レクサスのトランクが開かない原因|バッテリー上がり時の開け方

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こんにちは、レクサスがいいの管理人です。

「レクサスのトランクが急に開かなくなった」「バッテリーが上がってトランクだけ開かない」「足をかざしても反応してくれない」と気になりますよね。

レクサスのトランクやバックドアは、機械のワイヤーではなく電気で解錠する仕組みが中心になっています。

そのため盗難防止用のスイッチが一つ入っているだけで、車内のボタンも電子キーも車外のスイッチもまとめて効かなくなるんですよ。

そこでこの記事では、レクサスを長く追いかけている私が、開かない原因の切り分け方、車種ごとの正しい操作手順、電源が落ちたときの逃げ道を順番に整理して解説します。



記事のポイント

①:開かない原因を四つに切り分ける手順
②:グローブボックス内のメインスイッチ
③:足で開かないときの正しい立ち位置
④:電源が落ちたときの車種別の逃げ道

目次

レクサスのトランクが開かない結論

最初に、この記事でお伝えしたい結論をまとめておきます。

トランクが開かないトラブルは、いきなり故障を疑うより先に見るべき場所が決まっています。

順番さえ間違えなければ、その場で解決してしまうケースがかなり多いんですよ。

まず見るのは四つだけ

結論から言うと、最初に確認するのは設定・電子キー・電源・引っかかりの四つだけです。

このうち圧倒的に多いのが設定の問題で、グローブボックス内のトランクオープナーメインスイッチがOFFになっているパターンですね。

このスイッチは盗難防止のために用意されているもので、OFFにすると車内のボタンもリモコンも車外のスイッチも同時に効かなくなります。

ここを見ずに修理を考えてしまうと、無駄に時間もお金もかかってしまいます。

まずは助手席のグローブボックスを開けて、隅にあるスイッチの向きを確かめてみてください。

電源が生きているかで分かれる

次に効いてくるのが、12Vバッテリーの電気が残っているかどうかという分かれ道です。

室内灯が点く、メーターが立ち上がる、ドアの施錠音がするといった反応があれば、電源は生きていると考えられます。

逆にどの操作にも反応がないなら、原因はトランク単体ではなく車全体の電源側にあります。

電源が落ちている場合、トランクを開ける前に電気を復旧させる作業が先になりますよ。

この二段構えで考えると、やるべきことがかなりはっきりしてきます。

セダンとSUVで手順が違う

もう一つ押さえておきたいのが、車種によって開ける仕組みそのものが違うという点です。

ISやESのようなセダンは独立したトランクリッドを持ち、グローブボックス内のメインスイッチで無効化できる構造になっています。

一方でNXやRXのようなSUVは、荷室が車内とつながったパワーバックドアですね。

SUVには最初からハンズフリーや開度メモリーといった電動の機能が組み込まれているぶん、確認すべき設定も増えます。

同じ「開かない」でも、見る場所がまるで違うと思っておいてください。

設定・電子キー・電源・引っかかりの四つを上から順に見て、それでも動かないときだけ故障を疑ってください。

この順番を守るだけで、多くのトラブルはその場で終わります。

この記事の読み進め方

ここから先は、いま挙げた四つの原因を一つずつ掘り下げていきます。

急いでいる方は、まず設定と電源の章だけ読んでもらえれば十分に対応できます。

そのうえで、お乗りのモデルに合わせて車種別の章を見てもらう形が効率的かなと思います。

下の表は、モデルごとの呼び名と現在の販売状況を整理したものです。

モデル 荷室の開き方の呼び名 現在の販売状況
IS・ES・LS トランクリッド 販売中のセダン
LC・RC トランクリッド 販売中のクーペ
NX・RX・UX・LBX パワーバックドア 販売中のSUV
GS トランクリッド 2020年8月に生産終了
HS トランクリッド 2018年3月に販売終了

最後に、電源が完全に落ちてしまったときの緊急手段と、そもそも詰まないための備えもまとめました。

レクサスのトランクが開かない原因

ここでは、開かない原因を四つの系統に整理して全体像をつかみます。

自分の症状がどこに当てはまるかが分かると、次に何をすべきかが自然に決まってきますよ。

原因は大きく四系統

トランクが開かない理由は、細かく見ればきりがありませんが、実際には四つの系統に収まります。

設定で止められている、電子キーが認識されていない、電源が足りていない、物理的に引っかかっている、この四つです。

下の表は、系統ごとの代表的な症状と、最初に見るべき場所をまとめたものになります。

原因の系統 代表的な症状 最初に見る場所
設定で止まっている 車内も車外もリモコンも全部が無反応 グローブボックス内のメインスイッチ
電子キーが未認識 車外のスイッチだけが反応しない キーの携帯位置と電池の残量
電源が落ちている 室内灯やメーターにも元気がない 12Vバッテリーの状態
物理的な引っかかり 作動音はするのに持ち上がらない 荷室まわりの氷や積み荷

設定で止まっている場合

一番多いのが、車両側の機能が意図的に止められている状態です。

レクサスのセダンとクーペには、トランクオープナーを丸ごと無効にするメインスイッチが標準で備わっています。

公式の取扱説明書でも、このスイッチをOFFにするとワイヤレスリモコンでもスマートエントリーでもトランクを開けられなくなると明記されています。

SUVの場合は、キックセンサーの作動そのものをカスタマイズ機能でOFFにできる設定がありますね。

どちらも故障ではないので、スイッチや設定を戻せば一瞬で解決します。

電子キーが届いていない場合

車内のボタンでは開くのに車外のスイッチだけ反応しない、という症状はキー側が疑わしいです。

車外のトランクスイッチは、電子キーが検知エリアの中にあることを条件に働きます。

キーを家に置いてきた、鞄の奥で電波が遮られている、電池が消耗しているといった状況では反応しません。

ただしレクサスの取扱説明書には、すべてのドアが解錠されている場合は電子キーを携帯していなくても開けられると書かれています。

つまり先にドアを解錠しておくだけで開くケースもあるので、覚えておくと便利ですよ。

電源が落ちている場合

電動で解錠する以上、12Vバッテリーが弱っているとトランクは動きません。

やっかいなのは、エンジンはかかるのにトランクだけ渋いという中途半端な状態です。

これはバッテリーの電圧が下がりはじめたサインで、寒い朝や長期間乗らなかったあとに出やすくなります。

バッテリー上がりでドアそのものが開かない場合の対処はレクサスのバッテリー上がりでドアが開かない原因と開け方完全解説にまとめているので、そちらも合わせてどうぞ。

この記事では、あくまでトランク側で起きることに絞って進めていきます。

物理的に止まっている場合

意外に見落とされるのが、機械としては動こうとしているのに物が邪魔をしているパターンです。

荷室いっぱいに積んだ荷物がリッドの裏側を押し上げていたり、雪や氷でパッキンが張り付いていたりします。

SUVのパワーバックドアには挟み込み防止機能があるため、異物を検知すると途中で反転して止まってしまいます。

この場合は作動音やブザーが鳴るのに開き切らない、という分かりやすい症状が出ます。

補足

凍結が疑われるときは、力任せに引き上げず、ぬるま湯をかけてパッキンをゆるめるほうが安全です。

熱湯は塗装やガラスを痛めるおそれがあるので避けてください。

切り分けは車内側から

四つの系統を効率よく見分けるには、車内側の操作から試すのが近道になります。

車内のスイッチで開けば、原因は電子キーか車外スイッチのどちらかに絞られます。

車内でも車外でもリモコンでも一切反応しないなら、メインスイッチか電源のどちらかです。

音はするのに開かないなら、引っかかりや挟み込みを疑う流れになりますね。

レクくんレクくん

反応がまったく無いのか、音だけするのかで、見る場所が正反対になりますよ。

サスちゃんサスちゃん

あわてて何度も押すより、まず音を聞くほうが早いってことなんですね。

レクサスのトランクが開かない設定

ここでは、原因の筆頭であるトランクオープナーメインスイッチについて詳しく見ていきます。

存在を知っているだけで無駄な出費を避けられる部分なので、じっくり確認してもらえたらと思います。

公式名称はメインスイッチ

ネット上では「トランクキャンセルスイッチ」という呼び方が広まっています。

ただ、レクサスの電子取扱説明書での正式な呼び名はトランクオープナーメインスイッチです。

IS・ES・LS・LCのいずれの説明書でも、この名称でラゲージセキュリティの項目に記載されています。

販売店へ問い合わせるときも、正式名称で伝えたほうが話が早く進みますよ。

呼び方が違うだけで同じ装備なので、そこは安心してください。

位置はグローブボックス内

設置場所は助手席前のグローブボックスの中で、多くのモデルでは奥の隅に配置されています。

内装に溶け込む色と大きさで作られているため、探しているつもりでも見落としやすい部分です。

暗い車内では見つけにくいので、スマートフォンのライトで照らしながら探すと確実ですね。

スイッチには施錠を示すマークが添えられていることが多く、向きで状態が判断できます。

グローブボックス自体に鍵がかかる仕様の車種もあるため、その場合はまず鍵を開けてください。

OFFで全ての操作が止まる

このスイッチの効き方は、部分的ではなく全面的です。

OFFにすると運転席のオープナースイッチ、ワイヤレスリモコン、スマートエントリーの車外スイッチがすべて働かなくなります

LSのようにハンズフリー機能を持つモデルでは、足での開閉も同時に無効になります。

つまり「あらゆる方法を試したのに開かない」という状況こそ、このスイッチが原因である可能性が高いわけです。

全滅しているときほど、故障ではなく設定を疑ってみてください。

ラゲージセキュリティの狙い

そもそもこの機能は、車を人に預けるときのために用意されています。

ホテルの係員や整備工場にキーごと渡す場面で、荷室だけは触らせたくないことがありますよね。

メインスイッチをOFFにしてグローブボックスを閉じておけば、キーを持っていてもトランクは開けられません。

貴重品を積んだまま車を離れるときには、かなり有効な仕組みだと思います。

便利な装備だからこそ、戻し忘れがトラブルにつながるわけですね。

誤ってOFFになる場面

意図せずOFFになってしまう場面は、実は珍しくありません。

グローブボックスへ物を出し入れするときに手や荷物が当たる、というのが典型的なパターンです。

車検や点検で車を預けたあと、戻し忘れたまま返却されるケースも考えられます。

中古車で購入した直後に開かないという相談も、前オーナーの設定が残っているだけのことがあります。

補足

納車直後や整備から戻った直後にトランクが開かなくなった場合は、故障よりも設定が残っている可能性を先に疑ってください。

作業内容によっては、その場で説明が省かれることもあります。

戻したあとに試す順番

スイッチをONへ戻したら、いきなり車外へ回らず車内のボタンから試します。

車内で開けば設定が原因だったと確定できるので、ここで切り分けが終わります。

車内で開いたのに車外で開かないなら、今度は電子キー側の問題だと分かりますね。

順番を決めて試すと、同じ操作を何度も繰り返さずに済みます。

レクサスのトランクが開かない電源

この章では、電子キーとバッテリーという電源まわりの原因を扱います。

設定を確認しても開かなかった方は、ここから読み進めてもらえれば大丈夫です。

電子キーの電池切れの兆候

電子キーの電池は、ある日いきなり切れるというより、少しずつ反応が鈍くなっていきます。

ドアの解錠に一拍かかる、車から少し離れると反応しない、といった前触れが出やすいです。

この段階でトランクだけ先に反応しなくなることもあり、キーが原因だと気づきにくくなります。

カードキーを使っている方はレクサスでカードキーが使えないトラブルへの具体的な対処法で症状の見分け方を確認してみてください。

予備のキーが手元にあるなら、それで試すのが一番はっきりします。

メカニカルキーの取り出し方

電子キーの中には、金属製のメカニカルキーが内蔵されています。

キー側面のノブを操作しながら引き抜くと、板状の鍵が出てくる構造です。

レクサスの取扱説明書にも、スマートエントリーが働かないときはメカニカルキーで開けられると記載があります。

セダンではトランク側のキーシリンダーが化粧パネルの裏に隠れている車種もあるため、位置は事前に確かめておくと安心ですよ。

この鍵は電気をいっさい使わないので、電池切れの場面では頼りになります。

全ドア解錠なら鍵なしで開く

あまり知られていないのが、すべてのドアが解錠されている状態での例外です。

IS・ES・LS・LCの説明書には、全ドアが解錠されていれば電子キーを携帯していなくてもトランクを開閉できると書かれています。

キーの電池が弱っていても、先にドアを開けてしまえばトランクスイッチが反応する可能性があるわけです。

また車種によっては、トランク内へキーを置いたまま閉めると警告音で知らせる機能も備わっています。

閉じ込めを防ぐ仕組みなので、ブザーが鳴ったら一度手を止めてください。

12Vバッテリーが上がった時

電動トランクは12Vバッテリーの電気で動くため、上がってしまえば当然開きません。

この状態で厄介なのは、ブースターケーブルや工具をトランクに積んでいる場合です。

必要な道具が荷室に閉じ込められて、身動きが取れなくなってしまいます。

ジャンプスターターの使い方やロードサービスの呼び方は前述のドアが開かない記事にまとめてあります。

ここでは、トランク側で起きる固有の問題に絞って続けますね。

バッテリーが荷室にある車

レクサスには、12Vバッテリーをエンジンルームではなく荷室側に積むモデルがあります。

LS600hのように補機バッテリーがトランク内にある車では、トランクが開かないとバッテリーへ直接たどり着けません

そのため、こうした車にはエンジンルーム側へ救援用の端子が用意されています。

LS600h特有の事情はレクサスLS600hのバッテリー上がりの原因とドア開かない・エンジンがかからない時の対策で詳しく触れています。

注意

バッテリーの搭載位置と救援用端子の有無は、モデルと年式で異なります。

ボンネットを開ける前に、お乗りの車の取扱説明書で位置を確認してください。

ヒューズ切れを疑う目安

電源も設定も問題ないのに、トランクだけが完全に沈黙している場合はヒューズを疑います。

ヒューズが切れていると、スイッチを押しても作動音すら出ないのが特徴です。

ヒューズボックスはエンジンルーム内と運転席足元付近に分かれて配置されているのが一般的ですね。

ただし該当するヒューズの位置や容量は車種ごとに違うため、自己判断での差し替えはおすすめしません。

切れた原因が別にあることも多いので、点検はプロに任せるほうが確実です。

電源復旧後にやる初期設定

ジャンプスタートやバッテリー交換のあと、まだ動かないという相談がよくあります。

RXの取扱説明書には、バッテリーを再接続したときはパワーバックドアを手動で一度完全に閉め、解錠操作をするよう書かれています。

この初期設定をしないと、電動の開閉が正しく働かないことがあるわけです。

開度メモリーの設定も一緒に消えることがあるので、あとで設定し直しておきましょう。

電気を戻したのに直らない、と焦る前に一度試してみてください。

レクくんレクくん

バッテリーをつなぎ直したあとの初期設定は、意外と知られていない落とし穴です。

サスちゃんサスちゃん

電気が戻れば全部そのまま復活する、というわけではないんですね。

足でレクサスのトランクが開かない

ここからは、足をかざして開けるハンズフリー機能が働かないときの話です。

故障だと思われがちですが、実際は操作方法が公式の手順とずれているだけのことが多くあります。

正しい立ち位置と距離

ハンズフリー機能には、公式に決められた立ち位置と距離があります。

NXの説明書では、電子キーを携帯したうえでリヤバンパーから約50〜70cm離れて立つよう案内されています。

そこから足をバンパーの下へ約10cmの距離まで近づけ、1秒以内に近づけて引く動作を行う流れです。

ブザーが鳴ってから足を引くと、バックドアが自動で動き出します。

近づきすぎても離れすぎても検知されないので、まずは距離から見直してみてください。

足は入れっぱなしにしない

反応しない原因として非常に多いのが、足をバンパーの下に入れたまま止めてしまう動きです。

キックセンサーは、近づいて離れるという変化を読み取って作動する仕組みになっています。

そのため足先を差し込んだまま待っていると、センサーは何も検知してくれません。

公式の説明でも、足先がバンパーに触れたままの状態では作動しないと明記されています。

ゆっくり出し入れするのではなく、1秒以内で往復させるのが正解です。

車種で検知の距離が違う

同じレクサスでも、モデルによって検知に適した距離は微妙に異なります。

下の表は、公式の取扱説明書に記載された立ち位置の目安を並べたものです。

モデル 立つ位置の目安 足を近づける距離
NX リヤバンパーから約50〜70cm バンパー下へ約10cm
RX リヤバンパーから約50〜60cm バンパー下へ約10cm
LS リヤバンパーから約30〜50cm 近づけて引く動作を1秒以内

数字を見ると、SUVよりセダンのほうが車体に近い位置で構える設計だと分かります。

買い替えたばかりで反応しないと感じる方は、前の車の感覚が残っているのかもしれません。

水や雪で反応が鈍る

キックセンサーはリヤバンパーの内側に組み込まれているため、外側の状態に左右されます。

洗車直後や大雨でバンパーに大量の水がかかっていると、作動しないと公式に説明されています。

泥や雪、氷が付着している場合も同じで、冬場に反応が悪くなるのはこれが理由ですね。

バンパーに親水性のコーティングを施すと検知に影響することも案内されています。

反応が鈍いと感じたら、まずバンパーの下側を拭いてから試してみてください。

電波が乱れる場所がある

意外な落とし穴が、駐車している場所そのものです。

RXの説明書では、コインパーキング、ガソリンスタンド、ロードヒーター、蛍光灯の近く、鉄板の上などで作動しにくくなると挙げられています。

テレビ塔や発電所、空港の周辺といった強い電波のある場所も同様の扱いです。

自宅では問題ないのに出先だけ反応しない、という場合はこの環境要因が疑われます。

場所を数メートル変えるだけで動くこともあるので、故障と決めつけないでくださいね。

設定でOFFにできる機能

キックセンサーの作動そのものは、車両のカスタマイズ機能でOFFにできます。

誤作動を嫌ってあえて切っている方もいますし、納車時の設定がそのままという場合もあります。

自転車キャリアなどを装着していると、公式にも作動しないと案内されています。

足だけ効かず他の操作は普通に使えるなら、まず設定画面を開いてみましょう。

補足

設定項目の名称と表示場所は、モデルと年式で違います。

マルチインフォメーションディスプレイやナビの車両設定から探し、見つからないときは販売店に確認すると確実です。

レクサスのトランクが開かないセダン

ここからは車種別に、確認する順番と固有の注意点を整理します。

まずはトランクリッドを持つセダンから見ていきましょう。

ISで確認したい順番

ISはグローブボックス内のメインスイッチ、電子キー、電源の順で確認するのが基本です。

説明書にはラゲージセキュリティ設定時にメインスイッチをOFFにすると、リモコンもスマートエントリーも効かなくなると書かれています。

またISには、トランク内へキーを置いたまま閉めると警告音が鳴る閉じ込み防止機能があります。

この場合はすべてのドアが施錠された状態でも、車外スイッチでトランクを開けられる設計です。

荷物とキーを一緒に置きがちな方は、この動作を覚えておくと助かりますよ。

ESのオープナーの位置

ESでは、運転席側のドアパネル付近にトランクオープナースイッチが配置されています。

足元やステアリング下を探して見つからず、故障だと思ってしまうケースがあるようです。

ワイヤレスリモコンで開ける場合は、押すのではなく押し続けるとブザーが鳴って作動します。

短く押しただけでは反応しないので、ここは操作方法の問題であることが多いですね。

パワートランクリッド装着車なら、足での開閉にも対応しています。

LSは足でも開く仕様

LSにはハンズフリーパワートランクリッドが用意されており、足での開閉に対応します。

説明書ではリヤバンパーから30〜50cm離れた位置で、足を近づけて引く動作を1秒以内に行うと案内されています。

閉めるときはトランククローザースイッチを押すと、ブザーのあと自動で閉まる仕組みです。

そしてメインスイッチをOFFにすると、このハンズフリー機能まで含めてすべて無効になります。

機能が多いぶん、一つのスイッチで全部止まる点は覚えておきたいところです。

GSは中古前提で考える

GSは2020年8月に生産を終了しているので、いま乗っている車はすべて中古車という前提になります。

年数が経つほどスイッチ内部の接点やヒューズなど、電気系の消耗が症状に絡んできます。

それでも最初に見る場所はグローブボックス内のメインスイッチで変わりません。

中古のGSを検討している方はレクサスGSの中古車が安い理由とお得な購入タイミングも参考になると思います。

購入前に電動装備を一通り動かしてみるのが、後悔しないコツですね。

HSは販売終了したモデル

HSはレクサス初のハイブリッド専用セダンとして登場し、2018年3月に販売を終えています。

そのため現存する個体は年式が古く、補機バッテリーの劣化がトランクの動きに出やすい状態です。

トランクだけ反応が鈍いという症状は、電圧低下の初期サインであることも考えられます。

年式相応の弱点はレクサスHSが壊れやすい原因と修理費から中古車選びのコツまでで整理しています。

古い車ほど、設定と電源の両方を疑う姿勢が役に立ちます。

セダン共通の注意点

セダンはトランクと車内が壁で仕切られているため、荷室だけが孤立する構造です。

この点がSUVとの決定的な違いで、開かなくなったときの逃げ道が限られます。

だからこそ、日頃からメインスイッチの位置を把握しておく価値があるわけですね。

次の章では、車内とつながっているSUVのケースを見ていきます。

レクサスのトランクが開かないSUV

NXやRXのようなSUVは、トランクではなくパワーバックドアと呼ばれます。

電動の機能が多いぶん、設定と安全機構の両面から見ていく必要があります。

NXのバックドアの開け方

NXのパワーバックドアは、車内スイッチやワイヤレスキーで開閉できます。

どちらも約1秒押し続けることで作動する設計になっており、短押しでは動きません。

閉めるときはバックドアグリップを引き下げると、ブザーのあとに自動で閉まります。

足での開閉に対応するのはハンズフリー装着車で、キックセンサーはリヤバンパーの内側にあります。

まずは押す長さを見直すだけで解決することも多いですよ。

NXの開度メモリーの初期化

NXには、好きな高さでバックドアを止められる開度メモリー機能があります。

希望の位置で止めてから下部のスイッチを約2秒押し続けると、その位置が記憶される仕組みです。

この設定が残っていると、全開まで開かないことを故障だと勘違いしてしまいます。

初期状態へ戻したいときは、同じスイッチを約7秒押し続けると解除できます。

途中で止まるだけで作動音は正常、という症状ならまずここを疑ってください。

RXが動かない時の手順

RXも操作系はNXとよく似ていますが、いくつか固有のルールがあります。

車内スイッチは施錠状態では作動しないので、先に解錠しておく必要があります。

車外スイッチは解錠時に短く押すと開き、閉じるときは専用のスイッチを使う形です。

ハンズフリーの立ち位置は約50〜60cmで、NXよりわずかに車体寄りに設定されています。

操作系が複数ある車ほど、どれが効かないのかを一つずつ確かめると原因が絞れます。

挟み込み防止が働く場面

パワーバックドアの左右端部には、挟み込み防止のセンサーが入っています。

閉じる途中でセンサーが押されると、反対方向へ少し動いてから作動が止まる仕様です。

荷物の角やシートベルトが当たっているだけでも、この機能が働いてしまいます。

公式にも、完全に閉まる直前の挟み込みでは作動しない場合があると注意書きがあります。

注意

挟み込み防止機能は万能ではありません。

開閉時は周囲に人がいないか目で確かめ、特にお子さまが近くにいるときは操作させないでください。

雪や氷の重さで止まる

冬場に多いのが、バックドアの上に積もった雪の重さで動作が止まるケースです。

取扱説明書でも、表面の雪や氷は取り除くよう強く案内されています。

重みが残ったまま開くと、そのあと突然閉じてくる危険があるためです。

傾斜地で半開のまま使うのも危ないので、なるべく平らな場所で開けてくださいね。

雪国にお住まいの方ほど、開ける前のひと払いを習慣にしておくと安心です。

レクサスLCのトランクが開かない時

LCはクーペならではの構造を持っているため、別に章を設けて整理します。

他のモデルと同じつもりで対応すると、行き詰まってしまう部分があるんですよ。

LCは後席から回り込めない

LCは2+2のクーペで、後席は倒れずトランクスルーの機構も持っていません。

つまりトランクが開かなくなった場合、車内から荷室へ回り込む手段が存在しません

セダンやSUVで使える最後の逃げ道が、LCでは最初から使えないわけです。

だからこそLCでは、開かなくなる前の予防のほうが重要になってきます。

大事な荷物を積むときは、この構造を頭に入れておいてください。

LCのスイッチは目立たない

LCはデザインを優先した設計のため、スイッチ類が内装に溶け込んでいます。

トランクオープナースイッチもグローブボックス内のメインスイッチも、探しにくい位置にあります。

ワイヤレスリモコンで開けるときは押し続けると、ブザーが鳴ってからトランクが開く仕様です。

閉めるときはトランクグリップを持ち、横方向に力をかけないよう引き下げるのが正しい手順とされています。

美しい造形の裏側で、操作の作法が細かく決められているモデルですね。

LCで最初に見るところ

LCで開かなくなったら、グローブボックス内のメインスイッチを最優先で確認します。

ここがOFFだとオープナースイッチもワイヤレスリモコンも両方が無効になります。

次に電子キーの電池、そして12Vバッテリーの状態という順番です。

それでも開かない場合は、自力での作業をやめて販売店に連絡するのが賢明だと思います。

レクくんレクくん

LCは車内から荷室へ抜けられないので、他の車と同じ手が使えないんです。

サスちゃんサスちゃん

クーペを選ぶなら、積むものを最初から選んでおいたほうがよさそうですね。

レクサスのトランクが開かない緊急時

ここでは、設定も電源もどうにもならないときの最終手段を扱います。

やってよいことと、やってはいけないことをはっきり分けておきましょう。

車内から回り込めるか

電動が使えないときの逃げ道は、車内から荷室へ回り込めるかどうかで決まります。

下の表は、代表的なモデルの構造を整理したものです。

モデル 後席から荷室へ抜けられるか 電源が落ちたときの現実
IS 6対4分割可倒でトランクスルーあり 後席側から手を伸ばせる
LC 後席は倒れずトランクスルーもなし 車内から回り込めない
NX・RX 荷室と車内が最初からつながる 内側から手動操作を試せる

同じレクサスでも、詰みやすさがまったく違うことが分かりますよね。

RXの手動開放のレバー

RXの取扱説明書には、パワーバックドアが作動しないときの手動での開け方が載っています。

内張り側のカバーを外し、ネジをゆるめ、カバーを回してレバーを押すという手順です。

荷室の内側から操作する前提なので、車内へ入れることが条件になります。

手順の細部は年式で変わるため、必ずお乗りの車の説明書を見ながら行ってください。

力任せではなく、決められた場所を決められた順に触るのが大切です。

無理にこじ開けない

やってはいけないのが、工具を差し込んで隙間から開けようとする行為です。

トランクリッドやバックドアは薄い鋼板で作られており、簡単に変形してしまいます。

一度歪むと雨漏りや異音の原因になり、修理費のほうがはるかに高くつきます。

電動部品を無理に動かすと、ヒューズやモーターまで巻き添えになることもありますね。

注意

ロックが噛んだままの状態で強い力をかけると、部品の交換が必要になる場合があります。

開かない原因が特定できないときは、その場で作業をやめて販売店へ相談してください。

ロードサービスを呼ぶ判断

設定と電子キーと電源を確認しても開かないなら、そこが撤退のラインです。

任意保険に付帯するロードサービスや、自動車関連団体の会員サービスが使えることも多くあります。

出先で立ち往生している場合は、無理をせず先に連絡してしまうほうが早く済みます。

費用の扱いは契約内容によって変わるので、加入している保険の条件をご確認ください。

販売店へ伝えると早い情報

販売店へ連絡するときは、症状を具体的に伝えると診断が早くなります。

車内のボタンの反応、車外スイッチの反応、リモコンの反応をそれぞれ分けて説明しましょう。

作動音やブザーが鳴るかどうかも、電気が来ているかを判断する重要な手がかりです。

直前にバッテリー交換や車検を受けたなら、その事実も必ず添えてください。

切り分けの結果を渡せると、そのぶん修理の時間も短くなりますよ。

レクサスのトランクが開かない予防策

最後に、そもそも困らないための備えをまとめておきます。

どれも今日からできることばかりなので、気軽に取り入れてみてください。

トランクに入れない物

トランクへ入れてはいけないのは、トランクが開かないと困る物です。

ブースターケーブル、ジャンプスターター、車両の取扱説明書がその代表になります。

これらは車内のグローブボックスやシート下へ移しておくと、いざというとき役に立ちます。

特にLCのように車内から回り込めないモデルでは、この一手間が効いてきますね。

荷室に置くのは、最悪取り出せなくても困らない物だけにしておきましょう。

電池は先に替えておく

電子キーの電池は、切れる前に替えてしまうのが結局は安上がりです。

反応が鈍いと感じた時点で交換しておけば、出先で慌てずに済みます。

スペアキーを普段使わない方は、そちらの電池も同時に確認しておくと安心できます。

電池の型番と交換手順は取扱説明書に載っているので、一度目を通しておくとよいかと思います。

メインスイッチの位置を覚える

トラブルの多くがメインスイッチである以上、位置を覚えておく価値は大きいです。

今この記事を読んでいるうちに、一度グローブボックスを開けて確かめてみてください。

指で触れて位置を覚えておけば、暗い駐車場でも探し当てられます。

家族で車を共有している場合は、みんなに共有しておくとさらに安心ですね。

取扱説明書はスマホで見る

レクサスは車種と年式ごとの電子取扱説明書を公式サイトで公開しています。

紙の説明書をトランクに積んでいると、まさに必要な場面で取り出せなくなります。

あらかじめスマートフォンでページを開き、ブックマークしておくのが現実的です。

長く乗るなら整備の考え方も大事になるので、レクサスは何年乗れるのか|走行距離の限界と寿命を決める条件も参考にしてみてください。

レクサスのトランクが開かないFAQ

ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめました。

細かい部分ですが、いざというときに効いてくる内容だと思います。

Q1. 開かないのは必ず故障ですか?

故障とは限りません。

設定のスイッチや電子キーの電池が原因であることが多くあります。

作動音がまったくしない場合は電源側、音がするのに開かない場合は引っかかりを疑ってください。

判断に迷うときは販売店へご相談ください。

Q2. 鍵穴から直接開けられますか?

メカニカルキーで開けられる車種があります。

電子キーの中に内蔵されている金属の鍵を取り出して使う形です。

ただしキーシリンダーの有無や位置はモデルによって違います。

お乗りの車の取扱説明書で位置を確認してから試してください。

Q3. 修理費はどのくらいかかりますか?

原因によって幅が大きく、一概には言えません。

設定やヒューズであれば軽く済み、モーターやスイッチの交換なら部品代が加わります。

年式や在庫状況でも金額は変わってきます。

正確な費用は、点検のうえで販売店へお見積もりをご依頼ください。

Q4. 車検や点検で見てもらえますか?

入庫時に症状を伝えれば、点検の対象として見てもらえます。

症状が出たり出なかったりする場合は、発生した状況をメモしておくと役立ちます。

気温や天候によって出方が変わることも珍しくありません。

作業範囲と費用の扱いは、事前に販売店へご確認ください。

Q5. 開かないまま走っても大丈夫ですか?

閉まった状態であれば走行そのものは可能です。

ただし半開のまま走ると排気ガスが車内へ入るおそれがあると警告されています。

完全に閉まっているかどうかは、走り出す前に必ず確かめてください。

閉まりきらない場合は、走行を控えて相談するほうが安全です。



レクサスのトランクが開かないまとめ

ここまでの内容を、最後に振り返っておきます。

覚えることが多く見えますが、実際に押さえるのは順番だけです。

総括:レクサスのトランクが開かない対処

トランクが開かない原因は、設定・電子キー・電源・引っかかりの四つに整理できます。

そして最も多いのは故障ではなく、グローブボックス内のメインスイッチがOFFになっているケースです。

この順番で切り分ければ、自分で解決できる範囲とプロに任せる範囲がはっきり分かれます。

  • 正式名称はトランクオープナーメインスイッチでグローブボックス内にある
  • OFFにすると車内・リモコン・車外スイッチが同時に無効になる
  • 全ドアが解錠されていれば電子キーなしでも開くと公式に記載がある
  • 足での開閉はNXが約50〜70cm・RXが約50〜60cm・LSが約30〜50cm
  • 足を入れっぱなしにすると検知されず、1秒以内の往復が必要になる
  • バッテリー再接続後は手動で一度閉めて解錠する初期設定が要る
  • LCは後席が倒れずトランクスルーもないため車内から回り込めない

あなたは、いざというときに備えて今日グローブボックスを確認しておきますか。

それとも、次に荷物を積むときまで待ちますか。

装備の名称や操作手順、設定項目はモデルと年式によって変更される場合があります。

正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してください。

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