブルの原因になりかねません。

整備モードで走ったらどうなる?

整備モードのまま走行することは、非常に危険です。整備モードはあくまで「その場でエンジンを連続運転させる」ための機能であり、走行するための制御とは大きく異なる設定になっています。

このモードでは、TRC(タイヤの空転防止機能)やVSC(横滑り防止装置)などの安全装置がオフになっていることが多く、通常の運転時と同じ制御は期待できません。特に雨天や雪道などの滑りやすい路面では、タイヤのグリップが急激に失われる危険性があります。

さらに、ハイブリッド車特有の駆動システムに負荷がかかることも問題です。整備モードではエンジンが常時アイドリング状態にあるため、通常の電動走行やエネルギー回生制御が行われません。これにより、トランスアクスルやバッテリーシステムに想定以上の熱や負担がかかり、最悪の場合、故障につながる可能性もあります。

また、整備モード中は各種メーター表示が通常とは異なるため、スピードや警告灯の確認がしづらくなることもあります。これによって運転中の判断を誤りやすくなり、事故リスクも高まります。

このような理由から、整備モードでの走行は絶対に避けるべきです。必要な作業が終了した時点で必ずモードを解除し、通常の状態に戻してから運転を再開するようにしてください。整備モードは便利な機能ですが、正しく使うことで安全性と車両の性能を保つことができます。

整備モードやり方のポイントと注意

整備モードを正しく使うためには、手順を覚えるだけでなく、細かなポイントと注意点を把握しておくことが大切です。見落としやすい部分を理解しておくことで、操作ミスや思わぬトラブルを防ぐことができます。

まず押さえておきたいのは「操作時間」です。トヨタ車・レクサス車では、整備モードへの移行操作をすべて60秒以内に完了させなければいけません。途中で一度でも操作が止まったり、順番を間違えると、モードに入らず最初からやり直しになるため、時間を意識しながら一気に操作を進めることが重要です。

また、アクセルペダルの「踏み込み方」にも注意が必要です。多くの車種では「全開にする→すぐに離す」動作を1回とカウントしますが、ここで踏み込みが浅かったり、離すのが早すぎると正しく認識されないことがあります。確実に全開まで踏み込み、しっかりと戻すことを意識しましょう。

操作中は、左足でブレーキを踏みながらシフト操作を行う場面が多くあります。ペダル操作が不安定だと誤作動や操作失敗につながるため、シート位置を調整し、安定した姿勢で操作することが望ましいです。

そして、整備モードが完了したかどうかは、マルチディスプレイやインジケーターで必ず確認するようにしてください。モード移行ができていない状態でエンジンを始動しても、整備用の連続運転にはなりません。

最後に、整備モード中は安全装置がオフになっていることがあるため、決して走行しないことが大原則です。必要な作業が終わったら、必ずパワースイッチをOFFにしてモードを解除するのを忘れないようにしましょう。

整備モードの使用目的と使い分け

整備モードは一つのモードだけでなく、車種や駆動方式によっていくつかの種類があります。それぞれ目的や使い方が異なるため、状況に応じて適切なモードを選ぶことが大切です。

多くのトヨタ・レクサスのハイブリッド車には、たとえば「2WD整備モード」「4WD整備モード」「認証モード」などが用意されています。どれもエンジンの強制アイドリングを可能にする機能ですが、それぞれ異なる制御や対象となる作業があります。

たとえば、「2WD整備モード」は、エンジンの点火時期点検や排ガス測定など、基本的な検査作業に使われます。このモードではTRCがオフになり、リアモーターの制御も一時的に停止します。

一方、「認証モード」は、スピードメーターテストやシャシダイナモ測定などの試験用途に向いており、整備モードとはやや性質が異なります。こちらはエンジンの強制アイドリングはせず、走行試験用の制御に切り替えることが主な目的です。

さらに、4WD車の場合は「4WD整備モード」「4WD認証モード」なども存在し、アクセル操作の回数や制御内容が違ってきます。車種によっては、モードごとに表示されるインジケーターや点滅パターンも異なるため、取扱説明書や整備マニュアルを事前に確認しておくと安心です。

このように、整備モードには複数のバリエーションがあり、作業内容に応じて適切な使い分けが必要です。どのモードを使えばよいかわからない場合は、車両の整備目的や検査内容に合わせて選ぶようにしましょう。誤ったモードで作業すると、検査が正常に行えなかったり、車両側の制御に影響を与える恐れもあります。

間違えやすい操作とその対策

整備モードへの移行は一見単純なようでいて、実際には意外とミスが起こりやすい操作でもあります。特に慣れていない人にとっては、途中で失敗してやり直すことが珍しくありません。ここでは、よくある間違いとその防止策について解説します。

まず最も多いのが「アクセルの踏み方の誤り」です。整備モードの操作では、「アクセルを全開にしてすぐ離す」動作を1回とカウントします。ところが、踏み込みが浅かったり、ペダルを中途半端に戻してしまうと、1回として認識されません。このため、アクセルは床までしっかりと踏み込み、完全に戻すまで一呼吸置くようにしましょう。

次にありがちなミスが、「操作の順序を間違える」ことです。例えば、Pレンジ→Nレンジ→再びPレンジという手順が基本となっているにもかかわらず、NとPの順番を間違えると整備モードに入りません。また、手順を思い出しながら操作しているうちに60秒が経過してしまうケースも見受けられます。

この対策としては、事前に紙に操作手順を書き出しておくか、スマートフォンで画面を表示させて見ながら行う方法が有効です。操作を覚えていないまま手探りで始めると、焦りから間違いが起きやすくなります。

さらに、「ブレーキを踏むタイミングのミス」も多くの人が陥るポイントです。ブレーキはNレンジとPレンジでアクセル操作を行う際に必ず踏み続けなければなりません。途中で足がずれてしまうと、ブレーキが離れて整備モードの入力がリセットされてしまいます。左足でしっかり踏んで安定させることで、操作精度が向上します。

最後に、モード切り替え後の「確認不足」も注意すべき点です。インジケーターに「整備モード」や「Maintenance Mode」と表示されない場合は、操作が失敗している可能性があります。必ず表示を確認し、正常にモードが移行できているか確認してから作業を開始してください。

このように、操作自体は特別な道具を使わずにできるものの、ちょっとした油断や勘違いが失敗につながることがあります。確実に成功させるには、事前準備と落ち着いた操作がカギとなります。

総括:レクサスの整備モードの入れ方まとめ

  • 整備モードはエンジンを強制的に稼働させるための機能
  • ハイブリッド車の検査や点検作業時に有効
  • 通常走行中は整備モードの使用は不可
  • VSCやTRCなど一部安全装置が無効になる
  • 操作は60秒以内に完了させる必要がある
  • アクセル操作の回数でモードを指定する仕組み
  • 2WDはアクセル2回、4WDは4回操作が基本
  • 操作ミス防止には事前の手順確認が重要
  • RXやISなど車種ごとに操作の微差がある
  • LS600hはAWD車のため操作回数が異なる
  • モード完了はインジケーターで確認できる
  • モード中に走行すると故障や事故のリスクあり
  • 解除はパワースイッチをOFFにするだけで良い
  • 操作途中の中断は再入力が必要になることもある
  • 使用目的ごとにモードを正しく使い分ける必要がある

Follow me!

PAGE TOP