レクサスIS20系の前期と後期の違い|境目は2010年8月25日

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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。

「レクサスIS20系の前期と後期はどこが違うの」「中古で買うならどちらを狙えばいいんだろう」と気になりますよね。

先に結論をお伝えすると、20系ISで前期と後期を分ける線は2010年8月25日のマイナーチェンジで、ヘッドランプのL字型LEDが最大の目印になります。

ただ、この車はその手前の2008年9月3日にも大きな変更を受けていて、ドアミラーのウインカーや後席の可倒式ヘッドレストはそのときに加わったものなんですね。

節目が二度あるので、前期と後期の二択だけで語ると装備の年式がずれてしまいます。

そこでこの記事では、レクサスIS20系の前期と後期の違いを、当時のトヨタの発表資料と公式の取扱説明書の区分から順番に整理していきます。


記事のポイント

①:後期の境目は2010年8月25日
②:ドアミラー灯は2008年9月から
③:USBと地デジは2009年7月追加
④:20系は全車が13年超の重課対象

目次

レクサスIS20系の前期と後期の違いの結論

はじめに、この記事でたどり着いた答えをまとめて置いておきます。

根拠になる発表資料は後の章で一つずつ出していくので、ここでは判断の軸だけつかんでください。

境目は2010年8月25日

20系ISで前期と後期を分ける線は、2010年8月25日に発表されたマイナーチェンジです。

このとき全車のヘッドランプにL字型のLEDポジショニングランプが新採用されました。

ライトの内側に細いL字の光が入っていれば後期と覚えておくと、中古車サイトの写真だけでもほぼ見分けられますよ。

同じ日にグリルとバンパー、リヤコンビネーションランプ、アルミホイールの意匠も変わり、F SPORTが新設定されています。

2008年9月にも大きな節目

見落としやすいのが、2008年9月3日のマイナーチェンジのほうなんです。

ここでLEDのサイドターンランプ付ドアミラーと後席可倒式ヘッドレストが採用されました。

つまりドアミラーのウインカーは後期からの装備ではなく、その2年前から付いています。

前期と後期の二択で考えてしまうと、この年式の車がどちらにも当てはまらなくなるんですね。

三つに分けると分かりやすい

そこでこの記事では、20系ISを前期・中期・後期の三つに分けて説明していきます。

前期は2005年9月から2008年8月まで、中期は2008年9月から2010年7月まで、後期は2010年8月から2013年4月までという区切り方です。

この呼び名はレクサスの公式な区分ではなく、中古車を探すときの便宜的な言い方になります。

とはいえ変更点の入った日は発表資料ではっきりしているので、日付で確かめれば迷いません。

2010年8月25日より前か後かで前期と後期を分け、2008年9月3日を中期の起点として見るのが実態に合っています。

どちらを選ぶかの考え方

買う値段をできるだけ抑えたいなら、流通量が多くて相場の低い前期が候補になります。

顔つきの新しさとF SPORTの設定を重く見るなら、選ぶのは後期のほうでしょう。

USB端子と地デジだけが目的であれば、2009年7月以降の中期でも条件を満たします。

つまりどこに予算を使いたいかで答えが変わるので、まずは譲れない装備を1つ決めてしまうのが近道ですよ。

レクくんレクくん

顔つきで前期と後期を分けるなら、見るのはヘッドランプのL字だけで足ります。

サスちゃんサスちゃん

ライトの中に細い線が光っていたら後期、ということですね。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|年表

ここでは20系ISがたどった改良の日付を、発表資料をもとに一枚にまとめます。

下記の表は発売から世代交代までの節目を並べたものです。

時期 出来事 主な内容
2005年9月28日 発売 IS250とIS350の2本立てで登場
2007年12月25日 IS F追加 V8・5.0Lの2UR-GSEを搭載
2008年9月3日 マイナーチェンジ ドアミラー灯と後席可倒式ヘッドレスト
2009年5月7日 IS250C追加 電動アルミトップのオープンモデル
2009年7月30日 一部改良 USB端子と地上デジタルTVチューナー
2010年8月25日 マイナーチェンジ L字型LEDとF SPORTの設定
2013年5月16日 世代交代 30系へフルモデルチェンジ

前期は2005年9月28日から

20系ISの発売日は2005年9月28日でした。

国内向けは2.5LのIS250と3.5LのIS350で、IS250にはフルタイム4WDも用意されています。

グレードは標準車のほかにversion Sとversion Lが置かれ、IS250の最も安い仕様は390万円です。

トランスミッションは全車が6速の6 Super ECTで、この時期の車がいわゆる前期にあたります。

2007年12月のIS F追加

IS Fは2007年10月4日に発表され、同年12月25日に発売されました。

エンジンは4,968ccのV8で、型式は2UR-GSE、最高出力は423PSに達します。

組み合わされるのは8速のスポーツダイレクトシフトで、価格は766万円でした。

IS Fは前期から後期まで通して売られたため、年式の見分け方は素のISと同じ手順になります。

中期の起点は2008年9月3日

最初のマイナーチェンジは2008年9月3日に発表されました。

外まわりではグリル、前後バンパー、リヤコンビネーションランプ、17インチと18インチのアルミホイールの意匠が変わっています。

ここでLEDのサイドターンランプ付ドアミラーが採用され、ミラーにウインカーが入りました。

室内ではセンタークラスターの意匠が変わり、後席可倒式ヘッドレストと電動チルト&テレスコピックステアリング、カードキーが加わっています。

2009年7月30日の一部改良

中期の途中、2009年7月30日に一部改良が入ります。

ナビゲーションには通信で地図を更新するマップオンデマンドと、地上デジタルTVチューナーが追加されました。

あわせて携帯型オーディオプレーヤーをつなぐUSB端子がコンソールボックス内に標準装備されています。

グレードではメッシュグリルとリヤスポイラーを持つversion Fが新設定され、IS250の最も安い仕様は392万円になりました。

後期の起点は2010年8月25日

二度目のマイナーチェンジが2010年8月25日で、ここからが後期です。

全車のヘッドランプにL字型のシャープなLEDポジショニングランプが新採用されました。

ステアリングスイッチベースなどにアルミ調の加飾が入り、スピードメーターは260km/hまでの表示になっています。

グレードはversion SとFが姿を消し、代わりにversion TとF SPORTが置かれました。

生産終了は2013年4月

公式の取扱説明書のページでは、20系ISの生産年月が2010年08月〜2013年04月までで区切られています。

そして2013年5月16日に30系へフルモデルチェンジし、ハイブリッドのIS300hが加わりました。

つまり後期の生産期間は2年8か月ほどで、前期や中期にくらべて台数が少なめです。

なお30系にも前期・中期・後期の区分があるので、そちらはレクサスIS30系の前期と後期の違いで年式ごとにまとめています。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|外装

この章では、写真や現車から年式を見分けるための外まわりの違いを扱います。

どこを見れば一発で判断できるのかを、優先順位の高い順に並べていきますね。

L字LEDが後期の目印

最も分かりやすいのは、ヘッドランプ内のL字型LEDポジショニングランプです。

これは2010年8月25日のマイナーチェンジで全車に新採用された装備でした。

前期と中期のヘッドランプには、この細いL字の光が入っていません。

正面や斜め前からの写真が1枚あれば、それだけで後期かどうかを判断できますよ。

グリルとバンパーの変化

フロントグリルとバンパーの意匠は、2008年9月と2010年8月の二度にわたって変わりました。

二度変わっているため、バンパーの形だけで前期と後期を当てようとすると中期で迷います。

F SPORTには専用のフロントグリルが与えられ、エンブレムも専用品に変わっています。

専用グリルの車を見つけたら、それは2010年8月以降の後期だと分かるわけですね。

リヤコンビランプの見方

リヤコンビネーションランプも、二度のマイナーチェンジで意匠が変更されています。

後ろ姿だけの写真では年式を絞り切れないことが多く、補助的な手がかりと考えたほうが安全です。

社外テールが付いていると外観からの年式判定はほぼ効きませんので、そこは車検証で確かめましょう。

後ろからの見分けは、あくまで前からの確認を補う位置づけにしておくと失敗しにくいです。

ドアミラーウインカーの時期

ドアミラーにウインカーが入ったのは、2008年9月3日のマイナーチェンジからでした。

発表資料の書き方はLEDのサイドターンランプ付ドアミラーの採用で、後期からの装備ではありません。

ミラーにウインカーがあり、しかもヘッドランプにL字がない車は中期と判断できます。

ミラーにもウインカーがない車なら、2008年8月までの前期にあたるでしょう。

ホイールは二度変わった

アルミホイールの意匠も2008年9月と2010年8月の両方で変更されました。

サイズは17インチと18インチが基本で、F SPORTには専用のアルミホイールが与えられます。

ただしホイールは中古で替えられやすい部品なので、年式の判定材料としては弱めです。

外観そのものの評価やカスタムの方向性は、レクサスISの旧型がかっこいい理由で掘り下げています。


レクサスIS20系の前期と後期の違い|内装

ここからは運転席まわりと室内装備の違いを、追加された日付つきで確認します。

以下の表で、迷いやすい装備がどの時期から付いたのかを整理してみます。

装備 前期 中期 後期
L字型LEDポジショニングランプ なし なし あり
LEDサイドターンランプ付ドアミラー なし あり あり
後席可倒式ヘッドレスト なし あり あり
コンソール内のUSB端子 なし 2009年7月から あり
地上デジタルTVチューナー なし 2009年7月から あり
F SPORT なし なし あり

センタークラスターの造形

ナビやエアコンの操作部が並ぶセンタークラスターは、2008年9月の改良で意匠が変わりました。

前期は物理ボタンの立体感が強く、操作の手ごたえは分かりやすい反面、見た目はにぎやかです。

改良後はパネルの整理が進み、室内全体の印象がすっきりしています。

好みが分かれる部分でもあるので、写真だけで決めず実車で触ってみるのがおすすめですよ。

USB端子は2009年7月から

コンソールボックス内のUSB端子が標準装備になったのは、2009年7月30日の一部改良からです。

後期からの装備という説明をよく見かけますが、実際には中期の途中で追加されています。

それより前の車でスマートフォンの音源を鳴らしたい場合は、社外の機器を足す前提になるでしょう。

USBの有無は装着されているナビの世代とも連動しますので、現車のコンソールを開けて確かめてください。

地デジとマップオンデマンド

地上デジタルTVチューナーも、USB端子と同じ2009年7月30日の一部改良で追加されました。

同時に、通信で地図を更新できるマップオンデマンドが使えるようになっています。

ただし通信を使う機能は年数が経つと提供状況が変わるため、いま使えるかどうかは販売店に確認しましょう。

テレビが映るかどうかもアンテナやチューナーの状態しだいなので、現車確認のときに受信させてもらうのが早いですね。

補足

USBと地デジは後期の専売ではなく、2009年7月30日の一部改良から付いています。

後席ヘッドレストの改良

後席の可倒式ヘッドレストは、2008年9月3日のマイナーチェンジで採用されました。

後ろの席に人を乗せないときは倒せるので、ルームミラー越しの視界が広がります。

前期の後席ヘッドレストは倒せないため、後方の見え方に差が出るところです。

小さな装備に見えますが、駐車や車線変更のたびに効いてくるので体感差は意外と大きいですよ。

ステアリングとカードキー

2008年9月の改良では、電動チルト&テレスコピックステアリングが標準設定になりました。

オートチルトアウェイとリターンメモリーが付き、乗り降りのたびにハンドルが逃げてくれます。

同じタイミングでカードキーも標準となり、ドアロックに連動するドアミラーの自動格納機能も加わりました。

毎日の使い勝手に効く装備がまとめて入ったのが、この2008年9月だったわけですね。

レクくんレクくん

室内の使い勝手が大きく動いたのは、後期ではなく2008年9月のほうです。

サスちゃんサスちゃん

つまり中期でも日常の装備はそろっている、という理解でいいんですね。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|グレード

グレードの呼び名は時期によって入れ替わるため、名前から年式を推測できます。

下記の表は、IS250を例に構成と最も安い仕様の価格を並べたものです。

時期 主なグレード構成 IS250の最廉価
2005年9月 標準・version S・version L 390万円
2008年9月 標準・version S・version L 399万円
2009年7月 version Fを追加 392万円
2010年8月 標準・version T・F SPORT・version L 398万円

前期はバージョンSとL

前期のグレードは標準車、version S、version Lという並びでした。

version Sがスポーティ寄り、version Lが快適装備寄りという役割分担です。

IS350にも同じ考え方でversion Sとversion Lが置かれています。

この二つの名前が付いている車は、2010年7月までの個体だと判断できますよ。

2009年に増えたバージョンF

2009年7月30日の一部改良で、version Fが新しく設定されました。

専用のメッシュタイプのフロントグリルとリヤスポイラー、フロントのスポーツシートが与えられています。

設定があったのはIS250のAWDを除くグレードで、期間も1年ほどと短めでした。

つまりversion Fという名前の車は、中期の後半に絞り込めるわけですね。

後期はバージョンTとFスポーツ

2010年8月のマイナーチェンジで、version SとFが消えてversion TとF SPORTが登場しました。

後期のIS250は標準車が398万円、version Tが420万円、F SPORTが450万円、version Lが453万円という並びです。

F SPORTには専用のスポーツサスペンションと専用18インチアルミホイールが与えられました。

F SPORTという名前は後期にしか存在しませんので、グレード名だけで年式を絞れる数少ない手がかりになります。

Xエディションと特別仕様車

20系ISには、通常グレードのほかに特別仕様車がいくつか用意されました。

2006年11月のエレガントホワイトインテリアや、2008年9月のレッドエッジブラックインテリアがその例です。

2009年8月には装備を絞って372万円としたXエディションも設定されました。

中古車情報にこれらの名前が出てきたら、年式をかなり狭い範囲まで絞り込めるでしょう。

IS FとIS Cの立ち位置

IS FはV8を積む専用モデルで、素のISとは価格も走りも別物として扱うのが自然です。

オープンモデルのIS250Cは2009年5月7日に発売され、version Lが535万円でした。

電動のアルミトップを備えた2ドアで、2010年8月にはIS350Cも加わっています。

前期と後期の違いを探しているときに、この2種類が混ざると条件がぶれるので気をつけてください。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|燃費

燃費は前期と後期でわずかに動いていますが、その幅は数字で確かめられます。

以下の表は当時のカタログに載った10・15モード燃費を並べたものです。

モデル 駆動方式 10・15モード燃費
IS250(前期・中期) FR 11.8km/L
IS250(後期) FR 12.2km/L
IS250 AWD フルタイム4WD 10.8km/L
IS350 FR 10.0km/L
IS250C FR 11.2km/L

IS250は後期で向上

IS250の2WDは、後期で10・15モード燃費が12.2km/Lになりました。

マイナーチェンジの発表資料にも従来型比でプラス0.4km/Lと書かれています。

前期と中期は11.8km/Lなので、カタログ上の差はこの0.4km/Lがすべてです。

燃費だけを理由に後期を選ぶ必要は、正直なところ薄いかなと思います。

IS350とAWDは据え置き

IS350の10・15モード燃費は、前期から後期まで一貫して10.0km/Lでした。

IS250のAWDも10.8km/Lのまま変わっていません。

つまり燃費が改善したのはIS250の2WDだけ、という整理になります。

実燃費の目安や改善の手立ては、レクサスISの燃費が悪いのは本当かでまとめています。

燃料はどちらもハイオク

20系ISの使用燃料は、前期から後期まで通して無鉛プレミアムガソリンです。

レクサス認定中古車のカタログ抜粋版にも、使用燃料として無鉛プレミアムガソリンと明記されています。

V8を積むIS Fも同じく無鉛プレミアムガソリンの指定でした。

レギュラー仕様と書かれた情報を見かけることがありますが、それは誤りになります。

注意

20系ISはレギュラー仕様ではなく、全車が無鉛プレミアムガソリン指定です。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|価格

この章では新車当時の価格の動きと、いま中古で見るときの考え方を分けて扱います。

相場そのものは日々動くので、ここでは値段の読み解き方に軸を置きますね。

新車価格の動き方

IS250の標準車は、発売時が390万円、2008年9月の改良で399万円になりました。

2009年7月には値下げが入って392万円となり、後期では398万円に落ち着きます。

つまり新車価格は一方的に上がり続けたわけではありません。

「後期のほうが新車時に高かった」という説明は、グレードをそろえて比べないと成り立たないんですね。

後期で広がった価格差

後期のIS250は、標準車398万円からversion L453万円まで55万円の幅がありました。

F SPORTは450万円で、専用サスペンションと専用18インチホイールが価格に反映されています。

装備の作り分けがはっきりしたぶん、グレード間の差も見えやすくなりました。

同じ後期でも、標準車とF SPORTでは乗り味も装備も別物として考えてください。

中古相場の考え方

中古の価格は年式、走行距離、整備の履歴、グレードの4つで大きく動きます。

年式が新しい後期のほうが高く付きやすい傾向は確かにあるでしょう。

ただし走行距離の少ない前期が、距離の多い後期より高いという逆転も普通に起きます。

相場は時期によっても入れ替わるため、具体的な金額は必ず販売中の在庫で確かめてください。

リセールで効く装備差

売るときの評価に効きやすいのは、外観で分かる装備とグレード名です。

L字LEDとF SPORTは後期にしかないため、探している人にとっては分かりやすい目印になります。

一方で、年数が進むほど価格を決めるのは状態そのものに寄っていきます。

将来の売値を気にするなら、装備よりまず整備記録簿の中身を確かめたほうが確実でしょう。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|維持費

ここは前期と後期でいちばん金額差が出る章なので、制度の数字から確かめます。

下記の表は、20系ISに関わる経過年数の扱いを整理したものです。

項目 基準 20系ISの状況
自動車税の重課 ガソリン車は13年超 全車が対象
重量税の13年経過 初度登録から12年10か月 全車が到達済み
重量税の18年経過 同じ考え方で17年10か月 前期から順に到達

自動車税は排気量しだい

自動車税の種別割は、排気量の区分で税額が決まります。

IS250は2,499ccなので2.0L超2.5L以下、IS350は3,456ccで3.0L超3.5L以下の区分です。

前期と後期で排気量は変わらないため、この部分に年式の差はありません。

維持費の内訳そのものは、レクサスISの維持費で項目ごとにまとめています。

13年超の重課は全車が対象

自動車税のグリーン化特例では、ガソリン車は新車新規登録から13年を超えると重課の対象になります。

重課の幅は乗用車でおおむね15%です。

20系ISは最も新しい個体でも2013年前半の登録なので、前期も後期もすべて重課の対象に入っています。

つまり自動車税については、後期を選んでも負担が軽くなるわけではないんですね。

18年超は前期から到達

差が出るのは自動車重量税のほうで、13年経過と18年経過の二段階で上がります。

経過年数の考え方は、初度登録から12年10か月以後に検査証の交付を受けると13年経過という扱いです。

18年経過も同じ数え方なので、2008年夏までに登録された前期はすでにその段階に入りました。

後期が18年経過に届くのは2028年の夏以降となり、しばらくは一段低い税額で済みます。

重量税は車両重量で決まる

自動車重量税の税額は、乗用車では車両重量の区分で決まります。

20系ISはおおむね1.5トンを超えて2.0トン以下の区分に入る重さです。

この区分の2年自家用では、エコカー以外が32,800円、13年経過で45,600円、18年経過で50,400円になります。

実際の金額は国土交通省の税額表で確かめられますよ。

注意

自動車税は前期も後期も重課対象で、差が付くのは重量税の18年経過の部分だけです。

レクサスIS20系の前期と後期の違い|中古選び

最後に、実際に個体を選ぶときの確認手順をまとめておきます。

以下の表は、重視したいことと向いている時期の対応を整理したものです。

重視すること 向いている時期
買う値段を抑える 前期
顔つきの新しさ 後期
USBと地デジ 2009年7月以降
専用の足まわり 後期のF SPORT
重量税の負担を軽く 後期

認定中古車では探しにくい

レクサス認定中古車の在庫検索でIS250やIS Fを指定すると、該当なしと表示されることがほとんどです。

IS350で出てくる車も、年式を見ると30系にあたるものが並びます。

在庫は入れ替わるので、最新の状況はレクサス認定中古車の検索ページで確かめてください。

つまり20系を狙うなら、一般の中古車販売店から探すのが前提になるわけですね。

リコールの改修を確かめる

20系ISには、助手席用エアバッグのインフレータに関するリコールが届け出られています。

2017年1月13日の届出では、DBA-GSE20、DBA-GSE25、DBA-GSE21、DBA-USE20が対象に挙がりました。

詳細は国土交通省の届出資料で車台番号の範囲まで公表されています。

未改修のまま残っていると車検が通らない措置の対象になりうるため、改修済みかどうかは必ず聞いてください。

補足

リコールの改修状況は車台番号を伝えれば確認できるので、契約前に販売店へ依頼しておくと安心です。

取扱説明書は2009年から

レクサス公式の取扱説明書のページには、20系ISが2区分で掲載されています。

載っているのは2009年07月〜2010年07月と、2010年08月〜2013年04月の生産分です。

それより前の前期にあたる年式は、公式のページからは取扱説明書を開けません。

前期を買う場合は、車両に説明書が付いているかを現車で確かめておくと後が楽ですよ。

車検証で年式を確かめる

外観の手がかりが社外品で崩れている個体では、書類を見るのが最も確実です。

車検証の初度登録年月を見れば、前期か中期か後期かはすぐに判断できます。

型式の欄も見ておくと、GSE20、GSE25、GSE21、USE20のどれなのかが分かります。

生産と登録の時期はずれることがあるため、境目に近い車ほど書類での確認が効いてきます。

口コミに出る評価の傾向

20系ISの評価として多いのは、FRらしい素直な操作感と高速での落ち着きを挙げる声です。

一方で後席の広さや荷室の使い勝手には、物足りなさを指摘する意見も見られます。

ただし口コミはグレードや個体の状態に左右されるため、そのまま当てはめるのは危険でしょう。

中古のレクサス全般で起きやすいつまずきは、レクサスの中古はやめたほうがいい理由に事例を集めています。

前期と後期の向き不向き

前期が向いているのは、車両価格をできるだけ抑えたい人です。

販売期間が3年あって台数も多いぶん、条件を選びながら探せます。

後期が向いているのは、顔つきの新しさとF SPORTの設定、そして重量税の軽さを重く見る人になります。

ただし後期は生産期間が2年8か月と短いため、条件に合う個体を待つ覚悟が必要かもしれません。

レクくんレクくん

年式より先に確かめたいのは、リコールの改修状況と整備記録簿の中身です。

サスちゃんサスちゃん

前期か後期かを決めるのは、その次でいいということですか。


レクサスIS20系の前期と後期の違いのよくある質問

ここでは本文で扱いきれなかった疑問を5つ取り上げます。

どれも確認先まで添えるので、気になるものから読んでみてください。

Q1. 中期という呼び方は公式のものですか?

いいえ、前期・中期・後期という呼び名はレクサスの公式な区分ではありません。

ただし2008年9月3日と2010年8月25日という改良の日付は、発表資料ではっきりしています。

呼び名ではなく日付で会話したほうが、販売店とのやり取りでも行き違いが起きにくいですよ。

Q2. 後期のヘッドランプを前期に付けられますか?

配線や取り付け部の形が異なるため、そのまま付け替えられる前提では考えないほうが安全です。

灯火類は保安基準に関わる部分で、改造の内容によっては車検に影響します。

実際にできるかどうかは、作業を請け負う整備工場に現車を見せて判断してもらってください。

Q3. 前期と後期で自動車税は変わりますか?

いいえ、自動車税の種別割は排気量で決まるため、前期と後期で差は付きません。

しかも20系は全車が13年超の重課に入っているので、その点でも差は出ないんです。

差が付くのは重量税で、18年経過に達しているかどうかで金額が変わります。

Q4. 20系と30系はどう見分ければいいですか?

初度登録が2013年5月より前なら20系、それ以降なら30系と考えるのが基本です。

外観ではスピンドルグリルの有無が分かりやすく、30系は大きな砂時計型の開口を持ちます。

ハイブリッドのIS300hが設定されているのも30系からなので、そこも手がかりになりますよ。

Q5. 前期でも部品はまだ手に入りますか?

一般的な消耗品は流通していますが、内装や灯火類など一部の部品は入手しにくくなることがあります。

年数が経つほど供給状況は変わるので、心配な部品は先に品番で調べてもらうのが確実です。

購入前にレクサス販売店か整備工場へ、具体的な部位を挙げて相談してみてください。

レクサスIS20系の前期と後期の違いのまとめ

ここまでの内容を、判断に使える形で最後にまとめます。

迷ったときに立ち返れるよう、日付と数字を中心に残しておきますね。

総括:レクサスIS20系の前期と後期の違い

前期と後期を分ける線は2010年8月25日のマイナーチェンジで、目印はヘッドランプのL字型LEDです。

その手前の2008年9月3日にも大きな改良があり、ドアミラーのウインカーと後席可倒式ヘッドレストはそこから付きました。

USB端子と地上デジタルTVチューナーが加わったのは、さらに後の2009年7月30日の一部改良になります。

  • 後期の起点は2010年8月25日でL字型LEDが目印
  • ドアミラー灯と後席可倒式ヘッドレストは2008年9月3日から
  • USBと地デジは2009年7月30日の一部改良で追加
  • F SPORTは後期だけに存在するグレード名
  • 燃費が伸びたのはIS250の2WDだけで11.8から12.2km/Lへ
  • 使用燃料は全車が無鉛プレミアムガソリンで統一
  • 自動車税は全車が重課対象、差が付くのは重量税の18年経過

まずは気になる個体の車検証を見せてもらい、初度登録年月と型式を確かめるところから始めてみてください。

あなたが優先したいのは、値段の安さと顔つきの新しさのどちらでしょうか。

仕様や制度は変更される場合があります。

正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してください。

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