レクサスIS30系の前期と後期の違い|中期を含む年式の見分け方

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こんにちは、レクサスがいいの運営者です。

「レクサスIS30系の前期と後期は何が違うのか」「後期はいつからなのか」「中期はどう考えればいいのか」と気になりますよね。

30系のISは2013年に登場してから、一度もフルモデルチェンジをしないまま改良だけを重ねてきた車です。

そのため前期と後期の二択で片づけると、装備の差を読み違えてしまいます。

実際、後期の目玉として紹介されがちな10.3インチナビは、2016年の中期からすでに入っているんですよ。

そこでこの記事では、レクサス公式のニュースリリースをたどりながら、レクサスIS30系の前期と後期の違いを年表・装備・見分け方の三方向から整理しますね。


記事のポイント

①:前期と後期の境目は2020年11月5日
②:10.3インチナビは中期から
③:後期は2026年1月にも変わった
④:新車で選べるのはIS300hだけ

目次

レクサスIS30系の前期と後期の違いの結論

先に、この記事の答えを置いておきますね。

前期と後期を分ける線ははっきりしていますが、その線だけで装備の差は決まりません。

境目は2020年11月5日

結論から言うと、レクサスIS30系の前期と後期を分けるのは2020年11月5日です。

この日にマイナーチェンジ後のISが発売され、内外装とボディサイズがまとめて見直されました。

レクサスIS30系の後期は、2020年11月5日発売のマイナーチェンジ以降を指します。

中古車サイトで年式を見るときは、この日付を頭に置いておくと迷いませんよ。

ただ、これはあくまで見た目と車体寸法が変わった区切りなんですよね。

装備の中身は、この線とは別のタイミングでも動いています。

前期・中期・後期の3区分

では、なぜ二択では足りないのでしょうか。

30系ISは2013年5月16日の発売から、フルモデルチェンジを挟まずに改良を積み重ねてきました。

大きな節目は2016年10月20日、2020年11月5日、そして2026年1月8日の3回です。

このうち2016年10月20日の改良を通った個体が、一般に中期と呼ばれています。

つまり前期・中期・後期の3区分で見るほうが、装備の差を正確に追えるわけです。

この記事では、その3つの節目をひとつずつ分解していきますね。

どれを選ぶかの考え方

選び方の軸は、思ったよりシンプルです。

顔つきと車体の存在感を優先するなら、2020年11月5日以降の後期が向いています。

装備と価格の釣り合いを取りたいなら、2016年10月20日以降の中期が候補に入りますね。

最新の走りと大画面を求めるなら、2026年1月8日発売の最終型が答えになります。

補足

30系ISはIS300・IS350・IS500とIS300hのAWDが2025年11月で生産を終えており、新車で選べるのはIS300hの後輪駆動だけになりました。

ここから、それぞれの根拠を順番に見ていきましょう。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|年表

まず、30系ISがたどった歩みを時系列で押さえます。

ここが分かると、あとの装備の話がすべて年月日にひもづいて読めるようになりますよ。

30系ISが歩んだ13年の流れ

30系のISは、13年にわたって改良を重ねながら売られてきました。

下記の表は、レクサス公式の発表をもとに主な節目をまとめたものです。

時期 区分 主な内容
2013年5月16日 前期 3代目ISが発売されIS300hを新設
2015年8月3日 前期 2.0LターボのIS200tを追加
2016年10月20日 中期 マイナーチェンジで安全装備を標準化
2017年10月 中期 IS200tをIS300へ改称
2020年11月5日 後期 マイナーチェンジで内外装と寸法を刷新
2022年8月25日 後期 V8を積むIS500を国内導入
2026年1月8日 後期 一部改良で内外装と画面を刷新

この7行が、この記事のすべての土台になります。

前期は2013年5月16日から

前期の起点は、2013年5月16日の発売です。

登場時のラインアップはIS350とIS250、そして新しく加わったハイブリッドのIS300hでした。

IS300hはJC08モード走行燃費23.2km/Lを公表しており、当時としては高い水準です。

8速のトランスミッションや新型のリヤサスペンションも、この世代からの採用でした。

外観はスピンドルグリルを大きく張り出させ、彫りの深い顔立ちに仕上げています。

前期を探すなら、まずこの3グレード構成を頭に入れておくと選びやすいですよ。

2015年8月3日のIS200t追加

前期の途中で、ラインアップが一度動いています。

2015年7月23日に発表され、8月3日に発売されたのが2.0L直噴ターボのIS200tでした。

最高出力180kW、最大トルク350N・mを公表しており、FR車としてはレクサス初のターボです。

同じタイミングでIS300hにAWD仕様が追加され、積雪地でも選びやすくなりました。

外板色にもヒートブルーコントラストレイヤリングなどが加わり、全10色に広がっています。

同じ前期でも2015年8月を境に中身が違う、という点は押さえておきたいところですね。

中期の起点は2016年10月20日

中期の起点は、2016年10月20日に発売されたマイナーチェンジです。

ここでIS250が姿を消し、IS350・IS300h・IS200tの3グレードへ整理されました。

この日から予防安全パッケージのレクサスセーフティシステム+が標準設定になっています。

ナビディスプレイは10.3インチへ拡大され、リモートタッチの側面にはENTERボタンが追加されました。

足まわりでは改良型ショックアブソーバーと、アルミ製のフロントサスペンションロアアームを採用しています。

外板色は全11色となり、グラファイトブラックガラスフレークなどが加わりました。

中期は見た目の変化が控えめなぶん、装備で得をしやすい年式ですね。

IS300への改称でつまずく点

中古車を探すときに、いちばん混乱しやすいのが名前の変更です。

IS200tは2017年10月にIS300へ改称されており、中身は同じ2.0Lターボのままでした。

排気量が3.0Lに増えたわけではないので、ここは勘違いしやすいところ。

同じ中期でも、2017年の秋を境に呼び名が変わっていると考えると分かりやすいですよ。

検索でIS300が引っかからないときは、IS200tでも探してみてください。

型式と初度登録年月をあわせて見れば、どちらの呼び名の個体かは判断できます。

後期はいつから?発売時期の答え

後期がいつからかというと、答えは2020年11月5日です。

レクサス公式はマイナーチェンジと表記していますが、内容は作り替えに近いものでした。

ボディパネルの多くが新しくなり、プロポーションそのものが変わっています。

デザインの狙いは、俊敏さと挑発的な印象という2つの言葉で示されました。

走りの面でも、愛知県豊田市に新設されたテストコースなどで走り込んで仕上げたと公表されています。

中古で後期を狙うなら、2020年11月5日以降の登録かどうかが最初の関門になりますね。

後期の中にも4つの段階

後期をひとくくりにできない理由も、先に言っておきます。

2021年9月9日の一部改良では、ブレーキの効き方が自然になるよう手が入りました。

2022年8月25日には、5.0LのV8を積むIS500が国内へ導入されています。

2025年1月23日の一部改良では、特別仕様車の装備が第4弾へ更新されました。

そして2026年1月8日に、内外装と画面をまとめて刷新した最終型が発売されています。

同じ後期でも、この4回のどこを通った個体かで装備は変わりますよ。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|外装

ここからは、見た目の違いを具体的に見ていきます。

写真だけで年式を当てられるようになると、中古車探しがぐっと楽になりますよ。

外観デザインの前期と後期の違い

前期と後期でいちばん変わったのは、やはり外観です。

前期はスピンドルグリルが前へ張り出し、ヘッドランプが奥まった彫りの深い顔立ちでした。

後期は薄型のヘッドランプと低く構えたグリルまわりで、重心の低さを表現しています。

リヤはL字を横につないだ一文字のシグネチャーランプに変わりました。

張り出した前後フェンダーとワイドなトレッドで、四隅の踏ん張り感も強まっています。

遠目でも判別しやすいのは、この一文字のリヤランプだと思いますよ。

ボディサイズは30mm拡大

数字で見ると、後期の変化ははっきりしています。

公式諸元では全長4,710mm、全幅1,840mm、全高1,435mmです。

従来型比では全長がプラス30mm、全幅がプラス30mm、全高がプラス5mmとなっています。

ホイールベースは2,800mmで変わらず、車両重量は1,640〜1,790kgの範囲です。

注意

後期は全高がむしろ5mm高くなっているため、ボンネットやトランクが数十mm下がったという説明は公式の諸元と一致しません。

ワイドで低く見えるのは、造形と大径タイヤによる効果が大きいですね。

一文字テールが後期の目印

後ろ姿だけで年式を当てたいときは、テールランプを見ます。

前期と中期はL字を層状に重ねた造形で、左右がそれぞれ独立して光ります。

後期は一文字のシグネチャーランプになり、横につながって見えるのが違いです。

中期は2016年10月20日から多灯LED化されており、光の粒の見え方が前期と変わりました。

夜間に前を走る個体を見分けるなら、この差がいちばん分かりやすいですよ。

写真で判断するときも、まずリヤから確認するのがおすすめです。

ヘッドランプの見分け方

前から見るときは、クリアランスランプの位置を追います。

前期はL字のクリアランスランプが独立して置かれていました。

中期はヘッドランプを内側へ延長し、L字との連続性を高めた形になっています。

後期は新開発の小型軽量ランプユニットで薄型化され、面積そのものが小さく見えるはずです。

グリルも後期は先端を起点にした多面体構造で、押し出し感の出し方が違います。

中古車の写真では、この3段階を並べて比べると迷いませんよ。

ホイールは17・18から19へ

足元のサイズも、年式を推し量る材料になります。

前期と中期は17インチと18インチが中心で、中期では切削光輝処理の新意匠が入りました。

後期の公式諸元は18インチと19インチで、19インチが新たに採用されています。

F SPORTは前後で太さの違う19インチを専用装着し、リヤのほうが太い組み合わせです。

ただし後期でも全車が19インチというわけではないため、グレードごとの確認は欠かせません。

装着サイズはタイヤの側面表示で見ると確実ですね。

2026年式で顔がまた変わった

ここが見落とされやすい、いちばん新しい変化です。

2026年1月8日に発売されたIS300hは、フロントフェイスが新しくなりました。

低重心とワイドなスタンスをさらに強調した意匠で、同じ後期でも見分けがつきます。

ボディカラーにはニュートリノグレーが加わり、全8色の構成になりました。

F SPORTには新意匠の19インチ軽量アルミホイールと、新形状のリヤスポイラーが備わります。

全長は4,720mmとなり、2020年の後期からさらに10mm伸びていますよ。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|内装

続いて、室内まわりの違いを整理します。

ここは毎日触れる部分なので、満足度に直結しますよね。

インテリアの前期と後期の違い

内装は外観ほど劇的ではないものの、使い勝手の差ははっきり出ます。

前期は立体感のあるインパネで、クラシカルな雰囲気が持ち味でした。

後期はインパネ上部やドアパネルに有彩色を入れ、ツートーン配色で横の広がりを強調しています。

ドアトリムには、複数のエンボスラインを交差させた新しい加飾も入りました。

オーナメントパネルにはアッシュやブラックジオメトリーフィルムが加わっています。

質感の方向性が、落ち着きからスポーティへ振れた世代交代ですね。

10.3インチ化は中期から

ここは誤解が多い部分なので、はっきり書いておきます。

ナビディスプレイの10.3インチ化は、2016年10月20日の中期から始まっています。

後期の新機能として紹介されることが多いのですが、実際には世代がひとつ手前でした。

中期ではあわせてリモートタッチ側面にENTERボタンが設けられ、操作性も上がっています。

つまり画面の大きさだけで前期と後期を判断すると、中期を後期と読み違えてしまいます。

予算を抑えたい人ほど、この事実は効いてくるはずですよ。

後期はタッチ操作とスマホ連携

では後期の画面は何が変わったのでしょうか。

2020年11月5日のマイナーチェンジで、マルチメディアはタッチディスプレイになりました。

スマートフォン連携にも対応し、地図や音楽を画面側で扱えるようになっています。

画面サイズ自体は10.3インチのままで、変わったのは操作方法と連携機能でした。

中期はリモートタッチでの操作が基本なので、ここは実車で触ると差が分かります。

試乗のときに必ず確かめておきたいポイントですね。

12.3インチは2026年1月から

画面が大きくなるのは、さらにあとの話になります。

2026年1月8日の一部改良で、センターディスプレイは全車12.3インチへ統一されました。

運転席正面のメーターも12.3インチのフル液晶に変わっています。

インパネ、センターコンソール、メーター、フロントドアトリムの意匠も刷新されました。

画面の世代で選ぶなら、前期・中期・後期・最終型の4段階で考えると整理できますよ。

中古で探すときは、年式ではなく画面の実物で確かめるのが確実です。

内装色とオーナメントの違い

色と素材からも、年式の見当は付けられます。

後期ではF SPORT専用のサテンクロムやブラックジオメトリーフィルムが選べました。

2026年1月8日発売の最終型では、コンソール上面などに竹繊維を使ったオーナメントが入ります。

インテリアカラーには、紅炎をイメージした新色のプロミネンスも設定されました。

前期と中期は、ステッチや本革の質感で高級感を出す方向でしたね。

内装の写真を見比べると、装備表を読むより早く年式の目星が付きます。

レクくんレクくん

画面の大きさで年式を当てようとすると、中期と後期を取り違えますよ。

サスちゃんサスちゃん

じゃあ見るのはサイズじゃなくて、タッチできるかどうかなんですね。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|安全装備

次は、値段以上に差が出やすい安全装備です。

ここでは改良の日付ごとに、何が増えたのかを分けて整理しますね。

安全装備のマイナーチェンジの進化

安全装備は、前期と後期の二択でいちばん誤解されやすい部分です。

実際には2016年10月20日と2020年11月5日の2回に分けて、大きく動いています。

前期は予防安全機能が標準ではなく、個体によって装備の有無が分かれました。

中期からはパッケージとして標準設定され、装備の心配は小さくなっています。

後期では検知できる対象と場面が広がり、運転支援の質そのものが変わりました。

この先の3つで、その差を年月日に分けて見ていきましょう。

標準化の線は2016年10月20日

標準化の線は、中期の入り口に引かれています。

2016年10月20日のマイナーチェンジで、予防安全パッケージが標準設定になりました。

安全装備で選ぶなら、まず2016年10月20日以降かどうかが分かれ目になります。

前期を検討する場合は、装着状況を1台ずつ確認する必要がありますね。

同じ前期でも、オプションの選び方によって中身が違うということです。

販売店で装備一覧を出してもらえば、その場ではっきりしますよ。

2020年11月に増えた検知範囲

後期で増えたのは、検知できる相手と場面です。

昼間の自転車運転者や夜間の歩行者を検知できるようになり、対応領域が広がりました。

交差点を右折するときの対向直進車や、右左折時の横断歩行者にも対応しています。

回避操舵をきっかけに車線内で操舵を助ける緊急時操舵支援も加わりました。

下記の表は、世代ごとの予防安全の扱いを整理したものです。

世代 予防安全の扱い 主な内容
前期 標準ではない 装備の有無が個体で分かれる
中期 標準設定 予防安全パッケージを全車へ設定
後期 標準設定 夜間歩行者と交差点に対応し緊急時操舵支援を追加
最終型 標準設定 機能を拡充し渋滞時の運転支援を搭載

2025年式で追加された装備

後期の終盤にも、装備は動いています。

2025年1月23日の一部改良では、特別仕様車が第4弾へ更新されました。

この特別仕様車にはパノラミックビューモニターと、後席まわりのサイドエアバッグが加わっています。

車両周辺の見え方が変わるので、駐車のしやすさに直結する装備ですね。

同じ後期でも、2025年式かどうかで安全まわりの充実度は変わります。

中古車で比べるときは、装備表の細目まで見比べてください。

渋滞時の支援は最終型から

いちばん新しい装備は、最終型だけの持ち物です。

2026年1月8日の一部改良で、高度運転支援の渋滞時支援が搭載されました。

予防安全パッケージそのものも機能が拡充され、電子プラットフォームは新世代へ進んでいます。

長い距離を走る機会が多い人ほど、この差は体感しやすいはずですよ。

ただし作動する条件は道路や状況によって変わるため、過信は禁物ですね。

具体的な作動条件はレクサス販売店で確認してください。


レクサスIS30系の前期と後期の違い|走り

走りの違いは、体感の話だけだとぼやけてしまいます。

そこで、公表されている改良の中身から順に押さえていきますね。

走行性能における後期仕様の特徴

走りの違いは、数字より成り立ちで理解すると早いです。

後期はボディ剛性とタイヤ、そして減衰力の3点がまとめて見直されました。

サイドラジエーターサポートの補強や、フロントサイドメンバーのスポット打点追加が入っています。

Cピラーからルーフサイドにかけての構造も最適化されました。

ハンドル操作への反応が素直になり、雑味の少ない乗り味へ近づいた形です。

ただ、前期が粗いというより、段階的に詰めてきた結果と見るのが正確だと思いますよ。

中期で入った足まわりの改良

前期と後期のあいだには、見落とされがちな改良があります。

2016年10月20日の中期では、ストローク速度が低い状態から減衰力を出す改良型ショックアブソーバーを採用しました。

フロントサスペンションのロアアームはアルミ製に変わり、剛性の向上と軽量化を両立しています。

スプリングやブッシュの特性、AVSとEPSの制御にも手が入りました。

走行モードを自分で組み合わせられる機能が付いたのも、この改良からです。

乗り味だけで前期と後期を当てるのが難しいのは、この中期があるからなんですよね。

後期のハブボルトと19インチ

後期には、構造そのものを変えた部分もあります。

ホイールの締結にハブボルトを採用し、締結力の強化と質量の低減を図りました。

新採用の19インチタイヤは、コーナリングフォースを大幅に高めたと公表されています。

F SPORTは前後で異なる19インチを履き、スタビライザーやEPSも専用のチューニングです。

減衰力を最適に制御するAVSも、後期のF SPORTには標準で備わります。

足元の仕様差が大きいので、試乗するならグレードをそろえて比べたいところですね。

スウィングバルブの効き方

乗り心地の質を変えたのは、地味な部品でした。

後期はショックアブソーバーのオイル流路に、非着座式のバルブを設けています。

これによって、ごく小さな動きに対しても減衰力が立ち上がる仕組みになりました。

高速道路のわずかな段差や、荒れた舗装での揺れの収まり方に効いてきます。

数値では示しにくい部分なので、同じ道を走って比べるのがいちばんですよ。

試乗コースに段差を含めてもらうと、差が分かりやすくなります。

EPSとAVSが変わった最終型

走りの最新形は、2026年1月8日の一部改良です。

電動パワーステアリングはラック平行式へ変更され、バリアブルギヤが採用されました。

交差点や連続するコーナーで、少ない操舵角でも狙った線をなぞれるようになっています。

AVSはリニアソレノイド式となり、減衰力の制御が滑らかで応答も速くなりました。

車両挙動の安定と、路面からのショック低減を同時に狙った改良ですね。

走りで選ぶなら、最終型は別枠として考えたほうがいいと思います。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|エンジン

ここでは、積まれているものと制御の違いを分けて見ます。

グレード名が途中で変わっている点も、あわせて整理しますね。

エンジンや制御の違いとは

エンジンの違いは、載っているものと制御の2階建てで考えると分かりやすいです。

後期の公式諸元に並ぶのは、3.5LのV6と2.5Lの直4ハイブリッド、そして2.0Lの直4ターボでした。

前期も同じ顔ぶれに見えますが、途中で入れ替わりが起きています。

制御については、後期で2.5Lハイブリッドの駆動力制御が変更されました。

2.0Lターボにはアダプティブ制御が採用され、走行環境に応じてギヤ段を選ぶようになっています。

注意

V6が後期でチューニングされ燃費が改善したという説明は公式の発表では確認できず、制御の変更として公表されているのはハイブリッドとターボの2点だけです。

IS250からIS200tへの入れ替え

ラインアップの入れ替わりも整理しておきますね。

発売時のガソリン車はV6の3.5Lと2.5Lで、IS350とIS250という組み合わせでした。

2015年8月3日に2.0LターボのIS200tが加わり、走りの選択肢が増えます。

そして2016年10月20日のマイナーチェンジで、IS250が姿を消しました。

同じ前期でもV6の2.5Lが選べる年式とそうでない年式がある、ということです。

中古で探すなら、この入れ替わりの時期を押さえておくと空振りが減りますよ。

IS500が加わった2022年

後期のラインアップにも、大きな追加がありました。

2022年7月21日に発表され、8月25日に国内導入されたのがIS500です。

5.0LのV8を積むモデルで、当初は500台の抽選販売から始まりました。

盛り上がったボンネットと4本出しのマフラーが、外からの見分けどころになります。

前期と中期には存在しないグレードなので、年式の判断材料にもなりますね。

台数が限られるぶん、中古市場でも見つけにくい存在です。

新車で選べるのはIS300hだけ

現在の状況も押さえておきましょう。

IS300とIS500は2025年11月で生産を終えると発表され、IS350とIS300hのAWDも同じ時期に終了しています。

2026年1月8日の一部改良を受けて残ったのは、IS300hの後輪駆動だけです。

価格は標準が580万円、version Lが610万円、F SPORTが635万円と公表されました。

特別仕様車のF SPORT Mode Black Ⅴは675万円です。

生産終了の経緯とラインアップの整理はレクサスISの受注停止の正体|IS500の生産終了とIS300hの現状でまとめています。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|見分け方

ここからは、実車や写真での見分け方をまとめます。

見る順番さえ決めておけば、店頭でも迷わなくなりますよ。

前期と後期の違いの判断ポイント

見る順番は、リヤランプ、ヘッドランプ、画面、ホイールの4つです。

下記の表は、確認する場所ごとの違いを整理したものになります。

確認する場所 前期・中期 後期
リヤランプ L字を重ねた造形で左右が独立 一文字につながる光り方
ヘッドランプ クリアランスランプが独立または連続 薄型で面積が小さい
ナビ画面 中期は10.3インチでリモートタッチ 10.3インチでタッチ操作
ホイール 17インチと18インチが中心 18インチと19インチ
全長 4,680mm 4,710mm

この5点がそろえば、写真だけでもほぼ判断できます。

中期モデルの特徴と魅力

中期は、価格と装備の釣り合いがいい年式です。

予防安全パッケージが標準で、ナビも10.3インチになっています。

足まわりも改良済みで、乗り味の粗さは前期より抑えられました。

一方で顔つきは前期の延長線上にあるため、後期ほどの新しさは出ません。

落ち着いた見た目が好みなら、むしろ長所として受け取れるはずです。

予算を抑えつつ装備で妥協したくない人には、有力な候補だと思いますよ。

旧型がかっこいいデザインの評価

前期の顔つきを今でも高く評価する声は、根強く残っています。

張り出したスピンドルグリルと、奥まったヘッドランプが生む重厚感が理由ですね。

前輪の後ろからリヤへ跳ね上がるボディラインも、独特の躍動感を作っていました。

内装の設計は今の基準では古く感じますが、そこを味と受け取る人もいます。

旧型のデザイン評価とカスタムの話はレクサスISの旧型がかっこいい理由で詳しくまとめています。

この記事では、年式の見分けに話を戻しますね。

20系と30系を混同しない

検索でつまずきやすいのが、世代の取り違えです。

20系は2005年に登場した先代で、30系とは車体そのものが違います。

20系にも前期と後期があり、見分ける場所も選び方の条件も別物です。

中古車サイトでは並んで表示されるため、型式で切り分けるのが安全ですよ。

20系の詳細はレクサスIS20系の前期と後期の違いで整理しています。

この記事で扱っているのは、あくまで2013年以降の30系です。

車検証で年式を確かめる

最後に、書類での確認方法にも触れておきます。

初度登録年月の欄を見れば、その車が最初に登録された時期が分かります。

ここが2020年11月以降であれば、後期である可能性は高くなりますね。

ただし改良の直後は、改良前の在庫が登録されている場合もあります。

年式と装備がずれることはあるので、最後は実物で確かめてください。

型式まで販売店に照会してもらえば、判断はより確実になりますよ。

レクくんレクくん

年式ではなく改良の日付で線を引くと、装備の差を読み違えませんよ。

サスちゃんサスちゃん

覚える日付は2016年10月20日と2020年11月5日、それに2026年1月8日ですね。

レクサスIS30系の前期と後期の違い|中古選び

ここでは、中古車を選ぶときの手順に落とし込みます。

優先順位を決めてから探すと、候補が絞りやすくなりますよ。

中古車購入時の注意点と選び方

中古で選ぶときは、年式より改良日で考えると失敗が減ります。

まず前期・中期・後期・最終型のどこに当たるかを確定させましょう。

次にグレードを決め、F SPORTなら足まわりの仕様まで確認します。

整備記録と修復歴の有無は、どの年式でも共通の確認事項ですね。

スポーツセダンは使われ方の幅が広く、状態の個体差も大きめです。

可能なら現車を見て、短くても試乗させてもらうのがおすすめですよ。

装備で選ぶなら見る改良日

装備を優先する場合の順番も決めておきましょう。

予防安全パッケージが要るなら、2016年10月20日以降が最低ラインです。

タッチ操作とスマートフォン連携が要るなら、2020年11月5日以降になります。

12.3インチの画面と渋滞時支援が要るなら、2026年1月8日以降しかありません。

装備で選ぶなら、年式ではなく2016年10月20日・2020年11月5日・2026年1月8日の3つで線を引くのが確実です。

条件を足すほど候補は減るので、優先順位を先に決めるのが近道ですね。

生産終了で変わった選択肢

選び方の前提は、ここ1年で大きく変わりました。

IS300とIS500、IS350、IS300hのAWDは2025年11月で生産を終えています。

新車で選べるのはIS300hの後輪駆動だけで、それ以外は中古が対象です。

V8のIS500や2.0LターボのIS300を狙うなら、中古車を探すことになりますね。

相場や次期型の話はレクサスISのフルモデルチェンジはいつ?時期予想と中古相場の動きで扱っています。

在庫は日々動くので、条件は販売店で都度確認してください。

買ったあとに後悔しないために

最後に、買ったあとで気になりやすい点にも触れておきます。

後席の広さは、数値で把握しておくと思い違いが減りますよ。

寸法の詳細はレクサスISの後部座席が狭いのは本当かで確認できます。

乗り心地や静粛性の印象は、グレードとタイヤサイズでかなり変わります。

F SPORTの評判はレクサスIS300h Fスポーツの評判にまとめました。

気になる点を先につぶしておけば、納車後の満足度は上がるはずです。

レクサスIS30系の前期と後期の違いのよくある質問

ここでは、本文で触れきれなかった疑問をまとめます。

細かい部分ですが、判断のときに効いてくる内容だと思いますよ。

Q1. 前期と後期で自動車税は変わりますか?

税額は前期か後期かではなく、排気量によって決まります。

同じ30系でも2.0Lと2.5L、3.5L、5.0Lでは区分が違いますね。

初度登録からの経過年数によって扱いが変わる場合もあります。

具体的な金額は、購入予定の販売店で確認してください。

Q2. 中期という呼び方は公式のものですか?

中期はレクサスが公式に使っている区分ではありません。

2016年10月20日のマイナーチェンジを通った個体を、便宜的にそう呼んでいるだけです。

販売店や中古車サイトによって、前期に含める場合もあります。

誤解を避けたいときは、改良の日付で伝えるのが確実ですよ。

Q3. 後期のホイールを前期に付けられますか?

後期はホイールの締結にハブボルトを採用しており、前期とは方式が異なります。

そのため見た目が同じでも、そのまま流用できるとは限りません。

締結部は走行の安全に直結する部分です。

可否と費用は、レクサス販売店へ具体的に相談してくださいね。

Q4. IS300とIS300hは何が違いますか?

IS300は2.0Lの直4ターボで、IS300hは2.5Lのハイブリッドです。

名前が似ているだけで、中身はまったく違う組み合わせになります。

IS300は2017年10月まで、IS200tという名前で売られていました。

探すときは名前ではなく、型式と排気量で確かめると間違いません。

Q5. 認定中古車で前期は選べますか?

対象となる年式や走行距離の条件は、時期によって見直されることがあります。

そのため前期が必ず対象外になる、と決めつけることはできません。

気になる個体があれば、その車が条件を満たすかを個別に聞くのが早いですよ。

最新の条件はレクサス販売店で確認してください。


レクサスIS30系の前期と後期の違いのまとめ

最後に、この記事の要点を整理しておきますね。

迷ったときに立ち返れるよう、判断の順番で並べています。

レクサスIS30系の前期と後期の違いの総括

レクサスIS30系の前期と後期を分けるのは、2020年11月5日のマイナーチェンジです。

ただし装備の線は2016年10月20日にも引かれていて、二択では読み切れません。

特にナビの10.3インチ化が中期からだった点は、選び方そのものを変える事実だと思います。

  • 前期と後期の境目は2020年11月5日のマイナーチェンジ
  • 後期の見分けは一文字のリヤランプと薄型ヘッドランプが確実
  • ナビの10.3インチ化は2016年10月20日の中期から
  • 予防安全パッケージの標準化も同じ2016年10月20日から
  • 後期は全長4,710mmで全高は5mm高いという点に注意
  • 内外装と画面を刷新した最終型は2026年1月8日発売
  • 新車で選べるのはIS300hの後輪駆動だけになった

あなたは、顔つきの新しさで選んで後期を探しますか。

それとも、装備と価格の釣り合いを取って中期を狙いますか。

価格や装備、認定中古車の条件は変更される場合があります。

正確な情報は公式サイトと販売店で確認し、最終的な判断は専門家へ相談してくださいね。

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