レクサスISの欠点と注意点|狭い乗り心地・燃費や維持費の落とし穴とは

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レクサスISの欠点と注意点|狭い乗り心地・燃費や維持費の落とし穴とは

レクサスがいい・イメージ

レクサスISは高級スポーツセダンとして多くの支持を集めていますが、その一方で内装の収納スペースが狭いやハイブリッドでも燃費が伸びにくいといった声も少なくありません。

実際に燃費悪いという口コミの真相やIS300hの実燃費に関する評価を知ることで、購入後のギャップを防ぐことができます。また維持費が高くつくケースもあり、サスペンションが硬めで快適性に欠ける点や視界が悪く運転しづらい場面も気になる要素です。

レクサスISの欠点から見る購入時の注意点をしっかり把握しておくことで、失敗しない選び方につながります。中古で人気の旧型はかっこいい反面、装備の古さが目立つ年式もあるため注意が必要です。

記事のポイント

①:レクサスISの収納や室内空間の実用性について理解できる

②:ガソリン車やハイブリッド車の燃費性能の傾向がわかる

③:維持費やタイヤ交換などにかかるコストの注意点がわかる

④:旧型モデルの装備や快適性に関するリスクが把握できる 

レクサスISの欠点を徹底的に解説

  • 内装の収納スペースが狭い
  • 燃費悪いという口コミの真相
  • 維持費が高くつくケースも
  • サスペンションが硬めで快適性に欠ける
  • 視界が悪く運転しづらい場面も

内装の収納スペースが狭い

レクサスISは上質な内装デザインが評価されている一方で、収納スペースの少なさが不満の声として挙がっています。これは日常使いでの実用性を重視するユーザーにとって、見過ごせない欠点です。

具体的には、グローブボックスの容量が小さめで、車検証や取扱説明書を入れるとそれだけでほとんど埋まってしまうことがあります。また、センターコンソールやドアポケットも比較的狭く、小物類を整理するのが難しいという意見も見受けられます。

このように、デザイン重視の設計によってスタイリッシュな見た目は実現されているものの、その反面で実用面が犠牲になっている部分があるのです。特にファミリーユースや荷物が多い方には、日常的な不便を感じる可能性があります。

収納が限られるため、必要に応じてシートバックポケットや後付けの車載小物入れを活用するなど、工夫が求められます。快適性を重視するならば、この点を事前に理解した上で検討するのが望ましいでしょう。

燃費悪いという口コミの真相

レクサスISに対して「燃費が悪い」という声があるのは事実ですが、その背景には複数の要素が絡んでいます。単に数値だけを見て評価するのではなく、車の性格や用途も踏まえて考える必要があります。

まず、ガソリンモデルのISでは排気量が大きいエンジンが多く、街乗り中心では燃費が伸びにくい傾向にあります。例えば、V6エンジン搭載モデルでは7km/L前後の実燃費というケースも少なくありません。これは加速性能を重視した設計のためで、パワーを出す分だけ燃料消費も増える構造です。

一方で、ハイブリッドモデルであっても「期待したほどではない」という評価が一部に見られます。特にIS300hでは16km/L前後の燃費を記録することが多いものの、プリウスなどのエコカーと比較すると物足りなさを感じる人もいます。

ただ、スポーツセダンとしての走行性能や高級感を考慮すると、燃費性能はある程度妥当とも言えます。目的が「静かで滑らかな走りを楽しむこと」なのであれば、燃費が最優先ではないはずです。

このように、燃費についての評価は乗る人の使い方や期待値によって大きく異なります。レクサスISを選ぶ際は、燃費に対する考え方を明確にしておくと納得のいく選択ができるでしょう。

維持費が高くつくケースも

レクサスISは高級セダンとしての魅力を備えている反面、維持費が高額になりやすいという側面もあります。購入後の負担を正しく把握しておくことが、後悔のない選択につながります。

その理由の一つは、定期点検や消耗品の交換費用が比較的高いことです。レクサス車専用の部品や純正オイルを使用する必要があるため、トヨタ車などと比べてメンテナンス費が割高になりがちです。さらに、ハイグレードなモデルではタイヤサイズが大きく、交換時には1本あたりの費用が2万円を超えることも珍しくありません。

また、排気量によっては自動車税や重量税の負担も無視できません。たとえば、IS350などの3.5Lモデルは年間の自動車税が高く、保険料にも影響します。

このようなコストは、所有年数が長くなるほど積み重なっていきます。少なくとも5年以上乗ることを前提とするなら、初期費用だけでなく年間維持費も事前に計算しておくべきです。

一方で、レクサスディーラーによるアフターサービスの質は高く、手厚い保証制度もあるため、安心感は得られます。品質と信頼性を重視する人にとっては、それに見合ったコストといえるかもしれません。

サスペンションが硬めで快適性に欠ける

レクサスISはスポーティな走行感覚を追求しているため、足回りの設定が比較的硬めです。その結果、乗り心地に関しては賛否が分かれます。

走行時の安定感やハンドリング性能を優先した設計であるため、コーナリングでは車体のブレが少なく安心して操作できます。特にIS FやF SPORTグレードでは、ダンパーが強化されており、よりスポーツカーに近い乗り味が得られます。

しかしその一方で、路面の凹凸をダイレクトに感じやすく、乗り心地が「硬い」「突き上げがある」と感じる方も多いようです。特に街中の段差や舗装の荒れた道では、その特徴が顕著に表れます。快適性を重視するユーザーには、やや不満を覚える場面があるかもしれません。

乗員が長時間乗る場合や、同乗者が高齢者や子どもである場合には、この足回りの硬さがマイナスに働く可能性があります。購入前に実際に試乗して、自分や家族に合った乗り心地かどうかを確認することが重要です。

走行性能と快適性のバランスは、どちらを優先するかによって評価が分かれるポイントです。好みに合えば満足度は高くなりますが、期待する方向性によっては注意が必要です。

視界が悪く運転しづらい場面も

レクサスISはデザイン性の高いボディラインが特徴ですが、それにより視界の悪さを感じる場面があるという声も聞かれます。特に運転初心者や街乗り中心のユーザーにとっては気になるポイントかもしれません。

まず、フロントピラー(Aピラー)が太く設計されているため、交差点での右左折時に歩行者や自転車を見落としやすい傾向があります。これは視覚的な死角が生まれやすくなるためで、都市部など交通量が多い場所では慎重な確認が必要になります。

また、リアウィンドウの傾斜が強いため、後方視界も限定的です。駐車時にはバックカメラに頼る場面が多くなりがちですが、カメラ映像だけでは距離感がつかみにくいと感じる人もいます。特に夜間や雨天時にはさらに注意が必要です。

加えて、サイドミラーが比較的大きめであるにもかかわらず、後方斜め方向の視認性には限界があります。車線変更の際や合流時には、ミラーだけでなく目視の確認も欠かせません。

このような視界の制約は、車のデザインや安全基準との兼ね合いによるものです。スタイリッシュな見た目を優先して設計された結果といえますが、運転中の安全性を考えると、あらかじめ体感しておくことが大切です。試乗の際には視界チェックを重視し、自身の運転スタイルと合うか確認することをおすすめします。

レクサスISの欠点から見る購入時の注意点

  • ハイブリッドでも燃費が伸びにくい
  • IS300hの実燃費に関する評価
  • 一部モデルで乗り心地がひどいという声
  • コンパクトなボディゆえの狭い室内
  • 中古で人気の旧型 かっこいいが注意点も
  • 装備の古さが目立つ年式もある
  • 高出力モデルはタイヤ交換も高額に

ハイブリッドでも燃費が伸びにくい

レクサスISのハイブリッドモデルは、燃費性能の向上を目的としていますが、期待していたほど数値が伸びないと感じるユーザーも一定数存在します。この点は、購入前にしっかりと理解しておくべき要素です。

多くの人が「ハイブリッド=高燃費」とイメージしますが、ISの場合はそう単純ではありません。例えば、信号が多い市街地や短距離走行を繰り返すような使い方では、エンジンとモーターの切り替え頻度が高くなり、燃費が伸びにくくなる傾向があります。

さらに、車両重量が比較的重いため、発進時のエネルギー消費も大きく、低速域ではハイブリッドの恩恵が感じにくいという側面もあります。モーターアシストが得意とする状況でなければ、思ったほどの燃費改善が見られないのです。

このような燃費特性を理解せずに購入すると、期待とのギャップにがっかりするかもしれません。走行環境や使い方に応じて、燃費性能が発揮される場面を見極めることが重要です。

ハイブリッドでも万能ではないという事実を踏まえたうえで、自分のライフスタイルに合っているかを検討することが、満足度の高い選択につながります。

IS300hの実燃費に関する評価

IS300hの実燃費は、カタログ値よりもやや控えめに感じるという意見が多く見受けられます。これは多くのハイブリッド車に共通する傾向ですが、特にスポーティセダンという性格上、燃費性能だけを重視する設計ではないことが背景にあります。

実際には、一般的な街乗りで13〜16km/L、高速道路では17km/L前後の燃費が期待できます。ただし、エアコン使用時や渋滞路での走行では10km/L台前半に落ち込むこともあるため、実用面では注意が必要です。

IS300hは静粛性が高く、加速も滑らかで快適なドライブが可能な一方で、モーターの出力に頼りすぎると燃費が伸びにくい傾向にあります。また、パワーモードを多用するドライバーにとっては、燃費より走行性能を優先してしまいがちです。

それでも、同クラスのガソリン車と比較すれば良好な燃費性能ではあるため、燃費と走行性能のバランスを求める人には適した選択肢といえます。あくまで「エコ重視」ではなく、「快適かつ効率的に走れる車」として捉えると、評価は変わってくるはずです。

一部モデルで乗り心地がひどいという声

レクサスISの中でも一部のモデルでは、乗り心地に対して厳しい評価が見られます。特にスポーツグレードや硬めの足回りを持つ仕様において、その傾向が強いようです。

IS FやF SPORTなど、スポーティな走りを意識したモデルは、サスペンションがしっかりと締め上げられている分、路面からの衝撃がダイレクトに伝わりやすくなります。そのため、凹凸のある道路やマンホールの段差を通過する際に「突き上げ感が強い」「ゴツゴツして不快」と感じる人もいます。

また、タイヤサイズが大きいモデルでは、扁平率の低さもあいまってクッション性が低下しがちです。これは見た目や走行安定性には貢献しますが、乗り心地を求める層には向いていない場合もあるでしょう。

特に長距離運転や家族とのドライブを重視する人にとっては、柔らかめの乗り心地を好む傾向があります。購入を検討する際は、実際に試乗して感触を確かめることが欠かせません。車選びにおいて、自分の用途と乗り心地の相性を見極めることが大切です。

コンパクトなボディゆえの狭い室内

レクサスISはスポーツセダンとしてシャープなボディラインを持っていますが、そのコンパクトさが室内空間の狭さにつながっています。特に後部座席や荷室のスペースには、やや窮屈さを感じる場合があります。

まず、全体的に車幅は標準的ながら、キャビン部分の空間はタイトに仕上げられており、特に後席の足元スペースには余裕がありません。身長の高い人が乗ると、膝元が前席に当たることもあるため、長距離移動では疲れやすくなることがあります。

トランクスペースに関しても、スポーツ走行を意識した設計上、奥行きが浅めで大きな荷物は積みにくい構造です。ゴルフバッグやスーツケースを載せたい場合には、事前の確認が必要になります。

前述の通り、運転席周辺の装備や質感は高く評価されていますが、それと引き換えに空間効率は後回しになっている印象です。見た目のスタイリッシュさを優先するあまり、実用性の面では妥協が必要な部分もあるでしょう。

使用目的が一人または二人でのドライブであれば気になりにくいものの、家族で使う車としては不便さを感じる場面もあるため、ライフスタイルに合った選択が求められます。

中古で人気の旧型 かっこいいが注意点も

レクサスISの旧型モデルは、今でも根強い人気があります。特に2代目や初期の3代目モデルは、シャープで存在感のあるデザインが評価され、「かっこいい」と感じるユーザーも多いです。

この魅力的な外観に惹かれて中古で購入を検討する方も少なくありませんが、注意すべき点も存在します。特に走行距離やメンテナンス履歴によって、コンディションに大きな差が出る傾向があります。見た目が良好でも、内部の劣化や経年によるトラブルの可能性は避けられません。

また、旧型は現行モデルと比べると安全装備や先進機能が少なく、運転支援系の機能がほとんど備わっていない車種もあります。そのため、最新の装備を期待して購入すると、ギャップに戸惑うかもしれません。

購入を検討する際には、ディーラーでの整備履歴がある車両や、CPO(認定中古車)など信頼できるルートで探すのが安心です。見た目の良さだけで即決せず、年式ごとの特徴や装備の違いもあらかじめ確認しておくことが大切です。

装備の古さが目立つ年式もある

レクサスISはモデルチェンジを繰り返しながら進化してきましたが、年式によっては装備の古さが目立つものも存在します。特に2010年以前のモデルでは、現代の車に当たり前となっている機能が搭載されていないケースもあります。

例えば、先進安全装備の中でも自動ブレーキや車線逸脱警報などは、多くの旧型モデルでは採用されていません。また、インフォテインメントシステムも現行車に比べて画面が小さく、操作性が直感的でないと感じる人もいるでしょう。

さらに、BluetoothやUSBポートの非搭載、スマートキー非対応といった点は、日常の利便性に影響する部分です。こうした装備面での差は、車に慣れている人ほど不便さを感じやすいかもしれません。

ただし、装備の古さはカスタマイズや後付けである程度補える部分もあります。ナビやオーディオなどは社外品の導入によって快適性を向上させることも可能です。

購入を検討する際は、年式ごとの装備内容を把握し、自分の求める機能がどこまでカバーされているかを確認しておくことが重要です。最新機能を求めるのであれば、年式の新しい個体や上位グレードを選ぶと良いでしょう。

高出力モデルはタイヤ交換も高額に

レクサスISの中でもIS350やIS Fなどの高出力モデルは、走行性能の高さが魅力です。しかし、それに伴う維持コストとしてタイヤ交換費用が予想以上にかかる点には注意が必要です。

このタイプのモデルでは、18インチ以上の大型ホイールを標準装備していることが多く、それに合うタイヤも高性能なものが求められます。グリップ力や耐熱性に優れたスポーツタイヤが使用されるため、1本あたりの価格が2万円を超えることも珍しくありません。さらに、4本すべてを交換するとなれば8万円以上になるケースもあります。

また、高出力モデルではタイヤの摩耗も早く、走りを楽しむ頻度が高いほど交換のサイクルも短くなります。サーキット走行やワインディングを好むユーザーにとっては、1〜2年で交換が必要になることも十分あり得ます。

加えて、偏平率が低くタイヤの厚みが薄いため、路面からの衝撃を受けやすく、パンクや損傷のリスクも高まります。タイヤの種類や性能を下げて費用を抑える方法もありますが、車本来の性能を活かせなくなる可能性があるため、安易な妥協は避けるべきです。

スポーツ走行の楽しさと引き換えに、定期的な出費が必要になる点はあらかじめ理解しておきたいポイントです。購入前には維持費全体のバランスも検討材料に加えておくと安心です。

総括:レクサスISの欠点をまとめて整理すると

  • グローブボックスや小物入れが全体的に狭い
  • ガソリンモデルは街乗りで燃費が悪化しやすい
  • ハイブリッドでも期待ほど燃費が伸びにくい
  • IS300hの実燃費はカタログ値よりやや低め
  • 高出力モデルはタイヤ交換費用が高い
  • メンテナンスや純正部品のコストが割高
  • 自動車税や保険料が高くなるモデルがある
  • サスペンションが硬く快適性に欠ける
  • 路面の凹凸を乗員が強く感じやすい
  • 視界に死角が多く運転時に注意が必要
  • 後方の視認性が悪くバック時に不便
  • ボディサイズの割に室内空間が狭い
  • 後席の足元スペースが窮屈になりやすい
  • 旧型モデルは先進安全装備が不足している
  • 年式が古いと装備の古さが目立つ

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