レクサスNXの前期と後期の違いをどっちが良いか比較|装備とデザインの差

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レクサスNXの前期と後期の違いをどっちが良いか比較|装備とデザインの差

レクサスがいい・イメージ

レクサスNXの前期と後期の違いが気になっている方に向けて、レクサスNX10系の前期と後期の違いをわかりやすく解説します。

どのモデルが自分に合っているかを判断するには、前期と後期はいつからモデルチェンジされたのかや、前期型後期型のボディサイズ比較、外装デザインの違い、内装の違いと快適装備の進化、安全装備の違いと標準化のポイントなどを知ることが大切です。

また、レクサスNXの前期と後期の違いと選び方のコツ、目的別に前期と後期のどっちが良いのか、パワートレインの違いと走行性能の差、燃費性能と維持費の違いを比較した情報もお届けします。

さらに中古車市場での前期後期の流通状況や、コストパフォーマンス重視で選ぶならどちらが良いのか、最新機能と装備の充実度で選ぶなら何を重視すべきかも解説します。

記事のポイント

①:レクサスNXの前期型と後期型の主な装備やデザインの違いがわかる

②:モデルチェンジの時期とその背景が理解できる

③:中古車選びで注目すべき比較ポイントが整理できる

④:目的に合ったモデル選びの基準が明確になる 

レクサスNXの前期と後期の違いを徹底比較

  • レクサスNX10系の前期と後期の違いとは
  • 前期と後期はいつからモデルチェンジ?
  • 前期型・後期型のボディサイズ比較
  • 前期型・後期型の外装デザインの違い
  • 内装の違いと快適装備の進化
  • 安全装備の違いと標準化のポイント

レクサスNX10系の前期と後期の違いとは

レクサスNX10系の前期型と後期型の最大の違いは、装備内容とデザインの刷新にあります。特に2017年のビッグマイナーチェンジ以降に登場した後期型では、見た目の印象だけでなく、走行性能や安全機能にも明確な改良が施されています。

まずデザイン面ですが、後期型ではフロントグリルの形状がより精悍に変更され、バンパーの造形も立体感のある仕上がりとなっています。リアには新デザインのコンビネーションランプやシーケンシャルターンランプが採用され、視認性とデザイン性を両立させています。

一方、シャシー性能についても改良が加えられており、サスペンション設定の見直しによってロール特性やステアリングの応答性が向上しています。運転時の安心感や快適性に関わる部分だけに、見えない変化ではあるものの、走ればすぐに違いを感じられるポイントです。

加えて、後期型からは「Lexus Safety System +」が全車標準装備となり、先進的な安全機能がオプション扱いだった前期型と比べて大きく進化しています。前期型を購入する際には、安全装備が装着されているかの確認が不可欠です。

また、グレード構成にも違いがあります。例えば、前期では「200t」という名称だったガソリンターボモデルは、後期から「300」に改められています。中身は同じエンジンですが、名称の変更により一見違うモデルに見えるため注意が必要です。

このように、レクサスNX10系の前期と後期は、見た目だけでなく性能や装備においても多くの違いがあります。特に中古車選びの際には、どの装備が必要かを明確にしたうえで、前期・後期いずれかを選ぶのが賢明です。

前期と後期はいつからモデルチェンジ?

初代レクサスNX10系は2014年に登場し、2017年9月にビッグマイナーチェンジが実施されました。このタイミングで前期型から後期型へと移行しています。したがって、2014年7月から2017年8月までに生産されたモデルが前期型、それ以降が後期型と分類されます。

ビッグマイナーチェンジとはいえ、その内容は小規模な変更にとどまりません。外観の刷新、走行性能の改善、安全装備の充実など、多方面にわたる改良が加えられており、実質的には別物と言ってよいレベルです。

例えば、フロントのスピンドルグリルはデザインが大きく見直され、より重厚感と立体感のある造形に変わりました。リア周りではコンビネーションランプが新しくなり、後方からの視認性も向上しています。さらに、シーケンシャルタイプのウインカーも採用され、先進性が増しています。

また、前述のとおり、後期型では「Lexus Safety System +」が全車標準装備となり、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、レーダークルーズコントロールなどが装着されています。前期型ではこれらの装備はすべてオプションであったため、装備内容をしっかり確認することが重要です。

一方、パワーユニットに関しては前期・後期ともに同じ仕様が続投されており、大きな変更はありません。2.0Lガソリンターボエンジンと2.5Lハイブリッドの2種類から選べる点は共通です。

このように、2017年9月のマイナーチェンジがNX10系の前期と後期を分ける節目となります。中古車選びの際には、登録年月日だけでなく、グリルやランプのデザイン、安全装備の有無なども確認することで、見分けやすくなります。

前期型・後期型のボディサイズ比較

前期型と後期型のレクサスNX10系は、基本的なボディサイズに大きな違いはありません。とはいえ、細部にわずかな変更が加えられており、モデル選びの際には把握しておきたいポイントです。

まず、前期型のボディサイズは全長4640mm、全幅1845mm、全高1645mmです。一方、後期型ではフロントデザインの変更により全長が10mm延び、全長は4650mmになりました。全幅と全高に関しては共通で、大きな差はありません。

このサイズ感は、国産SUVの中でも中庸で、日常使いにも適した取り回しのしやすさを持っています。例えば、日産エクストレイルやスバルフォレスターと比較しても、ほぼ同等の全長・全幅となっており、都市部でも駐車に困ることは少ないでしょう。

また、全高が抑えられているため、立体駐車場への対応もしやすく、SUVながら都会的な使用環境にもマッチする点が魅力です。加えて、ワイドな全幅と低重心設計によって、走行時の安定感も高められています。

ただし、後期型ではサスペンションや足回りにも調整が加えられているため、同じサイズでも乗り味には若干の差があります。静粛性や振動の吸収性に関しては、後期型の方が優れていると感じる人が多いかもしれません。

このように、サイズそのものに大きな違いはないものの、見た目のバランスや乗り心地には後期型ならではの進化が見られます。寸法だけで判断せず、試乗などで体感することが選び方のポイントになります。

前期型・後期型の外装デザインの違い

レクサスNX10系の前期型と後期型は、見た目の印象に明確な違いがあります。特にフロント周りのデザイン変更は、前期・後期を見分けるうえで最も分かりやすいポイントです。

前期型では、やや直線的でシャープな印象を与えるスピンドルグリルが採用されており、攻撃的かつ若々しい印象を与えるデザインでした。また、LEDポジションランプが切り裂くように配置されているのが特徴で、個性の強い顔つきと言えます。

後期型になると、スピンドルグリルの内部デザインが一新され、より立体感が強調されました。バンパー形状も流麗で一体感のある仕上がりになり、高級感と落ち着きを感じさせるスタイルへと進化しています。

リアビューにも注目すべき変化があります。前期型は比較的シンプルなリアコンビネーションランプを装備していましたが、後期型ではデザインが刷新され、シーケンシャルタイプのウインカーを採用。視覚的な洗練さと先進性が高まっています。

さらに、アルミホイールのデザインや車体色にも細かな変更が加えられており、同じNXであっても印象はかなり異なります。スポーティさを重視する方には前期型、上質感や落ち着きのある雰囲気を求める方には後期型が向いているかもしれません。

このように、NX10系の外装デザインはモデルチェンジにより大きな進化を遂げています。単なる見た目以上に、ブランドとしての方向性の変化も感じ取れるため、デザイン重視で車を選ぶ方は慎重に見比べてみると良いでしょう。

内装の違いと快適装備の進化

レクサスNX10系の前期型と後期型では、内装デザインと快適装備の面でも違いが見られます。とはいえ、基本的なインテリアの構成は共通しており、違いは細かな部分に集約されています。

まず、内装の全体的なデザインですが、前期型はスッキリとした水平基調でまとめられており、操作系が左右対称に配置されているのが特徴です。対して後期型では、使い勝手を重視して細部が見直され、スイッチ配置の最適化や質感の向上が図られています。大幅な変更ではないものの、運転席周りの操作性に配慮された設計になっています。

装備に関しては、後期型でより充実しています。例えば、ハンズフリーパワーバックドアが一部グレードで標準装備となり、荷物を持った状態でもリアゲートを開閉できる利便性が追加されました。こうした装備は実際の利用シーンで違いを感じやすいポイントです。

また、ヒーター付きステアリングホイールや前席シートベンチレーションといった寒暖差に対応した装備も、グレードによっては後期型でより多く採用されています。特に「Iパッケージ」や「バージョンL」では快適性が強く意識された内容となっています。

一方、前期型でも十分な装備内容を備えており、高級感や静粛性には定評があります。ただし、グレードによっては本革シートや電動パワーシートなどがオプションとなっている場合もあるため、中古車購入時には装着の有無を確認する必要があります。

このように、NX10系の内装における差は一見わかりづらいかもしれませんが、実際に使用するうえでの快適性や利便性には違いが現れます。後期型では日常の使い勝手に直結する改良が加えられており、細かな装備の違いを見極めることで、満足度の高い選択が可能になるでしょう。

安全装備の違いと標準化のポイント

レクサスNX10系における安全装備の違いは、前期型と後期型を比較するうえで重要なポイントです。特に後期型では、先進安全機能が標準化されている点に注目すべきです。

前期型では、「プリクラッシュセーフティシステム」や「レーダークルーズコントロール」、「レーンディパーチャーアラート」などの安全機能がオプション扱いとなっており、装備されていない車両も存在します。つまり、前期型を選ぶ場合は、その車両にどの安全機能が付いているかを事前に確認しなければなりません。

一方、後期型からは「Lexus Safety System +」が全グレードに標準搭載されるようになりました。このパッケージには、衝突回避支援、車線逸脱警報、オートマチックハイビーム、追従型クルーズコントロールなどが含まれています。特に、高速道路での運転支援や、夜間の視認性向上に貢献する機能が追加されている点は安心感につながります。

さらに、後期型では装備の進化に伴い、カメラとミリ波レーダーを組み合わせた認識精度の向上も実現されています。交差点での出会い頭の衝突リスクを軽減するような機能は搭載されていないものの、当時の国産SUVの中では非常に高い水準の予防安全性能を誇ります。

これらを踏まえると、安全性を重視する場合には、後期型の方が安心して選びやすいと言えます。中古車市場でも、後期型は比較的新しく走行距離の少ない個体が多いため、システムの劣化や経年劣化のリスクも抑えられるという利点があります。

もちろん、前期型でもオプション装着されている車両であれば同様の安全性能を得られる可能性がありますが、その分、車両価格が割高になるケースも考えられます。購入の際は、装備内容とコストのバランスをよく見極めることが重要です。

レクサスNXの前期と後期の違いと選び方のコツ

  • 前期と後期のどっちが良い?目的別に解説
  • パワートレインの違いと走行性能の差
  • 燃費性能と維持費の違いを比較
  • 中古車市場での前期・後期の流通状況
  • コストパフォーマンス重視で選ぶなら
  • 最新機能と装備の充実度で選ぶなら

前期と後期のどっちが良い?目的別に解説

レクサスNX10系の前期型と後期型は、それぞれ異なる魅力を持っており、用途や重視するポイントによってどちらが良いかが変わってきます。選択の基準を明確にすることで、後悔のない車選びができます。

まず、予算を重視する方には前期型が適しています。中古車市場では前期型の方が流通量が多く、価格も比較的手ごろです。総額270万円から狙えるモデルもあり、走行距離がやや多めでも状態の良い車両が見つけやすい点がメリットです。特に「200t Iパッケージ」は装備と価格のバランスが取れており、費用を抑えつつ高級SUVを楽しみたい方に向いています。

一方で、最新の安全機能や乗り心地を重視する方には後期型がオススメです。2017年9月以降に登場した後期型は、「Lexus Safety System +」が全車標準装備されており、安心感が段違いです。また、サスペンションの見直しによって走行安定性が向上し、運転のしやすさもレベルアップしています。年式も新しいため、車両コンディションが良好なものが多いのもポイントです。

デザイン面で個性を求める人には前期型の方がフィットするかもしれません。よりアグレッシブで鋭い印象のある外観は、好みが分かれるところですが、他車と差をつけたい方には魅力となるでしょう。逆に、後期型は落ち着きと洗練を感じさせるデザインに仕上がっており、万人受けしやすい印象があります。

このように、コスト、装備、安全性、デザイン性といった観点で自分の優先順位を整理することで、前期・後期どちらが自分に合っているかが見えてきます。価格を抑えて装備とのバランスを求めるなら前期型、高機能と快適性を求めるなら後期型を選ぶのが基本的な考え方です。

パワートレインの違いと走行性能の差

レクサスNX10系のパワートレインは前期・後期ともに大きな違いはありませんが、走行性能の面では微妙な改良が施されています。ガソリン車とハイブリッド車の違いも含めて、自分の使い方に合った選び方が重要です。

NX10系には2種類のパワートレインが用意されています。ひとつは2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載した「200t(後に300)」、もうひとつは2.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「300h」です。前期型・後期型ともにこの構成は共通ですが、後期型ではサスペンションやシャシーの調整により、走行時の挙動がより安定しています。

ターボモデルは低回転域から力強い加速が得られ、高速道路や坂道でもストレスなく走行できる特性を持っています。とくに「Fスポーツ」グレードでは、専用ダンパーや剛性強化パーツが組み込まれており、よりダイレクトなハンドリングを楽しめます。走りを重視する方にとっては魅力の大きい選択肢と言えるでしょう。

一方、ハイブリッドモデルは燃費性能に優れており、街乗り中心のユーザーや、走行距離が多い人に向いています。電気モーターのアシストにより静かでスムーズな加速が可能で、乗り心地も穏やかです。また、環境性能の高さも購入の動機となるでしょう。

ただし、どちらのパワートレインも6速ATである点や基本設計が共通であるため、パワー面での劇的な差は感じにくいかもしれません。ドライブモードの切り替えやFF/4WDの選択によって、走行感覚に違いが生まれることもあります。

このように、走りを楽しみたい方はガソリンターボモデル、燃費と快適性を求めるならハイブリッドがおすすめです。後期型ではサスペンションチューニングが施され、さらに洗練された走りが実現されているため、よりバランスの取れた運転体験を求めるなら後期型を選ぶと満足度が高くなるでしょう。

燃費性能と維持費の違いを比較

レクサスNX10系における前期型と後期型の燃費性能そのものはほぼ同等ですが、維持費まで視野に入れると選び方に違いが生まれます。パワートレインや駆動方式、走行条件によっても影響が出るため、購入前に把握しておくことが重要です。

ガソリンモデル(200t/300)は、前期・後期ともにJC08モードで12.8km/L程度とされており、実燃費では10km/L前後と考えるのが一般的です。一方、ハイブリッドモデル(300h)は21.0km/L(JC08モード)とされており、実際の走行環境でも15~18km/L程度が見込めます。主に市街地や短距離走行が多い人にとって、ハイブリッドは明確な燃費メリットがあります。

維持費については、燃料代以外にも自動車税やメンテナンス費用が影響します。ガソリンモデルは車両価格が安めで選びやすい反面、燃費や消耗品の交換頻度がやや高くなる傾向があります。特にスポーツ走行や長距離ドライブを頻繁に行う場合は、タイヤやブレーキパッドの摩耗も早くなる可能性があります。

一方で、ハイブリッドモデルはバッテリーの劣化を気にする人もいるかもしれませんが、レクサス車のバッテリーは高寿命で、保証も充実しているため安心です。また、エンジンとモーターの併用により、ブレーキの摩耗が少なく、整備費用が抑えられる点も利点です。

なお、後期型ではシャシー性能の向上によって安定した燃費を実現しやすくなっており、実走行での燃費差が少し出ることもあります。年式が新しいことで整備履歴が明確な車両が多く、予期せぬ出費のリスクが低いという意味でも後期型にはメリットがあります。

こう考えると、走行距離が多い人や低燃費を重視する人にはハイブリッドの後期型が向いており、初期費用を抑えたい人やスポーティな走りを楽しみたい人にはガソリンモデルの前期型が選択肢となります。

中古車市場での前期・後期の流通状況

レクサスNX10系は、中古車市場でも人気の高いSUVですが、前期型と後期型では流通量や価格帯に違いがあります。購入時の選択肢や価格相場を理解することで、よりスムーズに自分に合った車を見つけられます。

まず、流通量に関して言えば、2014年から販売が始まった前期型は市場での在庫が非常に豊富です。約600台以上が流通している時期もあり、価格帯やグレード、走行距離などの選択肢が多く、自分に合った車両を見つけやすいという特徴があります。価格も総額270万円からと、予算を抑えて購入したい人には魅力的です。

それに対して後期型は、2017年9月以降に登場したため、市場に出回っている台数はやや少なめです。目安としては180台前後が流通しており、前期型に比べると選べる幅が限定的になります。その分、車両の年式が新しく、走行距離が短い物件も多いため、コンディション重視の方には適しています。

また、グレードによっても流通状況に差があります。前期型では「200t Iパッケージ」や「Fスポーツ」が人気で、在庫も比較的多めです。後期型では「300h バージョンL」など高装備グレードの流通がやや目立ちますが、価格は総額400万円前後からと、やや高めの設定になっています。

中古車相場は需要によって変動するため、今後モデルチェンジが進んでいく中で、人気のある後期型は値上がり傾向になる可能性もあります。特に状態の良い個体や装備の充実したグレードは、早めに売れてしまうことも珍しくありません。

いずれにしても、前期型は価格重視、後期型は装備・安全性重視といった傾向があるため、予算と用途に応じて柔軟に選ぶことが大切です。流通状況をチェックしながら、焦らず検討することが、満足度の高い購入につながります。

コストパフォーマンス重視で選ぶなら

レクサスNX10系を選ぶ際に、コストパフォーマンスを重視したいと考えている方にとっては、前期型のモデルが有力な選択肢になります。初期費用を抑えつつ、レクサスならではの高級感や走行性能を得たい場合、前期型は非常にバランスが取れたモデルです。

まず価格面では、前期型は総額270万円程度から購入可能な車両があり、予算に限りがある方にとって現実的な選択肢となります。特に「200t Iパッケージ」は、比較的装備が充実しているにもかかわらず価格が抑えられていることから、人気の高いグレードです。車両によっては本革シートやLEDヘッドライトなど、快適装備もそろっており、コストを超える満足度が期待できます。

一方、前期型は安全装備がオプションであったため、装備内容に差が出やすいという点は注意が必要です。購入前には、衝突被害軽減ブレーキやレーダークルーズコントロールの有無をしっかり確認しましょう。装備次第では、予算内で安全性能にも妥協しない選択が可能になります。

さらに、中古車市場における前期型の流通量は豊富で、走行距離や状態、色、装備構成など、自分の希望に近い車両を見つけやすいのも魅力の一つです。選択肢が多いということは、相場を比較しながら納得いく1台を見つけやすいということでもあります。

ただし、年式がやや古くなる分、走行距離が多い車両や外装・内装に使用感が出ているものもあるため、現車確認や整備記録のチェックが重要です。あらかじめ点検整備や保証付きの販売店を選ぶことで、トラブルのリスクを減らすことができます。

このように、コストを抑えつつレクサスの上質感を味わいたい方には、前期型NXが非常に魅力的です。価格、装備、流通量のバランスが良く、条件さえ整えば高い満足感を得られるモデルと言えるでしょう。

最新機能と装備の充実度で選ぶなら

装備の充実度や先進機能にこだわってレクサスNX10系を選びたい場合、後期型がオススメです。特に2017年9月のマイナーチェンジ後に登場した後期型は、デザインの洗練だけでなく、安全性や利便性を高める装備が標準化された点が大きな特徴です。

代表的な進化のひとつが「Lexus Safety System +」の標準装備です。これにより、衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報、追従型クルーズコントロールなど、先進の予防安全機能が全グレードで利用可能となりました。前期型ではこれらの機能はオプションであったため、後期型の方が安心感のある選択肢となります。

また、装備面では、後期型からハンズフリーパワーバックドアやシーケンシャルウインカーが導入され、使い勝手と先進性が向上しました。中でもハンズフリーバックドアは、荷物で手がふさがっている時にも足元の動きでリアゲートを開閉できるため、日常生活での利便性が高い装備です。

インテリアの質感も細かく見直されており、スイッチ類の操作性向上やディスプレイの視認性改善など、ユーザーにとって実用的な改良が加えられています。こうした細やかな進化は、毎日の運転の中で快適さや満足感に直結します。

後期型の中古車は、年式が新しい分、走行距離が短くコンディションが良好な車両が多いというメリットもあります。故障リスクが低く、最新機能を活かした快適なカーライフを送りたい方には後期型が適しています。

価格面では前期型に比べて高めではあるものの、装備や機能の進化によって、その価値を十分に実感できる内容となっています。長く乗り続けたい人にとっても、後期型の方が満足度は高くなるでしょう。特に安全性と快適性を最優先に考えるなら、後期型を選んでおくことは非常に理にかなった判断と言えます。

総括:レクサスNXの前期と後期の違いをまとめて比較すると?

  • 後期型は2017年9月のビッグマイナーチェンジで登場
  • 前期型は2014年7月から2017年8月まで生産されたモデル
  • 外装デザインは後期型でフロントグリルやバンパーが刷新された
  • 後期型はリアにシーケンシャルウインカーを採用
  • ボディサイズは全長が10mm伸びた以外ほぼ同じ
  • 内装は後期型でスイッチ配置や質感が向上した
  • 後期型にはハンズフリーパワーバックドアが採用された
  • 前期型では安全装備がオプションだった
  • 後期型はLexus Safety System +が全車標準装備
  • シャシーやサスペンションは後期型で改良され安定性が向上
  • ターボ車は前期で200t、後期で300という名称に変更
  • パワートレインは前後期ともに基本構成は共通
  • 前期型は中古市場で流通量が多く価格も手ごろ
  • 後期型は年式が新しく装備が充実している
  • 用途や予算によって前期・後期どちらにも選ぶ価値がある

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